「芋くさ令嬢ですが悪役令息を助けたら気に入られました」シリーズ
- 著者
- 桜あげは
- イラスト
- くろでこ
- レーベル
- オーバーラップノベルスf
- 刊行年
- 2021-2024
- 巻数
- 7巻
- アニメ化
- —
『芋くさ令嬢ですが悪役令息を助けたら気に入られました』シリーズは、伝統重視の家で古い装いをしていた公爵令嬢アニエスが、王女の婚約破棄騒動をきっかけに公爵令息ナゼルバートと結ばれ、辺境領で暮らすことになる物語。舞台は王都の社交界と、役人不足や不毛の土地を抱える辺境領スートレナを中心とする王政社会で、強化魔法を使うアニエスが領地の改善、社交の立ち回り、周囲の人間関係に向き合っていく。新婚生活から社交界、隣国への視察、学校建設、出産と子育てまでがつながり、家庭と領地の両方の問題が広がっていく。王都の新聞報道や神官長、商会の動きも絡み、貴族社会と地方行政の両面が物語に入っていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 追放先の辺境で、理不尽に虐げられてきた二人が支え合いながら暮らしを立て直す流れが読みやすい。
- アニエスの健気さと、ナゼルの溺愛ぶりの組み合わせが甘くて楽しい。
- 領地経営や社交、結婚式など生活の積み重ねがあり、恋愛だけでなく暮らしの変化も見どころになる。
- 脇役のメイドや弟、周辺の新しい人物が動いて、場面ごとの賑やかさがある。
- ざまあ要素や勧善懲悪の分かりやすさがあって、気軽に追いやすい。
こんな人におすすめ
- 甘々な溺愛ものと、追放後の再スタート物語が好きな人。
- ざまあ展開を軽めに楽しみたい人。
- 領地運営や辺境での暮らしの立て直しに興味がある人。
- じれじれよりも、安心感のあるカップルのやり取りを見たい人。
- さくさく読める分かりやすい展開を求める人。
人を選ぶポイント
- 敵役や黒幕の描写が単純で、緊張感は強くない。
- 中盤以降は事件の処理があっさり感じられ、深掘り不足に見える場面がある。
- 主人公の鈍感さや自己評価の低さ、実家側へのもどかしさが気になることがある。
- 一部の脇筋や後日談が中途半端に感じられる巻がある。
- 現代風の食べ物や設定の細かな整合性に引っかかる読者もいる。
テンポ・読後感
- 全体は軽快で、テンポよく進む読み味。
- 前半は不遇からの逆転が気持ちよく、後半は日常と恋愛の甘さが増していく。
- 事件は起きるが重苦しさは薄く、安心して読める空気が強い。
- 巻を重ねるほど、騒動よりも二人の関係性と領地の安定感が前に出る。
- ほんわか、のんびり、ニマニマしながら読める雰囲気。
キャラクターへの評価
- アニエスは優しくて健気だが、自己評価の低さや鈍さに少しもどかしさが残る。
- ナゼルは有能で甘やかし上手、独占欲や過保護の強さが魅力として受け止められている。
- 弟ポールは成長が分かりやすく、救われる展開が好評。
- ロビンは言動の軽薄さや悪どさが目立ち、嫌悪感を持たれやすい。
- 脇役はケリーやエミリアのように、場を明るくする存在が印象に残りやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
王女殿下に婚約破棄された悪役令息と結婚!? 完璧な公爵令息から予想外に溺愛されてます!
伝統ばかりにこだわる家柄のせいで、いつも古臭いドレスとメイク姿のアニエスは、社交界で時代遅れの『芋くさ令嬢』と馬鹿にされていた。 そのため、婚約者を見つけようとパーティーに参加しても連戦連敗の日々……。 今日もパーティーに参加していたアニエスは、偶然にも王女に婚約破棄された公爵令息ナゼルバートを救ってしまう。 そしてその姿を見た王女に、彼との結婚と辺境への追放を命じられて!? 普通の令嬢であれば落ち込むところだが、家の方針を煩わしく思っていたアニエスは、辺境でのびのびした生活を満喫できると快諾! 敏腕メイドの手により『脱・芋くさ』した姿で、開花した強化魔法の力を使い、辺境のために奮闘していく! すると、最初は冷たかった辺境の人々もだんだんと受け入れてくれるように! さらに、成り行きで結婚することになったナゼルバートも、アニエスとの距離をぐいぐい縮めてきてーー!?
この巻のあらすじ
辺境での新婚生活に新たな問題発生!? 旦那様との日々のため、『芋くさ令嬢』芋を投げます!
時代遅れの姿から『芋くさ令嬢』と呼ばれていたアニエス。 彼女は、王女に婚約破棄された公爵令息・ナゼルバートを助けたことで、彼との結婚&辺境で暮らすことを命じられてしまう! 成り行きで始まった辺境生活だったが、アニエスはのびのびした暮らしを満喫! 夫となったナゼルバートとの関係も良好で、ついには彼から告白を受けることに! アニエスも、妻として大切にしてくれるナゼルバートへ想いを伝えようとするが、うまくいかない日々が続く。 そんな中、王都からナゼルバートの元部下・トッレがやってくる。 いつも元気だったトッレが珍しく落ち込んでいたため事情を聞くと、彼もナゼルバート同様ロビンに婚約者を奪われたと判明し!? さらに、その婚約者・リリアンヌを諦められないトッレから、彼女はアニエスたちが暮らす辺境に入ったとの情報がもたらされーー。 次々に舞い込んでくる問題に、アニエスたちの新婚生活はどうなってしまうのか……!?
この巻のあらすじ
幸せいっぱいの結婚準備は波乱の幕開け!?
『芋くさ令嬢』と呼ばれ、王女の命令でナゼルバートと結婚することとなったアニエス。 王都での婚約破棄騒動も落ち着き、スートレナに戻ってきた彼女は充実した生活を送っていた。 そんな折、真剣な顔をしたナゼルバートから「結婚式をしよう」と提案される! 驚きつつも受け入れるアニエスと喜ぶナゼルバート。 二人は結婚指輪を作るため、銀細工で有名なヒヒメ領を訪れることに! ヒヒメ子爵家にて歓待を受けることになるのだが、賑やかな家族のなかで長女のソニアが虐げられていることに気付く。 気になったアニエスが事情を探ると、子爵家では次女ばかりを可愛がっており、ソニアは神官長の愛妾として差し出される予定だと知る! さらには、神官長が元王妃の関係者で、彼女を失脚させたナゼルバートを恨んでいることも判明し……? 巻き込まれ続きのアニエスは無事、結婚式を挙げられるのかーー!?
この巻のあらすじ
はなやかな社交界は新米夫人の試練の場!?
『芋くさ令嬢』と呼ばれ、王女の命令でナゼルバートと結婚することとなったアニエス。 神官長の起こした騒動も解決し、結婚式も挙げた二人は今まで以上に幸せな日々を過ごしていた。 そんな中、アニエスは領主夫人として周囲の役に立ちたいと苦手な『社交』への挑戦を決意! 早速、王都で開かれる王妃ラトリーチェのお茶会に参加するが、経験不足からうまく立ち回れず『芋くさ令嬢』だと馬鹿にされる始末。 不甲斐ない気持ちを抱え、会場を去ることに……。 さらに、落ち込むアニエスの前に一人の女性記者が現れる。 記者は不躾な質問ばかり投げかけ、ついにはアニエスの不貞まで疑ってくる。 その様子に驚きつつも疑惑を否定し、記者を振り切るアニエス。 しかし、翌日には「アニエスが浮気している」という新聞が出回っていた! でたらめだが記事は広がり、スートレナで待つナゼルバートのもとにも届く。 すると彼はアニエスを連れ戻すため動き始めてーー?
この巻のあらすじ
幸せな未来のカギは隣国の土地改善!?
『芋くさ令嬢』と呼ばれ、王女の命令でナゼルバートと結婚することとなったアニエス。 妊娠が発覚したアニエスが穏やかに過ごす一方で、ナゼルバートは忙しく領地を駆け回っていた。 しかし、役人不足は日々加速するばかり。 根本的な解決を目指す二人は、育成のための学校建設を決意し、隣国ポルピスタンへ視察に行くことに! 訪れたのは、ポールの通うマスルーノ国立学校。 視察では成長した弟の姿も見ることができ大満足のアニエスだったが、なんと宿への移動中にはぐれて迷子になってしまう……! そこを助けてくれたのはポルピスタンの王子バレンだった! 無事宿に着き、お礼をしたいと伝えたところ食料事情改善の手助けを依頼され……? 話を聞くと、この国でもスートレナのような不毛の土地が増えているらしい。 問題解決が領地の役にも立つと考えたアニエスたちは、依頼を受けることに! しかし、調査を進める中でアニエスの『強化魔法』に目を付けられてしまいーー!?
この巻のあらすじ
新たな家族の誕生にますます幸せいっぱい!
『芋くさ令嬢』と呼ばれ、王女の命令でナゼルバートと結婚することとなったアニエス。 出産を間近に控えたアニエスは、優しい旦那様に見守られ、穏やかで幸せな時間を過ごしていた。 そんな折、修道院にいたロビンが脱走したとの知らせが入ってくる! 予想外の知らせに不安を抱えつつも離れた土地での出来事だと、早期解決を願うアニエスたち。 そうして多少の問題は起きつつも、アニエスは元気な赤ちゃんを出産! ソーリスと名付け、ナゼルバートと大切に育てていくことを決意する。 しかし、幸せな時間を壊すようにロビンの事件の続報が入ってくる。 それは他国の手引きがあり、今も逃走を続けているというものでーー!? 過去にロビンに狙われたことがあるアニエス。 危機感を覚えたナゼルバートは妻を守るためすぐに対策を練り始める。 だが『聖なる魔法』を駆使したロビンは兵たちの目をかいくぐり、スートレナに姿を現して……?
この巻のあらすじ
辺境の最強夫婦が国際問題も解決!?
『芋くさ令嬢』と呼ばれ、王女の命令でナゼルバートと結婚することとなったアニエス。 元気いっぱいな息子ソーリスに手を焼きつつも領主夫人の仕事もしっかりこなし、充実した日々を過ごしていた。 そんな中、隣国ポルピスタンの王子バレンが屋敷を訪れる。 ラトリーチェの子供の成長を祝うためやってきたバレンだったが、マイザーンの侵攻など悩み事が多いのか少し疲れている様子。 マイザーンの侵攻はポルピスタンの隣にあるスートレナにも影響があり助力を求められるが、ナゼルバートは手いっぱいだと介入しないことを決める。 その後、バレンとともに王都へ向かうアニエスたち。 すると道中、思いつめた様子のケリーから望まないお見合い話を持ち込まれていると相談される。 大事な侍女のためアニエスは王都近くにあるケリーの実家へ向かうのだが、見合い話を持ち込んできたのがマイザーンとの取引で台頭してきた商会だと発覚しーー?
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