犯罪街イレッダで賞金稼ぎをしているラルフとリザが、少女シエナに関わる依頼をきっかけに、異能力者《銀使い》やギャング組織、魔女の関係者が絡む抗争へ巻き込まれていくシリーズ。殺人や薬物が黙認される街を舞台に、依頼の遂行、護送、復讐、対立の連鎖が重なり、ラルフとリザの二人を軸に事件が広がる。依頼の相手や敵対勢力が巻ごとに入れ替わりながら、犯罪街の深部へ踏み込んでいく構成の全4巻。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
犯罪街イレッダを舞台に異能と銃弾が錯綜するピストルオペラの幕が開く。
編集部
第25回電撃小説大賞で物議を醸した問題作。犯罪街イレッダに住む問題児の賞金稼ぎコンビが、訳アリ少女娼婦の誘拐を命じられたことから、世界の勢力図を塗り替える巨大な陰謀に巻き込まれていく。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
『されど竜は罪人と踊る』シリーズの愛読者 強くてかっこいい男女バディが活躍するハードボイルドが好きな人 ピストルオペラが好きな人 ノワールな異能バトルを楽しみたい人 洋画めいたワイズクラックの応酬に痺れる人
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AI分析(あらすじ)
犯罪街や裏社会の抗争、異能力を使う賞金稼ぎの物語に関心がある人。
著者情報
この項目をレビュー編集部
野宮有は日本のラノベ作家兼漫画原作者。本作で電撃文庫からデビューした。代表作は以下。 『魔法少女と麻薬戦争』 『どうせ、この夏は終わる』 『ミステリ作家 拝島礼一に捧げる模倣殺人』 『嘘と詐欺と異能学園』 『愛に殺された僕たちは』 『わたしの家族飼育日記』
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
マシマサキは日本のイラストレーター。洗練された美麗な塗りに定評がある。イラストを手掛けたラノベは以下。 『姫騎士様のヒモ』 『初級魔術マジックアローを極限まで鍛えたら』 『ホムンクルスはROMらない~異世界にいるホムンクルスがレス返ししてきた件~』 『堕天使設定のV系ヴォーカリスト、召喚された異世界で救世主となる』 『「英雄支配のダークロード」シリーズ』 『名探偵は推理で殺す』 『孤高の暗殺者は、王女を拾い育てる』
受賞歴
この項目をレビュー編集部
第25回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》受賞。
編集部
ハードボイルドやノワールジャンルが好きな人なら楽しめる異色作。悪党どもが闊歩する犯罪都市の描写は『されど罪人は竜と踊る』のエリダナを連想させる。ラルフとリザのテンポ感重視の毒舌の応酬は小気味良いものの、気取った言い回しは些か鼻に付く。
作品Q&A
合わない人・注意点は? ストーリー
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文体はどんな感じ? ストーリー
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評価されるポイントは? ストーリー
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チョコレート・アンダーグラウンドとは? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 無法地帯・犯罪街イレッダを舞台に、異能と銃撃が交錯するハードボイルドなノワール・ファンタジーとして評価する声が多い。
- ラルフとリザの毒舌・皮肉の掛け合いが軽快で、男女バディものとしての相性の良さを高く評価する読者が目立つ。
- 異能バトルとクライムアクションのバランスが取れており、能力が単なる演出ではなく物語の展開に効いている。
- 展開の二転三転や伏線の張り方に、構成力・地力の高さを感じた。
- 退廃的で過激な世界観ながら、読み進めると希望や救いを感じられる面もあるとする声がある。
こんな人におすすめ
- ハードボイルドやピストルオペラ、洋画風の刑事ドラマ的な台詞回しが好きな人。
- 強くてかっこいい男女バディが活躍する退廃的な異能アクションを求める人。
- 『ブラック・ラグーン』のような無法地帯設定や、マフィア・裏社会ものに親しみがある人。
- 恋愛より相棒関係や掛け合いを楽しみたい読者。
- 文体や世界観のクセに抵抗がなく、濃いめのノワールを咀嚼できる人。
人を選ぶポイント
- 洋画翻訳調・スノッブ寄りの文体や、台詞の多さ・説明口調の冗長さで読みにくいと感じる声がある。
- 掛け合いやジョークが「狙いすぎ」「滑る」と感じ、キャラの毒舌が刺さらない。
- 「狂」「イカれ」などの語感が強く、感情描写に入り込みにくい・退廃の空気が薄く感じる。
- バトルや説明が全体的にクドく、読後に「面白いが満腹感がある」と感じる読者もいる。
- 好みが分かれる作品で、合わない読者には最初から噛み合わない。
テンポ・読後感
- 人が次々と落ちるバタバタ感と、派手なドンパチアクションでテンポよく進。
- 不条理で過激な状況が続く一方、ふざけた会話が交わることで独特のテンポを生んでいる。
- 物語は二転三転し、退屈しにくいスリル感があるとする意見が多い。
- 1巻は文章が荒い・把握しにくい。
- ブラックで血生臭い雰囲気ながら、全体としてはややマイルドに感じる読者もいる。
キャラクターへの評価
- ラルフとリザの相棒コンビは、互いに罵倒し合いながらも根は良い関係で、シリーズの核として支持されている。
- リザのクレバーさ、クールさ、他者への毒舌・悪態が特に好評。
- ラルフは買ったものを召喚する異能など、わかりやすい能力設定と相まって印象に残りやすい。
- シエナをはじめ、強気で肝の据わったヒロイン陣にも魅力を感じる。
- 恋愛色より相棒・共犯者的な距離感が保たれている点を評価する読者が目立つ。
巻一覧
この巻のあらすじ
「ねえ、ラルフ。ところで今日の仕事、殺しの許可は?」 「政府公認。愛と正義の為に、どうぞ連中を皆殺しにしてください、だとさ」 おっと、勘違いするなよ? 俺とリザは、殺人もクスリも黙認してくれる寛容な犯罪街イレッダでご依頼主様のために、クズどもをぶっ殺す善良な賞金稼ぎだ。 まぁ、ご依頼主様が良い奴か悪い奴かは関係ないがな。何より大切なのは金だ。 そんな俺たちに与えられたのは、少女を捕らえろというちっぽけな仕事。だがそれも、悪魔の異能力者《銀使い》の襲撃で、狂気に満ちた《愉快な誘拐劇》に変わってしまったわけだがーー。 第25回電撃小説大賞で物議を醸した最大の問題作、《選考委員奨励賞》受賞。
この巻のあらすじ
「ラルフ、やっぱり殺し合いは最高だね」 「ああ、相手が銃も刀も効かないクソッタレじゃなければな」 人質に取られているシエナを解放するため、犯罪組織フィルミナード・ファミリーの腐れ仕事をこなす《銀使い》のラルフとリザ。 そんな二人の前に組織への復讐を誓う能力者ウェイドが姿を現す。 ラルフとリザの猛攻をものともせず、ウェイドは圧倒的な力で組織の構成員を虐殺していき、シエナの身にまで危険が迫る事態に。 熾烈さを増していく復讐劇、だがラルフは自分にあまりにも似たウェイドの悲劇的な過去を知りーーーー 最狂クライムアクション第2弾、開演。
この巻のあらすじ
「……ずっと邪魔だって思ってたんだ。あんたも、あの少女娼婦も」 「リザ、それが本心ってことか?」 魔女の関係者を突き止めるため、ロベルタファミリーの幹部ハイルの誘拐を企む賞金稼ぎのラルフとリザ。 しかし、ハイルの護衛にはリザの昔の仲間たちを虐殺した猟犬部隊の元分隊長ラーズの姿が。 因縁の相手を前にしたリザは、ラルフとの作戦を無視し決別。一人、硝煙と殺意に覆われた戦場に身を投じる。 それを仕組んでいたかのようにシエナを狙うハイルが動き出しーー。 最狂クライムアクション第3弾、開幕!
この巻のあらすじ
シエナを狙うハイルの策略により、犯罪街イレッダは地獄と化した。 そして、数多の銀使いとギャングから命を狙われることになったラルフとリザ。 しかし、幾度の困難を乗り越えてきた二人はもう迷わない。 少女娼婦シエナが囚われている、〈イレッダの深淵〉へーー。 「リザ、さっさとこの茶番劇を終わらせるぞ。反吐が出る」 「珍しく同意見。じゃあ、あいつら殺そうか」 全ては一片の穢れなき理想のために、最後の戦いの幕が開く。 最狂クライムアクション、堂々完結。
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