近未来の日本にある未来計画特区・蜂原を舞台に、ウェアラブルデバイスで生活情報が管理される都市と、電波の渋滞から生じる怪異「JAM」を描くガジェットアクションシリーズ。主人公の奏矢は、電波を視覚や触覚で体感できる特異体質を持つ中高生の一人として、同じ体質の仲間とともにJAM対策のバイトに関わる。物語は、都市伝説として広がる怪異の正体、通信インフラを支える企業、対立する組織、街に流れる情報と感情の動きへと広がっていく。学園生活と怪異退治が並行しつつ、蜂原という都市の仕組みと、その中で何を選ぶかがシリーズ全体の軸になる。続編では、街の根幹に関わる勢力や計画が前面に出る。続編がある構成で、同じ舞台の中で対立と真相の範囲が段階的に広がる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- スマホやアプリを使って怪異に対抗する発想が新鮮。
- 情報化された近未来都市と「電波が見える」設定の組み合わせが目を引く。
- 変わり者の仲間やヒロインの掛け合いに軽さと遊びがある。
- バトルものとしての骨格は分かりやすく、設定自体は面白い。
- シリーズ全体では、世界観や素材の良さを評価する声が残る。
こんな人におすすめ
- 近未来SFやサイバーパンク風の舞台設定が好きな人。
- ガジェットを使った異能バトルを読みたい人。
- 重厚さより、軽めのノリやテンポを求める人。
- キャラ同士の掛け合いを楽しみたい人。
- 設定の面白さを先に味わいたい人。
人を選ぶポイント
- 物語の盛り上がりが弱く、淡々と進む印象がある。
- キャラの掘り下げが浅く、感情移入しにくい場面がある。
- バトルや事件の緊張感が薄く、軽すぎると感じやすい。
- 展開が中途半端、後半が雑に見える巻がある。
- 事件や怪異の動機づけが弱く、設定の説得力に引っかかることがある。
テンポ・読後感
- 全体のテンポは軽快だが、熱量は控えめ。
- 事件の導入は強いのに、その後は日常寄りのゆるい流れになりやすい。
- 迫力や切迫感より、肩の力を抜いて読める空気が前に出る。
- 途中でダレたように感じる巻があり、起伏はやや不安定。
- シリアスとラブコメの切り替えがある一方、緊張感は持続しにくい。
キャラクターへの評価
- 主人公は不安や動機が伝わりにくく、共感しづらい。
- ヒロインや仲間は個性的だが、印象が薄い、出番が物足りない。
- 変態寄りの仲間やクセのある人物は好意的に見られている。
- ネットアイドルや生徒会長など、目立つキャラは一部で強く記憶に残る。
- キャラ同士の会話は面白いが、深みや説得力はもう一歩と見られやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
日常をブレイクするガジェット・アクション!
近未来の日本。 高度に情報化され、ウエアラブルデバイスで生活の全ての情報が手に入る未来計画特区・蜂原。 通称「ピース・シティ」と呼ばれるその街では、電波の渋滞による怪異「JAM」が人間をくるわせるという都市伝説的噂が流れていた。 主人公・奏矢はある夜、JAMによる怪異に遭遇するが、そこに現れたのは、数世代前のガジェットから光る剣を発生させ、JAMを退治する少女だった。 電波に対する感受性を生まれながらに持つ「ニュータイプ」である奏矢たちは、電波発生装置としてのジャンクガジェットを駆使してJAMと戦うバイトをすることに!? 安全で快適で健全なはずの街に流布するオカルティックな噂ーーひと癖も二癖もある仲間との怪しいバイトで、奏矢たちがたどり着いた真相は……。 この街で必要なのは、システムへの適応(アップデート)か、脱獄(ジェイルブレイク)か。奏矢たちのサヴァイヴが始まる!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
アプリで戦う学園ガジェットバトル第2弾!
近未来。 生活のすべてがウェアラブルデバイスにより管理可能なスマートシティ・蜂原。蜂原では、視覚、触覚によって電波を「体感できる」という特異体質をもった中高生たちが出現し始めていた。 その特異体質をもつ主人公・奏矢は、同じ高校に通う特異体質の仲間と電波の渋滞による怪異「JAM」を退治するバイトを始める。 ある日、ネット配信の生放送中に「JAM」を見てしまい錯乱するネットアイドルの動画が配信され、大騒ぎに。 奏矢たちはそのアイドルとの接触を試みるが、彼女は過激な思想を持つ少女・黒笹雫に率いられる組織「白虎ヌーベルバーグ」への勧誘を受けていた。 奏矢たちと対立する組織を率いる雫たちの本当の目的とは? そして、「JAMが人を殺す」「JAMが人に人を殺させる」都市伝説的に膨らむ電脳の海の噂の中で一体、本当のこととは……? 近未来ガジェットアクション、第2弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
「――未来はこの手で掴みます」。
高度に発達したウエアラブルデバイスとインターネットが、市民生活に深く根ざしている未来計画特区・蜂原。平和を謳う未来都市では、電波にまつわる怪異「ジャム」の存在がまことしやかに囁かれていた。しかし、ただの都市伝説に過ぎなかった噂が、次々と起こる事件によって徐々に現実味を帯びていくこととなる。
そんな中で、奏矢たち〈視聴覚準備室〉メンバーは街の通信インフラを支配する企業「リンクス」に勤める舞羽の父親・清文の元を訪れ、事の真相を問いただすことになった。この街の真実を知った彼らは事態の収拾へと乗り出す。その一方で、〈白虎〉率いる雫は街の根幹を揺るがすような計画を企てていた。様々な思惑の元、扇動される民衆。悪意が悪意を生む泥沼。膨大な感情や情報が電波に乗り、街を覆いつくそうとしている。戦いの中で選択を迫られる奏矢たち。彼らは各々が戦う理由を導き出そうと苦悩する。
「力を得たことが運命だというなら、未来はこの手で掴みます」
――待ち受ける未来はユートピアか、ディストピアか。物語はクライマックスへと突き進む。近未来ガジェットアクション第3弾!!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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