二人の女子高生を中心に、未来人が持ち込んだ“対戦者”制度と殺し合いに巻き込まれる物語です。舞台は現代の高校生活と、二十七世紀の未来技術が介入する非日常が重なる構成で、御堂小夜子は能力を持たないまま生存を迫られます。長野恵梨香は幼馴染として小夜子を支え続けてきた立場から、彼女を助ける覚悟を固めます。物語は、戦いに選ばれた側と、それを見守る側の視点を通して進み、関係性と選択の重みを軸に展開します。全2巻で完結する構成です。|short_comment:未来人に選ばれた女子高生と、彼女を助ける幼馴染の選択を描く物語。|appeal_point:二人の女子高生を軸に、未来人の制度と殺し合いに巻き込まれる関係性を描く点。|work_features:未来人が介入する対戦制度と、能力を持たない少女の生存劇。|content_features:二十七世紀の未来人が大学の“教材”として【対戦者】を選び、特殊能力を与えられるはずの小夜子に「何も無し」が与えられる。能力者同士の殺し合いの中で生き延びる視点と、幼馴染の恵梨香が小夜子を助ける覚悟を固める視点が並ぶ。|ai_librarian_features:[

構造レビュー

編集部判定 判定なし

ストーリーの良さ B (2) レビュー

理由・補足

編集部

オーソドックスなデスゲームものだが、主催者が二十七世紀の未来人で、小夜子たちが教材として選出されている所が斬新。ウェットな百合要素が入っている点は『魔法少女育成計画』や『死亡遊戯で飯を食う。』を彷彿とさせる。

キャラクター A (3) レビュー

理由・補足

編集部

クレイジーでサイコパスな人物が揃っており、裏切りや駆け引きを弄し対戦者を陥れる言動に、エキセントリックな狂気が迸っていた。御堂小夜子と長野恵梨香の湿度の高い百合描写もファンのツボを押さえている。一人だけ能力を授からなかった小夜子がゲームを有利に進めるべく他人を利用し、機転を利かせて立ち回る様子もスリリング。

設定・世界観 A (3) レビュー

理由・補足

編集部

デスゲームの主催者として二十七世紀の未来人を起用し、デスゲーム自体を試験に見立てた発想が面白い。参加者に与えられる異能もトリッキーだった。

話題性 B (2) レビュー

理由・補足

編集部

小説家になろうの人気作。読者の支持を受け書籍化されたが、amazonの投稿レビューも少なく、現状そこまで話題になっているとは言い難い。

初心者向け B (2) レビュー

理由・補足

編集部

デスゲームに馴染みがない読者は入り辛い世界観。小夜子の卑屈なキャラも好みが分かれる。地の文が少なく、状況説明が足りない点は不親切。

読後感の良さ B (2) レビュー

理由・補足

編集部

胸糞鬱展開に耐性がある人は楽しめるものの、万人向けとは言い難いメリーバッドエンド。

テンポの良さ B (2) レビュー

理由・補足

編集部

デスゲームものではあるが、参加者が多すぎず少なすぎずテンポよく進んでいた。序盤の小夜子は逃げ回ってばかりでストレスが募る。

読みやすさ B (2) レビュー

理由・補足

編集部

背景の掘り下げや心情描写、状況説明がやや不足しており映像が浮かびにくい。矛盾点は脳内で補完して読み進めた。

短評・キャッチコピー

この項目をレビュー

編集部

未来人主催のデスゲームに強制参加させられた陰キャ女子高生は、熱愛する親友の為に命を賭け、捨てる。

編集部

未来人主催のデスゲームに強制参加させられた主人公が、同じく参加者となった親友を救うために全てを捧げる百合デスゲーム。もとは小説家になろうカクヨムに連載されていた作品。

こんな人におすすめ

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  • AI分析(あらすじ)

    - 未来人や能力バトルの設定がある物語を読みたい人 - 女子高生二人の関係を軸にした非日常ものに関心がある人 - 生存をかけた対戦と、助ける側の視点がある作品を探している人

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編集部

Syousa.は日本のラノベ作家。小説家になろうカクヨムで連載していた本作が読者の支持を獲得し、商業デビューを果たす。代表作は他に『コボルドキング』など。

イラストレーター情報

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編集部

jimaoは日本のイラストレーター兼漫画家。

メディアミックス状況

この項目をレビュー

編集部

倫理きよ(@rinrikiyo)コミカライズが既刊2巻まで発売中。

編集部

第10回ネット小説大賞受賞。

編集部

女子高生がデスゲームに強制参加させられる話自体は珍しくないが、未来人の教材として選ばれた設定が目新しい。主人公だけスキルなしチートなしなアンチテーゼも面白い。 ドロドロ闇鍋な愛憎渦巻く共依存、お互いへの執着が極まって狂気にまで高じた百合が好きな人にはおすすめ。

作品Q&A

評価されるポイントは? ストーリー
ベストアンサー
【おすすめキャラクター】 御堂小夜子 本作の主人公の女子高生。勉強も運動も人間関係も苦手な根暗な少女。突然デスゲームに巻き込まれ何もできず右往左往していたものの、親友の長野恵梨香が同じゲームに参加させられている事実を知り、彼女を生かして帰す為に全てを捧げる覚悟を決める。恵梨香を女神のように崇拝している。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 無能力の主人公が能力者と頭脳戦で立ち向かう展開が面白い。
  • 未来人主催・大学教材という設定の独自性と、弱点やステージ設計でどちらも勝てるルール作りが好評。
  • 残り時間・対戦領域・能力推測など、力だけでは生き残れない仕掛けが読み応えがある。
  • 激重な感情・依存・狂気を伴う「愛」の描写が心に刺さる、感情の暴力とも言える迫力がある。

こんな人におすすめ

  • デスゲーム×頭脳戦のライトノベルが好きな読者。
  • 幼馴染同士の関係性や、重い感情描写を求める読者。
  • SF的な設定の裏付けやルール説明を楽しめる読者。

人を選ぶポイント

  • 苦しくしんどい場面が多く、感情の重さや狂気を伴う描写が強い。
  • 紙書籍化に際し、時代感や表現面で違和感を感じたという批判的な声もある。
  • 続刊への期待が強く、区切りの時点では物語が途切れて感じる可能性がある。

テンポ・読後感

  • 読書中に鳥肌が立つほど感情の重さが伝わる。
  • 狂おしくも愛おしい物語で、値段に見合う完成度。
  • 始めと途中からで印象がガラッと変わる読み味で、後半にかけて緊張感が高まる。

キャラクターへの評価

  • 御堂小夜子:運動も勉強も人間関係も苦手な根暗な主人公ながら、親友のために戦う覚悟を決める姿が印象的。
  • 長野恵梨香:小夜子の心の支えとなる優しい幼馴染として、物語の原動力になっている。
  • 監督者キョウカや未来人側の関係者:厳しい事情やルールが明かされ、設定に深みを与える存在として語られる。

巻一覧

あなたの未来を許さない 上
2023年11月 ISBN 9784391159301
この巻のあらすじ

運動も勉強も人間関係もダメな女子高生、御堂小夜子。彼女はある晩、二十七世紀の未来人から大学の“教材”として【対戦者】に選ばれた。【対戦者】には特殊な力が与えられるはずが、小夜子の能力は無効化でも消去能力でもなく「何も無し」。そして【対戦者】との殺し合いに巻き込まれる。能力者相手に抗う術など無く、毎夜を生き延びるためだけに足掻く小夜子。だがある夜を境に、彼女は戦うことを決意するのだった。

あなたの未来を許さない 下
2023年11月 ISBN 9784391159318
この巻のあらすじ

運動も勉強も人間関係も優秀な女子高生、長野恵梨香。彼女は幼馴染の御堂小夜子にいつも助けてもらっていた。犬に噛まれた時。お父さんが事故で死んじゃって落ち込んでいた時。小夜子だけは一緒にいてくれた。恵梨香にとって小夜子は一番の大切な友達。だからこそ、自分の選択に後悔なんてしていない。怖くて、悲しくて、どうしたらいいのかわからなかった恵梨香は、ある夜を境に、彼女を助ける覚悟を決めるのだった。

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