初恋の恋人・晴香と交際を始めた高校生のもとに、晴香と生き別れた双子の妹・時雨が義妹として現れるところから始まる、近親に見える関係と恋愛感情の揺れを軸にした現代恋愛シリーズ。舞台は高校生の日常と家庭の再編で、主人公は晴香と時雨のあいだで気持ちを整理できずに揺れる。物語は、恋人との関係を保とうとする意志と、義妹との距離が近づくことで生じる葛藤を中心に進み、会話と接触を通じて関係が変化していく。シリーズ全体では、三人の感情の行き違いと選択が積み重なり、恋愛関係の形が少しずつ変わっていく。4巻構成で完結する。恋愛の軸は一貫しており、家族関係と恋愛感情が重なる構図が続く。最終巻まで、誰に気持ちが向くのかという揺れが物語を引っ張る。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 恋人と瓜二つの義妹が同居に入ってくる設定が強く、最初から関係図の危うさで引き込。
- ただの刺激物ではなく、主人公の臆病さや誠実さ、ヒロインたちの感情の積み重ねで泥沼に説得力が出ている。
- 途中から一気に空気が変わる構成で、甘さ・いたずら・シリアス・背徳感の振れ幅が大きい。
- どちらを応援するかで読み味が変わり、時雨派・晴香派それぞれの感情移入ポイントがある。
- ラスト付近の畳みかけや引きの強さが印象に残り、続きが気になる作りになっている。
こんな人におすすめ
- ドロドロした恋愛劇や三角関係を、感情の揺れ込みごと楽しみたい人。
- きれいな純愛より、背徳感や不道徳さを含むラブコメが好きな人。
- ヒロインの魅力だけでなく、主人公の迷い方や弱さまで含めて読みたい人。
- 先の展開を追うより、関係が崩れていく過程そのものを味わいたい人。
- いわゆる“普通の同居ラブコメ”では物足りない人。
人を選ぶポイント
- 恋人がいる状態で義妹と関係が深まるため、倫理面の引っかかりはかなり強い。
- 晴香の言動や価値観にストレスを感じやすく、読後感は軽くない。
- 主人公の優柔不断さや流され方に、もどかしさを覚えやすい。
- 逆NTR的な空気や修羅場の濃さが苦手だと、かなりしんどい。
- さわやかな恋愛や安心して読めるラブコメを期待すると外れやすい。
テンポ・読後感
- 序盤は同居ラブコメの体裁を取りつつ、徐々に不穏さを増していく。
- 中盤以降は感情の圧が強くなり、甘さよりも緊張感と依存の色が濃くなる。
- 章や巻の終盤で一気に状況が動き、引きの強さで読ませる。
- 全体として軽快さより、じわじわ追い詰めるような重さが前に出る。
- かわいさと毒気が同居していて、読後にざらつきが残る。
キャラクターへの評価
- 時雨は小悪魔的な可愛さに加えて、寄り添い方の重さと危うさが強く印象に残る。
- 博道は誠実さはあるが、迷いと弱さが目立ち、感情移入と苛立ちが同時に起きやすい。
- 晴香は純情さや夢見がちな面が目立ち、恋愛面では厳しく見られやすい。
- それぞれの立場に理屈があり、単純な善悪では割り切れない描かれ方になっている。
- ヒロイン同士の対比がはっきりしていて、どちらの魅力を強く感じるかで評価が分かれる。
巻一覧
この巻のあらすじ
俺が人生で初めての恋人・晴香と、交際一ヵ月にしてやっと手を繋げた日、親が再婚し晴香そっくりな義妹
が出来た。名前は時雨。似てるのも当然。時雨は家庭事情で晴香と離ればなれになった双子の妹だったのだ。
「情けない声。ホント可愛いなぁ、おにーさん」
「いけない彼氏さんですね。彼女と手を繋いでいる時に双子の妹のことを考えるだなんて」
「顔も体も彼女と同じ妹にドキドキしちゃうのは仕方ない。おにーさんは悪くない。悪くないんですよ」
淡い初恋に忍び込む甘い猛毒(あいじょう)。
奥手な恋人にはとても教えられない、小悪魔で甘えん坊な義妹との甘々"不"純愛ラブコメーー開幕!
この巻のあらすじ
初めての恋人・晴香と付き合って一ヵ月。親が再婚し恋人とそっくりな義妹が出来た。名前は時雨。晴香の生き別れの妹だ。 俺はそんな義妹とキスをした。 重ねられた時雨の唇の感触が忘れられない。晴香とキスはそれに塗り潰されて思い出せないのに。時雨を異性として意識する時間が増える。 でもそんなのは晴香に対する裏切りだ。俺は晴香との仲をもっと深め、時雨と距離を置こうとする。 だが俺がそう決意した日、時雨が高熱を出して倒れてしまい……? 彼女の双子の妹からの告白。高2の夏休み。お泊りデート。動き始める"不"純愛ラブコメ、『堕落』の第二巻!
この巻のあらすじ
「晴香のこと、忘れさせてくれ」
あの日、恋人・晴香の拒絶にショックを受けた俺は、 時雨にとんでもないことを言ってしまった。 留守電に残された、結婚すら視野に入れた晴香の 覚悟に恥ずかしくなる。反省した俺は時雨に言葉の 取り消しと謝罪を申し出る、がーー 「後戻りなんてさせない。絶対に。忘れさせてやる」 時雨は俺たちの今までの関係をネタに脅迫してきた! 晴香とやり直したいのに、逆らえず時雨にキスをする 俺。でもそれが不思議と嫌でもなくてーー
毒々しいまでの純愛。『崩壊』の第三巻!
この巻のあらすじ
マンガUP!にてコミカライズ連載中! 毒々しくも甘い、"不"純愛ラブコメ、第四弾。
「……博道くん。たすけて……」 理不尽な大人の脅迫により演劇が出来ないほど傷ついた晴香は、心の拠り所に俺を求める。 でも……俺はもう晴香を求めてはいなかった。俺の心にはもう時雨しか居ない。晴香の心が落ち着けば別れ話を切り出そう。迷いは無い。時雨の与えてくれた『猛毒』が俺の心の奥底まで染み込んでいたから。
だが俺は心するべきだった。 『猛毒』(あいじょう)とは身を滅ぼすが故に毒なのだと。
毒々しく色づいた徒花が、堕ちる。"不"純愛ラブコメ、最終章ーー
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