属性

霧に包まれ、天辺も底も見えない巨大な塔「シメオンの柱」を共通舞台に、七人の作家が同一世界の別々の物語を描くSFファンタジーアンソロジー。塔は何千何万年もこの地に在り続け、時代ごとに姿や呼び名を変えながら、信仰、畏怖、挑戦、利用の対象として扱われてきた。塔の外周には円環の橋が巡り、その上に多くの民が居ついて暮らしを営む。塔を見上げる者、挑む者、住まう者、恵みを受ける者など、立場の異なる人物を通して、この世界の成り立ちと距離感が少しずつ示される。同じ塔でも、宗教的な象徴として見るか、生活の拠点として使うか、突破すべき障壁として見るかで見え方が変わる構成になっている。

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  • AI分析(あらすじ)

    巨大建造物を中心にした世界設定や、共有世界を複数の視点で読む構成に関心がある人。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 7人の作家が同じ世界観を共有し、作品ごとの色はありつつも全体の雰囲気が大きく崩れない。
  • ファンタジー寄りの奇譚集として読めるため、短編を少しずつ味わいたい人には手に取りやすい。
  • 一部の収録作は印象に残りやすく、特定の話を目当てに読む楽しみがある。
  • いつもの読書から少し外れた、変化球のファンタジーとして受け取られている。

こんな人におすすめ

  • 共同世界観のアンソロジーや連作短編集が好きな人。
  • 作品ごとの当たり外れも含めて楽しめる人。
  • 王道から少し外れたファンタジーを試したい人。
  • 短い話をつまみ読みする感覚で読みたい人。

人を選ぶポイント

  • 作品全体の出来にかなりばらつきを感じる人がいる。
  • 文体や完成度を強く求めると、粗さが気になりやすい。
  • 合わない収録作があると、全体の印象も下がりやすい。
  • 同人誌的な手触りを苦手とする人には向きにくい。

テンポ・読後感

  • 短編を順に読む構成で、テンポは軽め。
  • 世界観は統一されていて、読み進めるうちに雰囲気に浸りやすい。
  • 作品ごとに温度差があり、読み心地にもムラがある。
  • しっとりした奇譚感と、気軽に読める軽さが同居している。

キャラクターへの評価

  • 作家ごとの個性はあるが、世界観に合わせたまとまりがある。
  • 初見の作家でも雰囲気の近さで入りやすい。
  • 収録作の中では、印象に残る話がはっきり分かれる。
  • キャラクターよりも、各話の空気感や設定の見せ方が印象に残りやすい。

巻一覧

シメオンの柱 ~七つ奇譚~
2025年2月 ISBN 9784286258966
この巻のあらすじ

天辺も底も見えない霧に包まれた巨大な塔。何千何万年もこの地にある塔は、時代ごとに姿を変え、呼び名を変える。ある時は信仰の対象として、ある時は畏怖の対象として、挑む者、住まう者、恵みを授かる者を生んできた。塔の周りには大きな円環の橋。そこには多くの民が居つき、暮らしを営んでいたーー。一つの世界観を共有した7人の新進気鋭の作家によるSFファンタジーアンソロジー。

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