ヴァイオレット・エヴァーガーデン

名作
基本情報
著者
暁佳奈
イラスト
高瀬亜貴子
レーベル
KAエスマ文庫
刊行年
2015-2020
巻数
4巻
アニメ化
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 名作

評価

ストーリーの良さ
S (4)
キャラクター
S (4)
設定・世界観
S (4)
話題性
SS (5)
初心者向け
B (2)
読後感の良さ
A (3)
テンポの良さ
A (3)
読みやすさ
A (3)

短評・キャッチコピー

編集部

自動手記人形の少女が紡ぐ、あなたに贈る手紙。

概要

編集部

両腕を失った戦災孤児の少女が、依頼人の手紙を代筆する自動手記人形として新たなスタートを切る物語。主人公ヴァイオレットの成長を縦軸に、彼女に代筆を頼んだ人々の事情を横軸に、奥行きあるヒューマンドラマを織り上げて感動をもたらしました。 最初は人形のように表情と感情に乏しかったヴァイオレットが様々な人々と触れ合いを経て、大佐が遺した言葉の意味を理解し、自分の気持ちに確信を抱く所が良かったです。

こんな人におすすめ

編集部

年の差恋愛にときめく人 主従恋愛が好きな人 感動的なヒューマンドラマを求める人 群像劇を求める人 涙腺崩壊したい人 人形のような美少女の変化を見届けたい人 手紙に特別な思い入れがある人

メディアミックス状況

受賞歴

編集部

第5回京都アニメーション大賞小説部門の大賞受賞作。

評価点

編集部

【おすすめキャラクター】 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 無口無表情な戦災孤児の少女。幼い頃にギルベルト少佐に預けられ、彼に戦術を叩き込まれて育ちました。兵士としては一流ですが常識に疎く、世間知らずな面も持ち合わせます。戦場でギルベルト少佐とはぐれたのち、失った両腕を義手に挿げ替え、自動手記人形として再出発を果たしました。

総評

編集部

年の差恋愛や元主従の男女の純愛が好きな人は読んで損なし。お仕事もの小説としても読みごたえ抜群で、ヴァイオレットが縁を結んだ依頼人全てに幸せになってほしいと願ってやみません。情感豊かな心理描写が深く静かに胸を打ちました。

ストーリーの説明

編集部

大佐が遺した言葉の意味を知りたい一心で仕事に取り組むヴァイオレットは勿論のこと、彼女と関わる人々のドラマも大変見ごたえあり。親子愛・家族愛を軸にしたハートフルなエピソードが多く、自然と涙腺が緩みました。

キャラクターの説明

編集部

恩人の大佐と引き離されたヴァイオレットが、一人の女性として生き方を模索しながら自立を図るさまを応援したくなりました。そんな彼女を支える職場の上司や友人たち、依頼人の優しい眼差しが素敵。喪失と再生をテーマにした、濃密なヒューマンドラマが堪能できます。

設定・世界観の説明

編集部

時代背景は20世紀初頭。国名や地名は架空なものの、文化的背景は近代ヨーロッパを彷彿とさせます。自動手記人形と呼ばれる代筆業が、戦後に台頭した婦人職の代表例として市民権を得ているのもポイント。牧歌的な田舎の風景が描かれたかと思いきや、大戦の爪痕から復興途上の国の様子も描写され、全体にノスタルジックな雰囲気が漂っていました。

話題性の説明

編集部

第5回京都アニメーション大賞小説部門の大賞受賞作。大賞が出たのはコンテスト始まって以来の快挙。京都アニメーション制作の2018年アニメが大ヒットし、劇場版が制作されました。シリーズ累計発行部数は70万部を突破しています。

初心者向けの説明

編集部

エンタメ特化のラノベよりは女性向けライト文芸を想起させる落ち着いた雰囲気。静謐で端正な文体は一般レーベルで出されても遜色ありません。

読後感のよさの説明

編集部

ヴァイオレットとギルベルトの想いが通じ合って終わるハッピーエンド。読後感は良いです。

テンポの良さの説明

編集部

緩急のペース配分は上手く取れています。

読みやすさの説明

編集部

情景描写が細かく会話文が少なめなので、人によっては読みにくいかもしれません。

巻一覧

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 上巻
ISBN 9784907064433
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 下巻
ISBN 9784907064440
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝
ISBN 9784907064815
ヴァイオレット・エヴァーガーデン エバー・アフター
ISBN 9784910052045

関連ニュース

星評価・感想

構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。

まだ感想はありません。