こころ食堂のおもいで御飯 〜仲直りの変わり親子丼〜
- 著者
- 栗栖ひよ子
- イラスト
- —
- レーベル
- スターツ出版文庫
- 刊行年
- 2019-2020
- 巻数
- 2巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
味オンチで恋人に振られ、内定先の倒産も重なった大学生・結が、注文に応じて料理を出す『こころ食堂』にたどり着くところから始まる現代の日常物語。祖母の焼きおにぎりをきっかけに食欲を取り戻した結は、店主の一心や商店街の人々と関わりながら店で働き始める。食堂には『おまかせ』の裏メニューがあり、客ごとの事情に合わせた料理が、食べたいものが分からない人や思い出の味を抱えた人の話を受け止める。給食を食べない転校生、すれ違う親子、芋煮会、新しく開店したケーキ屋、年越しやバレンタインなどの出来事が重なり、食堂と商店街を中心に人の記憶と関係が少しずつ広がっていく。結と一心の距離も、日々の会話と食事の場面を通じて変化していく。料理を通じて、家族のすれ違い、仕事の始まり、居場所の確保が並行して描かれる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 料理で心がほどける、やさしい読後感が強い。
- 何気ない悩みや人間関係を、ごはんを軸にあたたかく描く。
- クセのある周辺人物がにぎやかで、食堂の空気感が楽しい。
- 料理描写が食欲をそそり、表紙や題名の印象とも合っている。
- 恋愛や続きの気配がほどよく入り、シリーズとして追いたくなる。
こんな人におすすめ
- 疲れていて、重すぎない物語で癒やされたい人。
- ほっこり系の食堂もの、連作短編が好きな人。
- 料理×人情×少しの恋愛を気軽に読みたい人。
- 予想外の大きな波乱より、安心して読める展開を求める人。
- 食べ物の描写や「飯テロ」感を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 設定や展開は王道で、目新しさは強くない。
- 物語の都合を少し感じる場面があり、細部の説得力は好みが分かれる。
- しっかりした謎解きや強いサスペンスを期待すると物足りない。
- キャラクターの活躍に差があり、印象の薄い人物もいる。
- 料理の再現や能力設定は、リアリティ重視だと引っかかる可能性がある。
テンポ・読後感
- 展開は軽やかで、すいすい読める。
- 大きく荒れず、安心感のある空気が続く。
- ほっこり、じんわり、読後は気持ちがやわらぐ。
- 連作短編らしく、1話ごとの満足感がある。
- 元気がない時に寄り添う、やさしい温度感。
キャラクターへの評価
- 店主の一心は、頼もしさと料理の腕で強く印象に残る。
- 主人公の結は、受け身だけでなく行動的でおせっかいな面が目立つ。
- ミャオや四葉など、周辺人物の個性が物語をにぎやかにする。
- クセのある人物も嫌味が少なく、全体の居心地のよさにつながる。
- 恋愛の気配は強すぎず、関係性の変化を追いたくなる。
巻一覧
この巻のあらすじ
“あなたが心から食べたいものはなんですか?”――味オンチと彼氏に振られ、内定先の倒産と不幸続きの大学生・結(むすび)。そんな彼女がたどり着いたのは「おまかせで」と注文すると、望み通りのメニューを提供してくれる『こころ食堂』。店主の一心(いっしん)が振舞ったのは、むかし結の祖母が作ってくれた思い出の“焼きおにぎり”。懐かしい味に心を解かれ、結は食欲を取り戻す。不器用で優しい店主と、お節介な商店街メンバーに囲まれて、結はここで働きたいと思うようになり…。読めば元気が沸いてくる1冊!
この巻のあらすじ
結(むすび)が『こころ食堂』で働き始めてはや半年。“おまかせ”の裏メニューにも慣れてきた頃、まごころ通りのみんなに感謝を込めて“芋煮会”が開催される。新しく開店したケーキ屋の店主・四葉(よつば)が仲間入りし、さらに賑やかになった商店街。食堂には本日もワケありのお客様がやってくる。給食を食べない転校生に、想いがすれ違う親子、そしてついにミャオちゃんの秘密も明らかに…⁉ 年越しにバレンタインと、結と一心(いっしん)の距離にも徐々に変化が訪れて…。
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