札幌夜パフェ「紅うさぎ」の裏メニュー

基本情報
イラスト
シラノ
刊行年
2020
巻数
1巻
アニメ化
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 良作

評価

ストーリーの良さ
S (4)
キャラクター
S (4)
設定・世界観
S (4)
話題性
C (1)
初心者向け
S (4)
読後感の良さ
S (4)
テンポの良さ
S (4)
読みやすさ
S (4)

短評・キャッチコピー

編集部

兄の経営するバーへ用事のために訪れた主人公が、さまざまな夜パフェを楽しみながら、トラウマを乗り越えていく姿が見られる。

概要

編集部

兄に用事があり店を訪れた主人公は、そこで苦手なパフェを食べることになる。子どもの時のトラウマがあるものの、そこでは美味しく食べられたことから、「パフェバー・紅うさぎ」へたびたび足を運ぶことになる。兄との関係、パフェを出してくれる店長の存在、さまざまな出会いと関わりから、主人公が成長していく物語。

こんな人におすすめ

編集部

・パフェが好きな人 ・スイーツが好きな人 ・兄妹が登場する作品が好きな人 ・パフェバーに行ってみたい人

内容・特徴

編集部

兄に会うため「夜パフェ・紅うさぎ」を訪れた主人公。そこで、苦手だったパフェをごちそうされ、パフェの良さに気づいていく。さまざまな人との出会い、大切にしてくれる兄や友人たちと過ごしながら、美味しいパフェに癒され、前に進んでいくことになる。

著者情報

編集部

浅水ハヅキ(あさみ・はづき) 札幌在住。 日本スイーツ協会認定・スイーツコンシェルジュアドバンス資格を取得。

イラストレーター情報

編集部

シラノ イラスト、キャラクターデザインを手掛ける。

文体

編集部

丁寧に描かれており、作者のスイーツ好きがうかがえるほどの丁寧さ。特にパフェの説明が丁寧で、この作品をよりよくしていると感じられる。読みやすい文体。

世界観の作り込み

編集部

夜パフェと聞くとややハードルが高いように感じられたが、そんなことはなく、丁寧に夜パフェバーの様子が描かれていた。パフェのよさ、作る人の心遣いなども相まって、とても素敵で美味しそうな様子を感じられた。札幌という地方であるが、それを感じさせないような世界観である。

ジャンル・テーマ総評

編集部

パフェが苦手な主人公に対して、パフェバーの店長が丁寧に接してくところ、主人公の気持ちに寄り添ってパフェが登場してくるところなど、とても人情味を感じた。店長がなぜ前職を辞めて、パフェバーで働くことになったのか、人間としてのよさを感じさせる。また登場するパフェはどれもきれいで、美味しそう、と感じた。兄が妹である主人公を思う気持ちも多く、良い印象が強かった。

評価点

編集部

パフェの描写がとても美しく、美味しそうだと感じられた。細かい描写や説明が入っており、また店長からの丁寧な言葉はとても分かりやすい。また恋愛要素は匂わせ程度なのだが、パフェを通じて丁寧に描かれており、ゆっくりと進む恋の行方も楽しめるような作品であった。

【おすすめキャラクター】 池口 パフェバー「紅うさぎ」の店長。主人公の兄とは以前職場が一緒だった。パフェを作る天才と言われるほどのパティシエ。主人公の気持ちに沿って、パフェを作ってくれる。

総評

編集部

夜パフェがどんなものなのか、と思うこともあるかもしれないが、とても素敵な空間で、素敵なパフェが提供されているのを見ることができる。兄が妹を思う気持ちや、店長が主人公を思う気持ちなど、パフェを通じて多くの気持ちが通い合う作品。スイーツ好きな人にはとても気になる作品だとも感じた。

ストーリーの説明

編集部

ただのスイーツが登場する物語ではなく、パフェに関してとてもしっかりと描かれている作品。また、そのパフェを作る店長の思いや、妹を思う兄の気持ちなど、さまざまなことが盛り込まれている。恋愛要素は少しだけ匂わせられているが、自然な形でそれを受け入れることができる雰囲気に仕上げられていた。

キャラクターの説明

編集部

パフェバーという夜の店を経営する兄と、それを慕う妹である主人公、そして主人公にパフェを作る店長の三人の姿がしっかりと描かれている。主人公の周りの友人は、ごく普通の大学生だがとても仲が良く、主人公の人間性を感じさせられた。

設定・世界観の説明

編集部

パフェバーを知らなくても、こんなお店に行ってみたいと思える世界観ができていた。また甘いものだけ、お酒だけ、という雰囲気でもなく、どちらも楽しめる世界観がありよかった。主人公と兄の関係性、主人公にパフェを作ってくれる店長とのやり取りなど、人間関係にフォーカスされていたが、それに劣らず世界観がしっかりできている。

話題性の説明

編集部

特になし。

初心者向けの説明

編集部

初心者でも読みやすい作品であると感じられる。恋愛要素が匂わせ程度で、はっきりしていないが、その分パフェのこと、兄妹の絆、主人公を思いやる周囲の人々のことが描かれており、入り込みやすい作品であると感じる。

読後感のよさの説明

編集部

最後に書き下ろしの短編が入っているものの、世界観を壊すことなく入っているので、読後も悪くない。恋愛を求めると物足りなさを感じたが、短編があることでこれからの期待感もあり、よい読後感だった。

テンポの良さの説明

編集部

長編ではないこともあるが、サクッと読むことができる。引っ掛かりなく、次々進んでいく雰囲気。

読みやすさの説明

編集部

テンポの良さもあり、とても読みやすい。ストーリーの進み方など、サッパリしている雰囲気と、丁寧なパフェの様子がとても分かりやすい。

巻一覧

札幌夜パフェ「紅うさぎ」の裏メニュー
ISBN 9784094068313

星評価・感想

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