舞台は、動画投稿サイトで「歌ってみた」が身近になった現代の高校。進路に迷う灰谷杏子は、ハスキーな歌声で流行曲を歌う歌い手「ANN」の動画に引かれ、その人物が隣の席にいる高家庵だと知る。教室での会話をきっかけに二人は投稿活動を始め、杏子が言葉を作り、庵がそれを歌にして公開していく。匿名で見えるネット上の反応と、学校で直接顔を合わせる距離感が重なり、創作の手触りと日常の進行が並走する。再生数やコメントが返ってくる環境の中で、二人の関係と高校生活が少しずつ形を変えていく物語。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 動画制作やバンド活動を軸に、二人が少しずつ距離を縮めていく青春感がある。
- 口角が上がる、気分よく読めたなど、軽やかで読みやすい雰囲気が受けている。
- 再生数を伸ばす工夫や歌詞づくりなど、創作・表現まわりの題材が印象に残る。
- 百合要素を期待して手に取った読者にも、関係性の空気感が刺さっている。
- 物語の途中経過を楽しむタイプで、続きが気になる引きがある。
こんな人におすすめ
- 青春ものや、活動を通じて関係が深まる物語が好きな人。
- 百合っぽい空気感や、二人の距離感を楽しみたい人。
- 動画配信、音楽、バンドなどの創作題材に惹かれる人。
- さくさく読める軽めのラノベを探している人。
- 1巻時点の導入や余韻を楽しめる人。
人を選ぶポイント
- 1巻単体では話が途中で終わった印象が強い。
- 百合の濃さを強く求めると、やや薄めに感じやすい。
- 文章の単調さや、ところどころ不自然な文体が気になる読者がいる。
- 登場人物の倫理観や振る舞いに引っかかる場面がある。
- いくつかの要素が投げっぱなしに見え、続巻前提の作りに感じられる。
テンポ・読後感
- 全体は淡々としていて、冷静な筆致で進。
- 擬音や軽い言い回しがポップさを出している。
- 青春の高揚感はあるが、熱量は控えめで落ち着いた読後感。
- 活動の進展を追うテンポで、派手さより積み上げ型の印象。
- 途中で終わるため、読後は余韻と物足りなさが同居する。
キャラクターへの評価
- 主人公たちの感情は伝わりやすく、関係性の空気が魅力として受け止められている。
- 二人の意気投合や共同作業が、青春ものとして好意的に見られている。
- 一方で、主人公の文章力や言動に首をかしげる声がある。
- 周囲の人物や男性キャラの登場で、百合期待が揺れる場面がある。
- 振る舞いの危うさはあるが、作中で触れられるため大きな不満にはなりにくい。
巻一覧
あなたの歌声が、わたしを捕まえた
この巻のあらすじ
教室で隣に座っていたあの子は『歌い手』でした
「高家さんって、ANNでしょ」 動画投稿サイトで『歌ってみた』という行為をする『歌い手』が当たり前になった時代。 進路に悩む高校2年の女子、灰谷杏子(はいたにきょうこ)はある動画の歌声に強く惹かれる。 ハスキーな声質なのに流行のラブソングを歌っていた「ANN」という歌い手にハマった杏子は、休み明けの学校で「ANN」が隣席に座っていた高家庵(こうけいおり) であると気づく。 思わぬ出会いを経て意気投合し、共同で動画の投稿を始めた二人だったが、あるとき杏子が考えた歌詞を庵が歌ったことをきっかけに、二人の世界は大きく変わり始める。 「なんか再生数が凄いことになってるんだけど」? これは『誰もがクリエイターになる時代』の物語。気鋭の書き手が送る、悩める高校生の青春ストーリー、開幕!
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
まだ感想はありません。
