火星の都市マルスシティを舞台に、便利屋の鈴木さやかと、スーツ姿の悪党チュチェ・フェレイラが、依頼や思わぬ罠をきっかけに街を駆け回る連作シリーズ。禁酒法時代を思わせる都市の空気の中で、護衛、捜し物、盗みの依頼が交錯し、警察や富豪の屋敷、王子の来訪などを巻き込んで話が進む。中心は、さやかとチュチェの二人が仕事を通じて事件に関わる構図で、各巻は独立した依頼を軸にしながら、マルスシティという街の人間関係と裏事情が少しずつ見えていく。続編として読む形で、同じ主要人物と舞台を使った別件の活劇が展開される。新装版2冊で構成される。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- テンポよく進む展開で、勢いのまま読める。
- 謎解きやスリルを軸にしつつ、コメディ感も強い。
- キャラクターの個性が立っていて、脇役まで印象に残る。
- ちょっとB級映画っぽい軽快さやハッタリ感が楽しい。
- 何度も読み返したくなる、気楽に元気をもらえる雰囲気。
こんな人におすすめ
- 軽快な冒険ものやコメディ寄りのライトノベルが好きな人。
- キャラ同士の掛け合いを重視して読む人。
- しんどい読書より、勢いとノリを楽しみたい人。
- 謎解き要素とサスペンス風味を気軽に味わいたい人。
- 再読したくなるシリーズを探している人。
人を選ぶポイント
- 展開の先は早めに読めてしまう。
- 視点の切り替わりが多く、読みづらさを感じる場面がある。
- 台詞まわりの書き方が分かりにくいと感じる人がいる。
- しっかり練られた重厚さより、勢いとノリが前面に出る。
- 作品の雰囲気が合わないと、軽さやおバカさが気になる。
テンポ・読後感
- 低速のジェットコースターのように、ゆるく見えて最後まで駆け抜ける。
- スピード感があり、読後感は明るく軽い。
- コメディとシリアスが混ざっていて、重くなりすぎない。
- 全体にテンション高めで、にぎやかで楽しい。
- 安っぽさやおんぼろ感も含めて味になる。
キャラクターへの評価
- さやかは強気で自分の意志がはっきりしていて、素直さややさしさも好かれている。
- チュチェはさやかへの接し方や言動が印象に残り、関係性が魅力になっている。
- マクロードは頼りなさや情熱の薄さも含めて面白く、要所で役立つ存在として見られている。
- イリヤやルイは可哀想さや切れっぷりが話題になり、感情を動かす役回りになっている。
- 脇役まで含めてキャラが生きていて、誰もが愛嬌ある存在として受け止められている。
巻一覧
この巻のあらすじ
アメリカ禁酒法時代を思い出させる、火星マルスシティ。金髪美人の便利屋鈴木さやかは、人探しの依頼を受ける。尋ね人の名はチュチェ・フェレイラ。いつもスーツできめた小粋な悪党だった。さっそくチュチェを探し出したさやか。チュチェはなぜか、街いちばんの富豪カンディンスキー家の屋敷へ向かう。そこでふたりは罠にはめられ、警察に追われるはめに!! ロマンあり笑いありの大逃走活劇!
この巻のあらすじ
イリヤから仕事を依頼されたさやか。内容は、マルスシティを訪問する、アラビフタン国王子ラシャイの護衛。高額の報酬につられ、さやかはそのメンドくさそーな仕事を引き受けてしまう――。同じころチュチェは、大家のマダム・ツァイから、亡夫セイ・ツァイ画伯の遺作を盗んで欲しいと、頼まれていた。その絵の持ち主は、なんとラシャイ王子で…。さやかとチュチェの痛快活劇、第2弾!
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