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基本情報
- 著者
- 秋口ぎぐる
- イラスト
- 中野友和
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2000
- 巻数
- 1巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで / BOOK☆WALKER: 1巻まで
二百年後の地球を舞台に、旧文明が失われたあとの地表で人々がどのように生き延びているかを描くシリーズ。ブレイロックは、かつて関わっていた「学会」へ呼び戻され、理由も分からないまま移動を始めるが、その途中で謎の組織に拘束された少女ヒオリと出会う。彼女の境遇を見た彼は、当初の用件よりもまず彼女を助けることを選ぶ。世界には、機械の代わりを務める生物、変異した存在、強化された人間が存在し、崩壊後の社会に独自の層をつくっている。個人の選択と世界の仕組みが重なりながら進む構成で、出発点となる出会いが物語を動かしていく。
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 機械と生物が溶け合った世界設定が強く、異形の存在を労働力や乗り物として使う発想が印象に残る。
- ボーイミーツガールの骨格は王道で、SFの奇抜さとの組み合わせが読みどころになる。
- 「=」「/」を使う独特の文体があり、最初は癖が強いが慣れるとテンポよく読める。
- 無骨で生々しい空気感や、気持ち悪さまで含めた雰囲気づくりを楽しむ読者に刺さる。
- 発想の面白さや設定の異様さを評価する声が目立つ。
こんな人におすすめ
- 変わった文体や実験的な書き方に抵抗がない人。
- 生物SF、異形の存在、機械と生命の融合設定が好きな人。
- 王道の青春要素を、ひねりのある世界観で読みたい人。
- 作品の完成度よりもアイデアや雰囲気の強さを重視する人。
- もう少し長く読みたかったと感じるタイプの読者。
人を選ぶポイント
- 文体の癖が強く、最初は読みづらさや合わなさを感じやすい。
- 設定の面白さに比べると、描写の丁寧さや掘り下げが物足りなく映る。
- 物語の展開は駆け足に感じられ、もっと頁数がほしかった。
- 王道寄りの筋立てなので、奇抜さだけを期待すると肩透かしになりやすい。
- 作品の雰囲気はかなり無骨で、生々しい空気が苦手だと入りにくい。
テンポ・読後感
- 独特の記号的な文体でも、慣れると意外とテンポよく進。
- 展開は速めで、終盤はやや駆け足に受け取られている。
- 乾いた無骨さと、生物的な気持ち悪さが同居した空気感。
- 世界観の異様さが前に出て、読み味はかなり個性的。
- 文章と設定の両方でクセが強いが、勢いで読ませるタイプ。
キャラクターへの評価
- 物語の中心は王道のボーイミーツガールとして受け止められている。
- 主人公とヒロインの関係性は、奇抜な世界観の中で素直に読める軸になっている。
- 人間以外の存在の使われ方が印象的で、キャラクターというより機能としての異形が強く残る。
- 登場人物の掘り下げはやや薄めに感じられ、設定のインパクトが先に立つ。
- 作品全体としては、人物よりも世界の異様さが記憶に残りやすい。
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この巻のあらすじ
今から二百年後の地球。高度文明が滅びきったこの世界には、機械の役割を担う生物や、“変異種”、“強化人間”など、奇妙な奴らがうごめきあっていた。そんな世界で生きるブレイロックの元へ、ある日、指令が届けられた。“学会”へ戻れ、と。理由もわからずかつての任地へ向かうブレイロック。が、その道中、運命的な出会いが、彼を待ち構えていた。謎の組織に囚われ、悲劇の人生を義務づけられた少女、ヒオリ―檻の中の小鳥のような境遇に、ブレイロックは、胸が締めつけられるような想いを感じた。彼女を救いたい、と願う気持ちを。そして次の瞬間、運命の一歩が踏み出されていた。彼女を救うために、意地と情熱をかけた壮大な冒険の第一歩が…。第十回ファンタジア長編小説大賞にて審査員特別賞を受賞した新感覚ファンタジー。
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