粛正プラトニック
- 著者
- 秋口ぎぐる
- イラスト
- たけひと
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2000-2001
- 巻数
- 2巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 1巻まで
『粛正プラトニック』は、修学旅行先で出会ったマフィアの少女ララをめぐる大金入りバッグの行方と、南国の島国で沈んだ戦艦「和泉」に結びつく封印装置の謎を描くシリーズ。桔平と竜介、ララの関係や、島で出会うキキと語り手の距離感が、銃撃戦、襲撃、友人の裏切り、宗教団体の暗躍と並行して動く。現代の旅先、海上基地、海底に眠る戦艦という具体的な舞台を往復しながら、事件のたびに人物の立場と隠された事情が前へ進む。各巻は別の事件を軸に、恋愛関係と秘密の開示が組み合わさる構成になっている。マフィア、海底戦艦、封印された装置、血に秘められた手がかりが並び、日常の外側にある事件を積み重ねる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ボーイミーツガールの軸で、勢いよく読み進められる展開。
- 空飛ぶ戦艦やドイツを舞台にした、奇抜さのある設定。
- ラピュタやスターウォーズを思わせる要素を混ぜた、遊び心のある雰囲気。
- 途中で気になる謎があり、読み返したくなる仕掛け。
こんな人におすすめ
- 変化のある展開やノンストップ感を重視する人。
- 王道要素に加えて、SF・冒険・ミックス感のある話が好きな人。
- 設定の勢いを楽しみたい人。
- 細部の整合性より、読み味の強さを優先する人。
人を選ぶポイント
- 主人公や周辺人物のキャラ立ちに物足りなさを感じる場合がある。
- 物語の主旨や方向性がつかみにくいと感じる読者がいる。
- 山場の弱さや、展開のご都合感が気になることがある。
- 文章や人物描写の平板さを指摘する声がある。
テンポ・読後感
- 進みは速く、止まらず読めるタイプ。
- 作品全体は軽快だが、手応えの薄さを感じる人もいる。
- ぶっ飛んだ勢いより、比較的まっすぐなノリで進。
- ひらめきや謎解きの瞬間に印象が強まる。
キャラクターへの評価
- 主人公は吹っ切れ切らない印象で、好みが分かれる。
- ヒロインや脇役、敵役まで含めてキャラの立ち方が弱いと受け取られている。
- 感情の動きが物語都合に見え、人物の自然さに欠けると感じる声がある。
- 一方で、普通の悪党らしさや、過激すぎない人物像を読みやすさとして捉える見方もある。
巻一覧
この巻のあらすじ
「あたしのバッグを返して!」桔平にナイフをつきつけ、泣きそうな顔で訴える少女・ララ。修学旅行先で出会った彼女は、なんとマフィアの一員だった!?しかも桔平の悪友・竜介の暴走で大金入りのバッグは行方不明、彼女は仲間から命を狙われる羽目に…。ララへの恋心と罪悪感から、マフィアとの大立ち回りを演じる桔平と竜介。なんとしても彼女のバッグを見つけねば!銃弾が飛び交い、札束が乱舞。果ては麻薬を密造していた宗教団体まで現れ、三つどもえの混戦へ発展!桔平、竜介、ララの奇妙な三角関係はどーなる!?―陰謀と欲望が疾走する新アクション・ラブコメ、ここに開幕。
この巻のあらすじ
日本からはるか離れた南の島国。その沖合には、おれの祖父と、祖父の乗っていた奇妙な戦艦“和泉”が眠っている。おれたちは“和泉”引き揚げ作業の見学にやってきた。浅黒く日焼けした少女、キキは海上基地で働いていた。キキたちと過ごす、南国での穏やかな日々。だが、おれたちは知らなかったのだ。謎の美女たちが、おれたちの持っているあるものを狙っていることを。そして、そのあるものが、目の前に沈む戦艦と重要なつながりを持っていることを。執拗にくり返される襲撃。友の裏切り。そして、50年前に封印された謎の装置。やがて、キキとおれの血に秘められた真実が明らかになる―。新鋭、秋口ぎぐるが涼やかな筆致で描く、時空を超えたファンタジー登場。
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