構造レビュー
星評価
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
編集部
ママは本当のママじゃない?
概要
編集部
主人公のアサはスナック勤めの母と二人で暮らす女子高生。彼女は人気歌手「Yoru」に憧れ歌のレッスンを受けていたがある日突然推しが活動休止宣言をし、自分は新生児の頃に取り違えられていて、最愛の母とは血の繋がりがないと発覚。しかも実の両親と暮らしているのはあの「Yoru」で……。
こんな人におすすめ
編集部
疑似家族や姉妹百合に弱い人 親子愛や家族愛に泣きたい人 九州在住の人 推しがいる人 歌うことが好きな人
著者情報
編集部
志馬なにがしはGA文庫で活動中のラノベ作家。代表作は「透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。」他。
イラストレーター情報
編集部
raemzは日本のイラストレーター。ラノベの装画を数多く手掛ける。代表作は「千歳くんはラムネ敏のなか」「レプリカだって、恋をする。」「安達としまむら」「朝が来るまで夜は待つ」。
評価点
編集部
【おすすめキャラクター】 '''アサ(西依愛咲)''' 本作の主人公。福岡県門司港在住の女子高生でスナック勤めの母と二人暮らし。人気歌手「yoru」に憧れ、母から歌のレッスンを受けている。 推しの活動休止にショックを受けるが、彼女が自分と取り違えられた子供だと判明し、接し方に悩みながら成長していく。
評価が分かれる点・問題点
編集部
イラストは表紙のみ。ヨル視点の2巻には白黒の挿絵が数点存在する。1巻はアサ視点、2巻はヨル視点と分かれているが、同じ話を別視点で語り下ろす手法は少々くどく感じるかもしれない。
総評
編集部
母子家庭の女子高生アサと人気歌手のヨル、同い年の少女ふたりの心の動きを丁寧に追いかけた青春ストーリー。新生児の取り違えから始まる家族ドラマに推しとファンの関係性を絡めた発想は新しく、ハートフルな物語に仕上がっていた。
ストーリーの説明
編集部
新生児の取り違えに端を発するストーリー。ほんのり百合要素あり。福岡県在住の平凡な女子高生が、実の両親に育てられていた推しの歌手と対面し、様々な葛藤を乗り越えながら手探りで家族になっていく様を描く。
キャラクターの説明
編集部
主人公のアサの視点で物語は語られていく。彼女と対照的な性格のヨル(本名サヤ)も魅力的。それぞれの親の心境も丁寧に掘り下げられ、実の娘と偽りの娘、双方に対する切実な愛情と未練が滲んでいた。
設定・世界観の説明
編集部
福岡県門司港と下関が舞台。九州在住の人は親しみが持てるスポットが複数登場する。
話題性の説明
編集部
「透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。」で4年ぶりにGA文庫大賞を受賞した作者の新作とあり、それなりに話題になった。志馬なにがし特設サイトも公開されている。
初心者向けの説明
編集部
ほんのりガールズラブ風味の疑似家族もの。親子愛や家族愛、姉妹愛に重点を置いたストーリーは普遍性を持ち、幅広い読者層に受け入れられる。表紙以外にイラストがないのが難点。
読後感のよさの説明
編集部
アサとヨル、海に隔てられた同い年の少女ふたりが話し合いを重ね、新たな家族としてスタートを切るラストは爽やか。思い悩む子供たちを優しく見守る、双方の親の心情にもじんわりした。
テンポの良さの説明
編集部
普通。特別良くも悪くもない。1巻はアサ視点、2巻はヨル視点となっているのが面白い試み。
読みやすさの説明
編集部
平均的。文章は整っていて読みやすい。
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