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死後結婚用マッチングアプリ「KonKon」が普及した社会を舞台に、現実と少しだけ異なる世界で起こる関係性の変化や違和感を描く短編集。表題作では、推しのアイドルの秘密のKonKonアカウントを見つけた社会人女性の感情が、思わぬ行動へつながっていく。全6篇で構成され、アプリがある社会の制度や人間関係、そこに生じる謎を軸に、複数の物語が展開される。シリーズとしては1冊完結の短編集で、同じ世界観の中で異なる人物や状況を切り取る形式。死後の結婚という制度が日常に組み込まれた社会設定を手がかりに、恋愛、執着、関係性のずれを扱う。続編や外伝の情報はなく、本巻でまとまっている。 なお、巻内は全6篇の短編で、表題作以外にもこの世界の仕組みや人物関係を別角度から見る話が収められている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 死後結婚マッチングアプリ、閻魔帳ハック、ゲーム実況、間違い探しなど、発想の飛び方が強い。
- SFとミステリを混ぜた特殊設定が多く、設定そのものを読む楽しさがある。
- 表題作や「二十五万分の一」「九月某日の誓い」など、関係性の濃さや切なさが印象に残る。
- 皮肉や狂気がありつつ、読後感は重すぎず、意外とやさしい余韻で終わる話もある。
- 短編ごとに舞台や時代が変わり、1冊でかなり幅のある読書体験になる。
こんな人におすすめ
- 変わった設定の短編や特殊設定ミステリが好きな人。
- SF寄りのアイデア勝負の物語を楽しみたい人。
- 推し活、百合、バディ感、身分差のある関係性に惹かれる人。
- イヤミス一辺倒ではない芦沢央作品を読みたい人。
- 1話完結でテンポよく読み進めたい人。
人を選ぶポイント
- SF色が強く、普段SFを読まない人には入りづらい話がある。
- ゲーム実況やネットミーム由来の要素は、前提知識がないと置いていかれやすい。
- 作品ごとの好みの差が大きく、刺さる話と合わない話がはっきり分かれる。
- 世界観の説明より発想優先のため、細部の理屈を重視すると引っかかることがある。
- 連作ではなく独立短編なので、1冊全体のまとまりを期待すると散らばって感じる。
テンポ・読後感
- 6編それぞれの色が違い、軽妙な話から不穏な話まで振れ幅が大きい。
- 設定の提示は早く、そこから一気に転がすタイプの短編が多い。
- 文章の勢いと発想の奇抜さで読ませる場面が目立つ。
- 余韻は作品によって差があり、すっきり終わる話と引っかかりを残す話が混在する。
- 全体としてはテンポが速めで、短編らしい読み切り感が強い。
キャラクターへの評価
- 推しへの感情が暴走する人物像が強く印象に残る。
- 真面目で生真面目なまま追い込まれていく主人公が魅力として受け止められている。
- 操と久美子の関係の濃さ、久美子の存在感が特に支持されている。
- 閻魔帳やゲーム実況の話では、キャラよりも発想と掛け合いの面白さが目立つ。
- どの話も人物同士の関係性が軸にあり、感情の重さや切なさが読みどころになっている。
巻一覧
魂婚心中
この巻のあらすじ
死後結婚用マッチングアプリ「KonKon」が普及した社会で、推しのアイドルの秘密のKonKonアカウントを見つけてしまい感情爆発した社会人女性がとんでもない凶行へと驀進してしまう表題作のほか、この現実とちょっとだけ異なる世界の謎と関係性の物語、全6篇!
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