竜胆の乙女

判定なし
基本情報
著者
fudaraku
イラスト
刊行年
2024
巻数
1巻
アニメ化
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 判定なし

評価

ストーリーの良さ
A (3)
キャラクター
A (3)
設定・世界観
C (1)
話題性
S (4)
初心者向け
B (2)
読後感の良さ
B (2)
テンポの良さ
A (3)
読みやすさ
A (3)

短評・キャッチコピー

編集部

物語は二度進化する。驚天動地のどんでん返しが仕掛けられた珠玉のラブストーリー。

概要

編集部

第30回電撃小説大賞《大賞》受賞作。審査員の間でも賛否両論物議を醸しました。

こんな人におすすめ

編集部

乙女ゲームが好きな人 逆ハーレムが好きな人 和風の世界観が好きな人 お転婆で前向きなヒロインが好きな人 叙述トリックが好きな人 ジャンル分けできない小説が好きな人 ストーリーが二転三転するどんでん返しに騙されたい人 美青年や美少年を愛でたい人 『わたしの幸せな結婚』が好きな人

受賞歴

編集部

第30回電撃小説大賞《大賞》受賞作

ジャンル・テーマ総評

編集部

明治浪漫を愛する乙女ゲープレイヤーにすすめたい小説。 ただし前半の凌辱シーンは読む人を選びます。美少年や美青年が嬲り者にされる描写に倒錯的な興奮を覚える特殊性癖の持ち主ならそれも楽しめるでしょうが……。 問題は中盤以降の超展開。ご都合主義が加速して置いてけぼりにされるのが辛いです。

評価点

編集部

【おすすめキャラクター】 菖子 父から「竜胆」を襲名し金沢に越してきた17歳の少女。「おかととき」と呼ばれる怪異の接待役を引き継ぎます。八十椿をはじめとする男性陣の中では紅一点の女主人公。過酷な状況にも心折れず、何度打ちのめされても立ち上がる姿が印象的でした。

評価が分かれる点・問題点

編集部

娘を抑圧する毒親の描き方がいかにもテンプレ的で浅かったです。

ストーリーの説明

編集部

明治期の御令嬢・菖子が亡き父から「おかととき」をもてなす役割を引き継ぐ前半パートは、和風伝奇ホラーな雰囲気で楽しく読めました。タイプ別の美男がよってたかって得体の知れぬ怪異に嬲られる描写に、倒錯的な美学を感じます。

キャラクターの説明

編集部

世間知らずでお転婆ながら正義感が強く、逆境に負けない主人公のキャラクターに好感を持ちました。彼女を取り巻く美男子たちもそれぞれ毒舌だったり偏屈だったり個性的で、逆ハーレムが好きな女性読者はキュンとします。

設定・世界観の説明

編集部

前半のそこはかとなく耽美で猟奇的な世界観や引きのある展開は好みでした。問題は中盤以降。良くも悪くもジャンルが変わってしまうので、頭を切り替えるのが大変です。前半の和風ホラーな雰囲気にどっぷりハマった読者は興ざめするかもしれません。

話題性の説明

編集部

応募作最大の問題作と銘打たれてるだけあり、話題性は十分でした。

初心者向けの説明

編集部

トリッキーな構成なので初心者には向きません。叙述ミステリーを読み慣れてる人なら予想だにせぬどんでん返しも受け入れられるでしょうが、急転回に面食らいます。

読後感のよさの説明

編集部

可もなく不可もなく。現実世界はハッピーエンドで締めくくられましたが、菖子が主人公の作中作はご都合主義極まる無理矢理エンドだったので、後者の方に肩入れすると消化不良で残念な気持ちになります。

テンポの良さの説明

編集部

1巻完結で綺麗に纏まっていました。欲を言えば菖子パートはもっと尺を取り、屋敷での日常風景をじっくり描いてほしかったです。全体的に駆け足に感じました。

読みやすさの説明

編集部

文章は整っており筆力は高いものの、抽象的な比喩に終始しているのが気になります。表現の幅は狭いかもしれません。

巻一覧

竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る
ISBN 9784049155228

星評価・感想

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