『私達、欠魂しました』は、王国の王位継承争いのただ中にいる第一王子オルトスと、国軍所属の魔術師エリーニを軸にしたファンタジー恋愛譚です。娼婦を母に持つ出自から命を狙われ続ける王子と、笑顔を忘れた少女が、王城内の暗殺未遂をきっかけにともに“欠魂”します。互いが四歩以上離れると意識を失うという状態のなかで、二人は行動を共にしながら魂を修復する方法を探ります。王城の権力関係、魔術師としての立場、互いの距離が物理的制約になる関係を通して、物語は進みます。

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    ・王宮と王位継承を軸にした物語を読みたい人 ・王子と魔術師の関係性が中心の作品を探している人 ・距離制限のある設定で進む恋愛要素に関心がある人

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 欠魂による「4歩以上離れられない」設定が、恋愛と運命共同体感を強く押し出している。
  • きらきらした甘さより、過酷な境遇の中で支え合う執着や共依存の濃さが印象に残る。
  • 軽妙な掛け合いとシリアスな事情の落差が大きく、会話のテンポが読みやすい。
  • 物語が進むほど関係性の意味が深まり、絆の強さが胸に残る。
  • 主要2人に加えて、親友イェラを含むキャラ同士の距離感や空気感も好評。

こんな人におすすめ

  • 重めの事情を抱えた2人の関係性をじっくり味わいたい人。
  • 共依存、執着、運命共同体のような結びつきが好きな人。
  • シリアスな土台の上で、軽妙な会話も楽しみたい人。
  • 変わり者同士の掛け合いや、感情が少しずつほどけていく過程が好きな人。
  • 読後に「この先も幸せでいてほしい」と思える作品を求める人。

人を選ぶポイント

  • 序盤はエリーニの言動がかなり独特で、とっつきにくく感じる場合がある。
  • 明るいおとぎ話系の恋愛を期待すると、重さや切なさの強さに驚く。
  • 過酷な生育環境や命を狙われる状況など、しんどい背景が続く。
  • 近い距離感が前提の関係なので、甘さより圧の強い愛情表現が中心。
  • 物理的にも精神的にも「離れられない」設定が苦手だと合わない。

テンポ・読後感

  • 会話は軽快でテンポがよく、コントのように読める場面がある。
  • ただし全体の空気は切なく、地獄の中で光を探すような重さがある。
  • 序盤はコメディ寄りに見えても、読み進めるほど感情の深みが増す。
  • 近い距離で進むため、緊張感と安心感が同時に続く。
  • 泣きながら読む、読み返してまた泣くタイプの余韻が強い。

キャラクターへの評価

  • オルトスは境遇の重さを抱えつつ、守られたいだけではない芯の強さがある。
  • エリーニは研究者気質で感情表現が独特だが、背景を知るほど印象が変わる。
  • 2人は互いを生かし合う関係として受け止められている。
  • 親友イェラも含めて、顔の良い変わり者たちの組み合わせが楽しまれている。
  • 3人の関係が物語後も続いてほしい、という愛着が強い。

巻一覧

私達、欠魂しました
2023年1月 ISBN 9784775320631
この巻のあらすじ

あなただけーーあなただけがこの地獄のような世界の光

死ぬために生き続ける不遇の王子と笑顔を忘れた魔術師が織り成すファンタジーラブストーリー

「必ず、第一王子を殺すんだ」 あなたの声を覚えているーー

娼婦を母に持つその出自から正妃に疎まれ、常に命の危機に晒され続けてきたセノレーン王国第一王子オルトス。国軍に所属する魔術師の少女エリーニは、白昼堂々、王城内で暗殺未遂に遭ったオルトスを庇ったことから、二人揃って“欠魂”してしまう。同時に欠魂した弊害で互いが四歩以上離れると意識を失う事態に陥った二人は、行動を共にしつつ魂を修復する方法を模索し始めるがーー。

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