結婚式場ラ・マーレ・レビアンタを舞台に、盛り付け勉強中の厨房スタッフ・春日美姫が、式に集う新郎新婦や家族の事情、そして会場に現れる霊(?)に巻き込まれながら働く物語。料理へのこだわり、両親への配慮、会場全体の段取りなど、ゲストハウス式ウエディングの現場で起こる調整が中心になる。厨房から式を支える視点で、客ごとの要望と職場の動きが交差し、現代の結婚式場に霊的な気配が重なる構成になっている。新しい要望が入るたびに、料理内容や会場対応を組み替えながら、式を成立させるための動きが描かれ、厨房・会場・客の三者が同じ一日を共有するかたちで進む。

構造レビュー

編集部判定 良作

ストーリーの良さ S (4) レビュー

理由・補足

編集部

結婚式場のスタッフ視点で物語が進む。スタッフといっても、厨房スタッフなので、内容はよりスタッフから見た結婚や結婚式の状況で、さまざまなスタッフとの出会いや、素敵な上司、さまざまなお客様の登場で、面白味が増している。

キャラクター S (4) レビュー

理由・補足

編集部

主人公は厨房スタッフだが、それ以外に結婚式を支えるさまざまなスタッフが細かく描かれており、面白い。キャラクター同士の掛け合いなども丁寧に描かれている。

設定・世界観 S (4) レビュー

理由・補足

編集部

女性が憧れるウェディングの世界で、厨房スタッフという華やかさとグルメの間にいるような世界観は、見ることのなかった世界を感じさせ、面白いものがあると感じた。

話題性 C (1) レビュー

理由・補足

編集部

特になし

初心者向け S (4) レビュー

理由・補足

編集部

初心者でも読みやすいと感じれる。また女性ならば憧れるような、スイーツの話などもあり、雰囲気的にも明るく読みやすい作品である。

読後感の良さ S (4) レビュー

理由・補足

編集部

明るい終わり方、これから先もこの結婚式場と主人公が成長して進んでいくのを感じさせる読後感であった。

テンポの良さ S (4) レビュー

理由・補足

編集部

忙しいウェディングの世界観を感じさせるような、テンポのよさ。キャラクターの登場も早く、飽きさせない。

読みやすさ S (4) レビュー

理由・補足

編集部

活発な印象を受ける文章で、主人公の若さや女性らしさ、お客様に対して真摯に向き合う姿などを感じさせる。丁寧なので読みやすく、また明るい雰囲気がウェディングともよく合っていると感じた。

短評・キャッチコピー

この項目をレビュー

編集部

結婚式の厨房スタッフが、お客様の結婚式を成功させるために全力を尽くす姿を楽しめる作品。

編集部

結婚式場の厨房スタッフである主人公が、幽霊?の助けを借りつつ、料理にまつわるお客様の問題を解決し、結婚式を成功させる物語。

こんな人におすすめ

この項目をレビュー

編集部

・厨房スタッフの作品が読みたい人。 ・結婚式に関する話が読みたい人。 ・結婚式の裏側をのぞいてみたい人。 ・式場スタッフがどんな気持ちなのか知りたい人。

  • AI分析(あらすじ)

    結婚式場を舞台にした仕事ものが好きな人、料理と式の段取りが交差する内容を追いたい人、現代の日常に霊(?)の要素が入る物語を読みたい人

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編集部

千冬(ちふゆ) 新潟県出身、在住。 2011年から小説投稿サイトエブリスタにて、作品投稿開始。 ≪代表作≫ ・居酒屋まるの千夜一夜物語シリーズ ・百々とお狐の見習い巫女生活シリーズ

イラストレーター情報

この項目をレビュー

編集部

転(くるり) イラストレーター、漫画家、アートディレクター ≪代表作≫※装画 ・異世界居酒屋のぶ

編集部

結婚式をただのお祝い事、とするのではなく、それを支えるスタッフからの視点で見ることができ、とても面白い作品であった。また、主人公が前向きで、真面目、努力家というところや、さまざまなスタッフの登場があり、こんな結婚式場で結婚式を挙げてみたい、参列してみたいと実際を想像することができる作品であった。

作品Q&A

文体はどんな感じ? ストーリー
ベストアンサー
丁寧に描かれており、雰囲気からもウェディングの良さ、会話の中にも結婚式のことがふんだんに盛り込まれている。

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世界観の作り込みは? 世界観
ベストアンサー
結婚式場のスタッフというだけでなく、厨房スタッフが主人公として活躍している世界観は、とても面白い造りだと感じられた。また、さまざまなスタッフの登場が、ウェディングの世界をスタッフ側から見ているよい世界観であると感じている。

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評価されるポイントは? ストーリー
ベストアンサー
ウェディングの話を、厨房スタッフからの視点で描いているというところが、とても興味深くて面白かった。主人公が真面目で、努力家な部分も好印象である。こんな結婚式場で結婚式を挙げてみたい、こんな結婚式に参加してみたい、と感じられた。 【おすすめキャラクター】 春日美姫 主人公。結婚式場の厨房スタッフでありながら、お客様のことをしっかりと考え、結婚式を成功に導かせようと奮闘している。新しい資格を勉強したり、取得したりなど、真面目で努力家な一面もある。

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この作品の特徴は? ストーリー
ベストアンサー
結婚式場の厨房スタッフである主人公が、料理を通してお客様の抱える問題を解決して、結婚式を成功させていく物語。資格を取得するほどの料理へのこだわりや、結婚式にまつわるお客様同士のこと、さまざまなスタッフとの関係性などが見られる。

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どんなテーマ・ジャンル? ストーリー
ベストアンサー
幽霊が出てくるというところは、ファンタジーを感じるが、多くの場面で人と人の関りが中心となっている。主人公が資格を取得しながらも、料理へこだわっていくこと、それを支えるスタッフなど、ウェディングがただ開催されるものではない、と深く感じることができた。

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レストランウェディングにかかる費用は? その他 会員の質問

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 結婚式場の「厨房・盛り付け担当」という、ブライダル系お仕事小説では珍しい視点で描かれている。
  • 新郎新婦のこだわりや無理がちな要望に、裏方スタッフが奔走して式を成功に導く人情ドラマとして楽しめる。
  • ケーキナイフに憑く精霊など、ややファンタジーな要素が混ざる一方、現場のリアル(イレギュラー対応や社内の人間関係)も描かれている。
  • 主人公・美姫の仕事への熱意や、お客様に真摯に向き合う姿勢に好感を持てた。
  • 最初はふわっとした雰囲気から後半で成長が描かれ、読後感は爽やかでまとまっている。

こんな人におすすめ

  • 結婚式や披露宴の裏側・現場スタッフの仕事に興味がある読者。
  • ブライダル業界を舞台にしたお仕事小説が好きな読者。
  • 厨房・裏方視点の職場ドラマを探している読者。
  • 新郎新婦の要望と現場の板挟みを描いた、ほのぼの寄りの成長物語を読みたい読者。

人を選ぶポイント

  • 特定キャラ(鎌口)の当たりの強さや背景の不明瞭さが気になり、単なる嫌な人物に見えた。
  • キャラクター設定や関係性の理由が十分に説明されず、続編前提の未完感がある。
  • 同僚同士のくだらない掛け合いや、個性的なキャラ・関西弁などの描写量が多く、ちぐはぐ・冗長に感じた。
  • 主人公の口の悪さ(心の中での罵倒など)が引っかかり、もう少し可愛げがあれば応援しやすかった。

テンポ・読後感

  • 最初から最後までトーンが大きく変わらず、一定の読み心地で進。
  • 序盤は可愛らしく軽やかな印象で、後半にかけて主人公の成長が描かれる。
  • お仕事モノとしては読みやすく、失敗を乗り越えながら前に進む爽やかさを感じた。
  • 現場のリアルさとファンタジー要素が同居しており、設定のバランスに違和感を覚える読者もいる。

キャラクターへの評価

  • 美姫:盛り付け担当として披露宴を良いものにしようと奔走する真面目で熱意ある人物として共感を得ている一方、内面の荒さが気になる。
  • 鎌口:見た目とのギャップや幼さ、美姫への強い当たり方が目立ち、背景が分からないまま不快感を残した。
  • 同僚・仲間:精霊や個性派の面々が物語に彩りを添える一方、掛け合いの量やキャラの型どおりさが過剰に感じられた。
  • 新郎新婦・プランナー側:夢を叶えたい要望と現場の「イレギュラー」の板挟みが、業界らしさとして印象に残った。

巻一覧

厨房からウエディング
2018年8月 ISBN 9784758090681
この巻のあらすじ

結婚式場ラ・マーレ・レビアンタ。ゲストハウス式ウエディングをおこなうその会場には、いろんな事情をもつ男女が訪れる。盛り付け勉強中の厨房スタッフ、春日美姫は、霊感なんてあった試しがないのに、なぜか式場に現れる霊(?)に気に入られ、お客さまのゴタゴタに巻き込まれていくのだが……!? 「料理にこだわりたい」「互いの両親を満足させたい」どんな要望にも真摯に向き合い、円満結婚を全力サポート! 厨房係のブライダル・サクセスストーリー!!

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