三百年続く老舗酒蔵を舞台に、経営難と人手不足を抱える蔵で働く人々と、そこへ現れたまかない担当の少女・三葉を描く現代和風の物語。中心人物は、実家の酒蔵を支える蔵元の響と、料理で現場を支える三葉。仕込みや販売、取引先とのやり取りを通じて、酒造りの現場と家族・従業員の関係が少しずつ組み直されていく。各巻では季節の食材を使った料理と酒蔵の仕事が並行して描かれ、蔵の再建や新しい銘柄づくり、失踪した家族をめぐる動きも物語の軸になる。全3巻で、酒蔵の日常と節目が一つの流れとしてまとまっている。三葉の来訪には、蔵の外にある事情も関わっている。最後はその事情と蔵での役目が整理される。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
老舗だけれど経営困難になっていた酒蔵に、謎があるけど可愛い主人公が来ることで、少しずつ酒蔵が持ち直していく人情物語。
編集部
老舗だけれど、人手不足で経営難になっていた酒蔵へ、謎の女性が奉公人としてやってくる。主人公である彼女は、酒蔵を守る家族と、従業員、それにかかわる人たちを支え、ふれあい、少しずつ酒蔵の立て直しに協力してく。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
・老舗酒蔵の話が読んでみたい人 ・従業員も巻き込んで温かくなれる作品が読みたい人 ・穏やかな女性主人公の話が読みたい人 ・日常的だけれど美味しい食事が見たい人
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AI分析(あらすじ)
- 酒蔵や日本酒づくりの現場が出る物語に関心がある人 - 料理と職場の人間関係が並行する話を読みたい人 - 家族の事情を抱えた経営再建ものを探している人
著者情報
この項目をレビュー編集部
谷崎泉(たにざき・いずみ) ライトノベルからBLまで幅広く執筆。 ≪代表作≫ ・月影骨董鑑定帖シリーズ ・鎌倉おやつ処の死に神シリーズ ・ひきこもり作家と同居します。 ・高遠動物病院へようこそシリーズ
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
細居美恵子 イラストレーター。文庫本などの表紙を多数担当。 ≪代表作≫※表紙、挿絵 ・双子騎士物語 ・さようなら君の贖罪 ・異世界温泉郷シリーズ ・老舗酒造のまかないさん ・世界の果てのランダム・ウォーカー ・恋文やしろのお猫様
編集部
全体的にしっかりと世界観、ストーリー展開が作られており、読みやすく面白い作品。やや文章量が多いので、読書が好きな人向け。主人公の女性が料理上手で、真面目、素直、などとても好感が持てる人なのだが、その理由は最後まで読まないとわからなかった。老舗酒蔵の経営の難しさもしっかりと描かれており、現代社会に対して何かしら思うところを感じることもあるかもしれない作品である。
作品Q&A
合わない人・注意点は? ストーリー
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文体はどんな感じ? ストーリー
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世界観の作り込みは? 世界観
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評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
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どんなテーマ・ジャンル? ストーリー
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舞子さんのまかないさんは完結しましたか? シリーズ全体 会員の質問
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舞子さんのまかないさんは何ですか? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 経営危機に陥った老舗酒蔵を、若手と従業員が少しずつ立て直していく「仕事もの」として読める。
- 三葉のまかないや酒の肴の描写が具体的で、読むと日本酒や食事が欲しくなる。
- 仕込みや催事、取材など酒造りの現場が丁寧に描かれ、知識としても楽しめる。
- 嫌な人が少なく、職場の仲間が支え合うほのぼのした雰囲気が心地よい。
- 努力が少しずつ実を結ぶ順当な展開が、応援しながら読める。
こんな人におすすめ
- 老舗酒蔵や日本酒の仕事に興味がある人。
- 職場再生やチームで頑張る物語を、穏やかなトーンで読みたい人。
- 料理やまかないの描写で「読んでお腹が空く」作品が好きな人。
- 前向きで素直な主人公に癒やされたい人。
- 大きな悪役や重い展開より、ほっこりした日常系を求める人。
人を選ぶポイント
- タイトルから料理中心と思いがちだが、実際は酒蔵の仕事・経営が主軸。
- 三葉の不思議さにはファンタジー要素が含まれるため、純粋な現実系だけを期待するとズレを感じる可能性がある。
- 日本酒の専門用語や造りの説明が多く、お酒に詳しくないと少し難しい。
- 酒蔵や日本酒そのものに関心が薄いと、舞台設定だけでは続きにくい。
テンポ・読後感
全体的に穏やかで温かい、仕事と季節の流れを追う読み心地という声が多い。倒産寸前から回復へ向かう過程がじわじわ進み、蔵の繁忙期や催事などイベントが続く一方、巻末は次巻への引きが強く、続きが気になるという声もある。大きな波乱より「良いものは良い」と評価される堅実な前進が多く、読後にほっとした気持ちになるという声が多い。
キャラクターへの評価
- 三葉:世間知らずさと真っ直ぐな働きぶり、作る料理の上手さが可愛らしく、蔵を明るくする存在だ。
- 響:実家の危機に戻って支える青年として、周囲を認めて任せる姿が好印象だ。
- 秋田:若手杜氏として酒造りへの情熱が伝わり、蔵の核になる存在だ。
- 中浦・塚越・高階など:各々に個性がありながら、蔵全体を支える良い人ばかりで、職場の温かさを感じる。
巻一覧
この巻のあらすじ
人に慕われる青年・響の酒蔵は、三百年続いた老舗。だが数々の難題が。目下、重要な収入源である梅酒の仕込みが人手不足だ。 そこに現れたのが、世慣れない乙女・三葉だった。響の役に立とうと、一途に勤める彼女は周囲に認められ、まかないも担うことに。 ふわふわ玉子焼き、採れたてトマトの胡麻酢和え、五目いなり。三葉の絶品料理と前向きな言葉の"おまじない"は、響や杜氏の背中を押す。信頼を培っていく二人だが、三葉には不可思議な点がーー? そんな中、響と三葉が挑んだ花火大会での販売が転機になり…!?
★**---発売即重版決定!! 『高遠動物病院へようこそ!』『鎌倉おやつ処の死に神』など、多数の人気作品をてがける谷崎 泉のシリーズ1巻!!---**★
★*---主要登場人物ーーー*★ 江南(えなみ)響(ひびき) …… 酒蔵の従業員からも慕われる青年。元ラガーマン。父を亡くし、兄が失踪し、苦境に立った実家の老舗酒蔵を担っている。
赤穂(あこう)三葉(みつば) …… 響の前に現れた、ひたむきで不思議な少女。成人しているが、幼く見られがち。
江南(えなみ)聡子(さとこ) …… 響の母。
中浦(なかうら)左千雄(さちお) …… 傾きかけた酒蔵を支える誠実な経理部長。聡子の幼馴染みでもある。
秋田(あきた)健太郎(けんたろう) …… 酒蔵に勤める、若手従業員。酒づくりに熱心。
佐宗(さそう) 翔太(しょうた) …… 響の幼馴染み。地元で有名な旅館の息子で、商売センスがある。
塚越(つかごし)楓(かえで) …… 酒蔵に勤める、若手従業員。姉御肌。
高階(たかしな)海斗(かいと) …… 酒蔵に勤める、若手従業員。 第一話 第二話 第三話 エピローグ
この巻のあらすじ
★*--1巻は発売即重版! 『高遠動物病院へようこそ!』『鎌倉おやつ処の死に神』など人気作著者の最新シリーズ2巻ーー*★
響の酒蔵は三百年続く老舗。苦境が続いていたが、夏にはついに大手ホテルとの取引が実った。 美味しい料理で背を押してくれた三葉や杜氏と喜びを分かち合うも、季節は酒の仕込みが始まる蔵の繁忙期に。 三葉は、泊まり込みで働く杜氏や響のため、はりきって季節の食材も使った食事を準備する。 昆布締めの刺身、七輪焼きのバター醤油椎茸、里芋コロッケ…。三葉のまかないに励まされ、旨い酒造りに勤しむ蔵の従業員たち。 その多忙な最中、響に百貨店への出品や取材の打診が舞い込みーー?
★*--登場人物ーー*★ 江南響 --苦境に立つ江南酒造の蔵元。従業員からも慕われる青年で、元ラガーマン。
赤穂三葉 --江南家に“奉公”にやってきた、ひたむきで不思議な少女。実は…?
江南聡子 --響の母。夫が亡くなり、長男が失踪してしまった心労から入院していた。
中浦左千雄 --傾きかけた酒蔵を支える誠実な経理部長。聡子の幼馴染みでもある。
秋田健太郎 --江南酒造を支える若き杜氏。旨い酒づくりに熱心に取り組んでいる。
塚越楓 --江南酒造に勤める金髪の従業員。姉御肌で仕事の飲み込みが早い。
高階海斗 --江南酒造に勤める若手従業員。高卒で入社しやりがいを感じ始めている。
佐宗翔太 --響の幼馴染み。地元で有名な旅館の息子でもあり、商売センスがある。 ★*---もくじーーー*★
第一話 第二話 第三話 エピローグ
この巻のあらすじ
★*--感動の完結巻!--★*
響たちは新しい酒の銘柄づくりに着手し始めた。その最中に失踪していた兄・環から連絡が。驚く蔵の皆。響はその思いも受け止め、三葉を連れてある行動を起こす。 一方、江南酒蔵の状況は改善し、「蔵へ幸運をもたらした」三葉は、ついに故郷から"役目"終了の連絡を受け取る。それは蔵の皆との別れを示すもの。三葉はいっそう強い思いを込めてまかないを作る。 春の天ぷら盛り合わせ、手まり寿司、菜花の和え物、唐揚げや玉子焼きで彩り豊かなお花見弁当…。 そのお弁当を広げた宴席で、三葉は静かに席を立ちーー?
★*--登場人物紹介ーー★*
江南響 --苦境に立つ江南酒造の蔵元。従業員からも慕われる青年で、元ラガーマン。
赤穂三葉 --江南家に“奉公”にやってきた、ひたむきで不思議な少女。実は…?
江南聡子 --響の母。夫が亡くなり、長男が失踪してしまった心労から入院していた。
中浦左千雄 --傾きかけた酒蔵を支える誠実な経理部長。聡子の幼馴染みでもある。
秋田健太郎 --江南酒造を支える若き杜氏。美味い酒づくりに熱心に取り組んでいる。
塚越楓 --江南酒造に勤める金髪の従業員。姉御肌で仕事の飲み込みが早い。
高階海斗 --江南酒造に勤める若手従業員。高卒で入社しやりがいを感じ始めている。
佐宗翔太 --響の幼馴染み。地元で有名な旅館の息子でもあり、商売センスがある。 第一話
第二話
第三話
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