高校2年の安澄は、受験の失敗をきっかけに日々の手応えを失っていた。そんな彼女が、心霊スポットと呼ばれる公衆電話で、そこに縛られたと名乗る男と出会う。男がこの世に残した未練をたどるうち、安澄は家族や友人、進路への向き合い方を少しずつ変えていく。現代の学校生活と、街角にひっそり置かれた電話ボックスという近い距離の非日常が重なり、二人が交わる理由が輪郭を持っていく。単巻でまとまった、喪失と再出発を軸にした構成。

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  • AI分析(あらすじ)

    現代を舞台にした青春ものや、幽霊との交流を通じて心境が変わる話を読みたい人。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 余韻のある「いい話」として受け止められている。
  • タイトルに沿った構成に目を向けた読み方ができる。
  • 1話ごとの短さが、軽く読み進めやすい形になっている。
  • 連作的なまとまりを楽しめる人には合いやすい。

こんな人におすすめ

  • しっとりした雰囲気の物語を読みたい人。
  • 短い章立てで少しずつ読み進めたい人。
  • 強い感動より、穏やかな読後感を重視する人。
  • 構成の工夫やタイトルとのつながりを気にする人。

人を選ぶポイント

  • 帯の煽りほど強い感動を期待すると肩透かしになりやすい。
  • 全体の長さが内容に対してやや長めに感じられる。
  • 1話が短いため、物語の厚みが薄く感じられる場合がある。
  • 大きな盛り上がりを求めると物足りなさが残りやすい。

テンポ・読後感

  • 1話ずつ短く区切られた、テンポの速い読み口。
  • 全体としては静かで落ち着いた空気感。
  • じわじわ進むが、濃密さより軽さが前に出る。
  • まとまりはあるが、密度はやや控えめ。

キャラクターへの評価

  • 登場人物の印象は強烈さよりも素朴さが前に出る。
  • 感情を大きく揺さぶるタイプというより、静かに寄り添う描かれ方。
  • 章ごとの短さのため、人物像は断片的に受け取られやすい。
  • キャラの深掘りを重視する読者には少し薄く映りやすい。

巻一覧

どこにもない13月をきみに
2018年7月 ISBN 9784813705017
この巻のあらすじ

高2の安澄は、受験に失敗して以来、毎日を無気力に過ごしていた。ある日、心霊スポットと噂される公衆電話へ行くと、そこに憑りついた“幽霊”だと名乗る男に出会う。彼がこの世に残した未練を解消する手伝いをしてほしいというのだ。家族、友達、自分の未来…安澄にとっては当たり前にあるものを失った幽霊さんと過ごすうちに、変わっていく安澄の心。そして、最後の未練が解消される時、ふたりが出会った本当の意味を知るー。感動の結末に胸を打たれる、100%号泣の成長物語!!

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