白澤さんの妖しいお料理処

基本情報
イラスト
夢咲ミル
レーベル
富士見L文庫
刊行年
2020
巻数
1巻
アニメ化
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 良作

評価

ストーリーの良さ
S (4)
キャラクター
S (4)
設定・世界観
S (4)
話題性
C (1)
初心者向け
S (4)
読後感の良さ
A (3)
テンポの良さ
S (4)
読みやすさ
S (4)

短評・キャッチコピー

編集部

大学進学をきっかけに、憧れの街に住むことになった主人公。そこで不思議な料理を作る美貌の店主と出会い、トラブルに巻き込まれていく作品。

概要

編集部

20歳までに死ぬと言われた主人公は、大学進学をきっかけに憧れの街である神戸に住まうことに。そこにある中華街で、主人公は薬膳料理を出す美貌の男性店主と出会う。その店主から手料理を食べさせられ、体調は戻ったがトラブルに巻き込まれ…。店主の料理を食べると治まるので、店でバイトをすることになる主人公の話。

こんな人におすすめ

編集部

・中華街が好きな人。 ・薬膳料理が好きな人。 ・美人な店主の料理が食べてみたい人。 ・中華の雰囲気がある作品を読みたい人。

内容・特徴

編集部

不幸体質な主人公は、20歳まで生きられないと言われてしまい、大学進学をきっかけに憧れの神戸へ移り住む。そこには中華街があり、偶然美貌の料理店店主と出会うことに。料理を食べさせられたことで、体が回復したのも束の間、今度はあやかしトラブルに巻き込まれる主人公。店主の料理を食べると治ることから、主人公はその料理店でバイトをすることになる。

著者情報

編集部

夕鷺かのう(ゆうさぎ・かのう) 第11回えんため大賞ガールズノベルス部門奨励賞受賞。 ≪代表作≫ ・(仮)花嫁のやんごとなき事情 ・後宮天后物語 ・今日は天気がいいので上司を撲殺しようと思います

イラストレーター情報

編集部

夢咲ミル(ゆめさき・みる) 書籍表紙、漫画などを手掛けるイラストレーター。

受賞歴

編集部

第11回えんため大賞ガールズノベルス部門奨励賞受賞。

文体

編集部

料理の描写がとても丁寧に描かれており、難しくなく、分かりやすい。また主人公の年齢相応の会話文が上手い。

世界観の作り込み

編集部

薬膳料理の登場により、難しい印象になりそうであったが、実際にはそんなことはなく、世界観にとてもマッチした雰囲気であった。また、和食をベースにした薬膳料理が、日本にある中華街のイメージにもよく似ており、料理からも世界観を感じることができた。

ジャンル・テーマ総評

編集部

料理とファンタジーが同じくらいにある作品。料理の描写が丁寧であり、分かりやすい。薬膳料理が難しいものではなく、とても食べやすく親しみやすい描かれ方をしており、好感が持てた。ファンタジー要素も中盤からは描かれており、料理だけに特化していない雰囲気ができていた。

評価点

編集部

薬膳料理を難しいものとして表現することなく、和食をベースにしているという雰囲気が、日本にある中華街のイメージとマッチして、とてもよいと感じられた。日本と異国の混じり合った世界は、人間とあやかし、主人公と店主などと対になっているかのようにも感じられる。

【おすすめキャラクター】 白澤 料理店の店主。美貌の持ち主、美しい男性。薬膳料理を得意としており、主人公にも簡単な料理のレシピを教えてくれるようになる。

総評

編集部

ファンタジーものとしても、あやかしの登場などで楽しめる作品。和食をベースにした薬膳料理の登場は、食べやすさだけでなく、料理への思いや体への配慮など、さまざまなことを感じることができる。また、主人公と店主の関係が進むにつれ、分かってくることもあり、最後まで目が離せない展開であったと感じる。

ストーリーの説明

編集部

ただの大学生がバイトをする話か、と感じられたが、実際には薬膳料理の細かい描写などがあり、知識の深い物語になっている。また、キャラクターも魅力的なので、面白く感じられた。

キャラクターの説明

編集部

不幸体質な主人公、薬膳料理を作る店主など、個性豊かなキャラクターがしっかりと描かれている。主人公が不幸体質でありながら、店主と出会えたことなど、何かあるのではないか?と物語を感じさせる演出もあった。

設定・世界観の説明

編集部

料理を通して、日本と中華街の世界観を感じることができた。日本に馴染みつつも、文化を持っている世界観が、和食をベースにした薬膳料理にも感じられる。料理を通して、世界観を感じられたので、とても味わいが深い。

話題性の説明

編集部

特になし。

初心者向けの説明

編集部

女性向けとして、とても読みやすい印象。若い主人公のよさが会話から感じられ、それによって物語も進んでいくので、分かりやすかった。

読後感のよさの説明

編集部

主人公と店主の秘密がわかり、それによって店主がどんな思いを持っていたのかはっきりわかる最後。読後は今後どうなるのか、知りたいと感じてしまう印象が残る。

テンポの良さの説明

編集部

会話も多く、描写も分かりやすいので、テンポがよく感じられた。章はあまり多くないが、1つ1つがしっかりと造られているので、しっかりと読んでいるようなテンポ感になる。

読みやすさの説明

編集部

料理が薬膳なので難しいと感じられるかと思ったが、会話文が多く、描写も丁寧なので、あまり難しいとは感じられず、読みやすい。

巻一覧

白澤さんの妖しいお料理処 四千年の想いを秘めた肉じゃが
ISBN 9784040738468

星評価・感想

構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。

まだ感想はありません。