あやかしの食事処

基本情報
イラスト
吉田ばな
レーベル
富士見L文庫
刊行年
2023
巻数
1巻
アニメ化
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 良作

評価

ストーリーの良さ
A (3)
キャラクター
S (4)
設定・世界観
S (4)
話題性
C (1)
初心者向け
S (4)
読後感の良さ
S (4)
テンポの良さ
S (4)
読みやすさ
S (4)

短評・キャッチコピー

編集部

怪しげな食事処に迷い込んでしまった主人公と、行方不明になっていた人気俳優が真実と向き合っていく物語。

概要

編集部

怪しげな場所に迷い込んでしまった主人公は、そこがあやかしの食事処であることを知る。またそこで数年前に行方不明になった人気俳優とも出会い、不思議な出会いを果たす。人気俳優の秘密、自分の記憶に関する真実と向き合う主人公の成長が見られる。

こんな人におすすめ

編集部

・あやかしが登場する作品が好きな人 ・人気俳優など格好いい男性が登場する作品が好きな人 ・主人公が女子大学生である作品が好きな人

内容・特徴

編集部

怪しげな食事処に迷い込んだ主人公。主人公はそこであやかしに魅入られた人の悩みを食べて解決する「あやかしの食事処」だと知る。そこでは行方不明になっていた俳優や、あやかしたちと出会うことになる。その中で、主人公は少しずつ自分の記憶の欠落に気づくことになる。

著者情報

編集部

時田とおる(ときた・とおる) 第10回角川ビーンズ小説大賞奨励賞受賞。 「俺の悪魔は色々たりない!」にてデビュー。 ≪代表作≫ ・彩柏寺の神様見習いたち

イラストレーター情報

編集部

吉田ばな(よしだ・ばな) 漫画家、イラストレーター。

受賞歴

編集部

第10回角川ビーンズ小説大賞奨励賞受賞

文体

編集部

主人公が大学生女子なので、それに見合った対話が多い印象。わかりにくい表現はないので、読みやすい。

世界観の作り込み

編集部

タイトルである「あやかしの食事処」と聞くと、あやかしがやってきて食事をする場所なのか、と考えやすい。しかし実際にはあやかしに魅入られて悩みがある人の悩みを食べて解決する、という世界観であった。独特の世界観を感じ、面白く感じた。

ジャンル・テーマ総評

編集部

あやかしとしてはそこまで恐ろしい印象はない。主人公の明るさや前向きさの中、あやかしから受ける悩みを食べて解決するという、独特の方法が際立っているように感じた。また行方不明になっていた人気俳優の登場など、女性としてはとても気になるような設定があった。この食事処に主人公が通うことで、主人公の成長だけでなく、そこに集まる人たちとの関係が進んでいくのは、成長物語としても面白いものだと感じられる。

評価点

編集部

タイトルからは想像していなかった設定だったので、驚きを感じた。主人公の前向きさなど、若い女性の良さがしっかりと描かれている作品であると思う。登場するキャラクターは多くはないものの、それぞれがしっかりと描かれているので、分かりやすいと感じられた。

【おすすめキャラクター】 愛莉 怪しげな場所に迷い込んでしまった主人公。この場から逃げ出すため、あやかしの男や行方不明になっていた人気俳優と時間を過ごしていく。周囲を心配したりなどする人間性のよい部分があるが、日常に何か足りないと感じていた。

総評

編集部

全体的にあやかしという雰囲気よりも、主人公と行方不明になっていた人気俳優の動きが強く感じられた作品である。さまざまなキャラクターとのかかわりで、主人公が成長していく姿や、主人公が前向きに動いていく姿などが、年齢相応の女性の輝く姿を感じさせる場面もある。また、オカルトやホラーの要素があまり感じられないので、恐がって読む必要もない。キャラクターの登場が多くないので、逆に分かりやすく感じられる。

ストーリーの説明

編集部

面白い設定ではあるが、若干わかりにくさがあった。あやかしの食事と言っても、ただ食事をする場所という感じではない話なので、じっくり読みながら少し考える必要性を感じた。

キャラクターの説明

編集部

キャラクターそれぞれが魅力的であり、若干若い印象の強めなキャラクター設定だと感じた。大学生の主人公から、若手の人気俳優など、きれいどころと感じるキャラクターが多い。キャラクターの名前なども、独特で若い印象を受けた。

設定・世界観の説明

編集部

タイトルにある「あやかしの食事処」は、他のライトノベルとは違いあやかしが食事に来るところではない意味だったので、世界観として少し驚きを感じた。今までのさまざまな考えを覆す設定であると感じた。

話題性の説明

編集部

特になし。

初心者向けの説明

編集部

初心者でも読みやすい印象。主人公の視点から見たあやかしのことなど、丁寧に描かれている。

読後感のよさの説明

編集部

主人公の決意、これから先もまっすぐに生きていく主人公らしい部分がしっかりと描かれており、清々しい読後感であった。

テンポの良さの説明

編集部

章立ての数は多くなく、1つ1つの章が丁寧に描かれている。キャラクターの動きや関係性が進んでいく様子に合わせて、物語も進んでいくので、テンポとしては主人公の歩みに沿っている様子だと感じた。

読みやすさの説明

編集部

読書が好きな人であれば特に問題なく読める。若干文章が多いような様子も感じられるが、読み進めていくとそのような感じが亡くなってくる。世界観に入り込めるとスラスラ読める印象であった。

巻一覧

あやかしの食事処 怪し怖しは蜜の味
ISBN 9784040748498

星評価・感想

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