恋するアクアリウム。

基本情報
著者
竹岡葉月
イラスト
おかざきおか
レーベル
富士見L文庫
刊行年
2018
巻数
1巻
アニメ化
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 良作

評価

ストーリーの良さ
A (3)
キャラクター
S (4)
設定・世界観
A (3)
話題性
C (1)
初心者向け
S (4)
読後感の良さ
S (4)
テンポの良さ
A (3)
読みやすさ
S (4)

短評・キャッチコピー

編集部

ある事情で年下幼なじみのもとに身を寄せることになった主人公と、年下の幼なじみのゆっくりと進む年の差恋愛は、味わいが深いものである。

概要

編集部

とある事情で年下の幼なじみの元へ行くことになったOLの主人公と、大学生男子の年の差恋愛。アクラリウムや魚の登場と、日常的だけれど美味しい魚料理が多数登場する作品。

こんな人におすすめ

編集部

・年の差恋愛が好きな人 ・OLと大学生の恋愛が見たい人 ・アクアリウムや魚が好きな人 ・料理が好きな人

内容・特徴

編集部

とある事情から、年下の幼なじみを頼ることにしたOLの主人公が、大学生となった幼なじみとゆっくり恋愛関係になっていく作品。物語の中で、アクアリウムのことや手軽に楽しめる魚料理のことなどが描かれている。

著者情報

編集部

竹岡葉月(たけおか・はづき) 1999年度ノベル大賞佳作受賞を経てコバルト文庫よりデビュー。 その後、少女小説、ライトノベル、漫画原作などで活躍。 ベランダ菜園、料理はすべて作者自身の実体験による。 ≪代表作≫ ・僕らに降る雨/ノベル大賞佳作 ・東方ウィッチクラフト/コバルト文庫/2001年6月~2002年9月(全6巻) ・蒼井葉留の正しい日本語/富士見ファンタジア文庫/2014年5月~2014年9月(全2巻) ・横濱妖精探偵社/富士見L文庫/2015年6月 ・恋するアクアリウム/富士見L文庫/おいしいベランダ。のスピンオフ/2018年3月 ・谷中びんづめカフェ竹善/集英社オレンジ文庫/2019年5月~2020年12月(全4巻)

イラストレーター情報

編集部

おかざきおか 各種小説の表紙イラストを担当する他、人気アニメ「黒執事-寄宿学校編-」のED絵コンテ担当、ゲーム、アニメなどのキャラクターデザイン、衣装デザインなどを手掛ける。

受賞歴

編集部

1999年度ノベル大賞佳作受賞

文体

編集部

読みやすい文体なので、最初から最後までサラッと読むことができる。難しい言い回しがなく、主人公と同年代であればより入り込みやすい雰囲気である。

世界観の作り込み

編集部

アクアリウムが登場し、さまざまな魚も登場したのでやや難しくはあったが、よかったと感じる。ただ、主人公の以前の恋愛やそれにまつわる人物が登場したことは、せっかくの世界観に水をさすような印象を受ける。

ジャンル・テーマ総評

編集部

年の差恋愛ものとして、スピンオフを感じさせない造りが大変よかったと感じる。アクアリウムや魚料理など、日常生活でも楽しめるものはとてもいいと感じられ、主人公の気持ちにも共感しやすい。ただ主人公の過去の恋愛や、それにまつわる人物の登場は微妙だった。タイトルと料理など、そちらの良さを大事にした作品の良さを大事にしたい。

評価点

編集部

登場する料理は作者が実際に作っていた料理とのことで、とても手軽に楽しめる印象があってよかった。アクアリウムの様子も悪くなかった。年の差恋愛ではあるが、幼なじみからのスタートなので、信頼関係も感じられた。

【おすすめキャラクター】 浅見桐子 主人公のOL、仕事もできて料理も上手というしっかり者だが、その反面、恋愛ではやや問題が発生している様子。

評価が分かれる点・問題点

編集部

主人公の過去の恋愛に関し、不快感を感じるようなシーンが割としっかり描かれていた。同じような内容の描かれている作品は他にもあるものの、この部分はもう少し軽めでもよかったのではないか、と感じられる。

総評

編集部

年の差恋愛ものとして、OLと大学生の夢のような年の差ではあるが、そもそもが幼なじみなので信頼関係が恋愛へ発展した、と感じられる作品であった。またスピンオフ作品であるが、この1冊でも楽しめる造りは評価が高い。また登場する魚の細かい名前や、主人公が作る手軽で日常的な魚料理など、楽しめる部分が多い反面、主人公の過去の恋愛を乗り越えるシーンなどなんとも言えない場面もある。

ストーリーの説明

編集部

「おいしいベランダ。」のスピンオフ作品であるが、この1冊だけでも十分に楽しめる。また年の差恋愛のゆっくりと進むよさ、アクアリウムの美しさなども表現されているが、終盤で主人公の女性が現在の状況になったことの話が入り込み、若干そのあたりのストーリー展開が微妙な印象を受ける。

キャラクターの説明

編集部

主人公が仕事も料理もできるしっかり者のお姉さん、という雰囲気で、とても清々しいイメージに作られている。またアクアリウムや魚が好きな大学生男子も、独特な世界観を持ちながら、主人公のことを大切にしていく姿がしっかり描かれていた。

設定・世界観の説明

編集部

年の差恋愛の設定としては、夢があって、とてもいい雰囲気で進んでいたが、主人公の恋愛がどんなものであったのか、過去の話が出た時に微妙な世界観を感じてしまった。もう少し、二人だけの世界観が強くてもよいと感じる。

話題性の説明

編集部

特になし。

初心者向けの説明

編集部

初心者でも読みやすく、スピンオフ作品であることを感じさせない造りなので、読書しやすい。内容に関し、恋愛ものあるあるな部分もあるので、それらがいいかどうかを感じ取る必要性は若干あり。

読後感のよさの説明

編集部

すっきり終わっていて、スピンオフとしても十分であると感じた。

テンポの良さの説明

編集部

全体的に悪くはなく、恋愛のスピード感もよかった。ただ主人公の過去の恋愛のこと、それにまつわる登場人物が出た時が、ここでこういう形で出るのか、と残念な感覚になる。

読みやすさの説明

編集部

読みやすさという点ではさっぱりと読め、この1冊でも楽しめる。難しいのは登場する魚の名前くらいであった印象。

巻一覧

恋するアクアリウム。
ISBN 9784040725123

星評価・感想

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