高校卒業直後の男子・阿久津零が、叔母の経営するVtuber事務所に所属し、男子Vtuber「蛇道枢」として活動を始める物語。舞台は、配信文化とファンコミュニティ、事務所運営が絡む現代のVtuber業界で、表のキャラクター性と裏の素顔の両方が物語を動かす。中心は、初配信から反感を買った零が、アンチや炎上に向き合いながら活動を続ける過程と、事務所内外の人間関係の変化。配信者としての立場、匿名の反応、所属タレント同士の距離感を軸に、Vtuberという職業の内側を描く。単巻構成で、Vtuber業界の仕事と対人関係に焦点を絞っている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- VTuber界隈の炎上や空気感を、配信者側の視点でかなりリアルに描いている。
- 理不尽な悪意や誹謗中傷に対して、主人公が折れずに立ち向かう流れが熱い。
- ただの炎上劇で終わらず、言葉の重さやモラルを考えさせる要素がある。
- 終盤は逆転のカタルシスが強く、スカッとした読後感につながっている。
- Vtuber好きほど「あるある」と感じやすい細かいネタや空気が入っている。
こんな人におすすめ
- VTuber配信や界隈の雰囲気に日常的に触れている人。
- ネット炎上や誹謗中傷を扱うシリアス寄りのラノベが読みたい人。
- 主人公の熱さや漢気で押し切る展開が好きな人。
- ざまあ系や逆転劇のカタルシスを重視する人。
- 配信者の裏側や事務所まわりの話に興味がある人。
人を選ぶポイント
- 序盤から炎上が続き、かなりストレスの強い展開が多い。
- Vtuberの楽しさやエモさより、しんどさや厄介さが前面に出ている。
- 業界描写や仕事の細部は浅いと感じる人もいる。
- 現実の運営感覚と比べると、設定面に違和感を覚える場合がある。
- ストレス耐性が低いと読み進めるのがきつい。
テンポ・読後感
- 初手から大炎上で始まり、序盤はずっと重めの空気が続く。
- 中盤まで胸が痛くなる展開が多く、読後のスッキリ感は終盤で回収する構成。
- テンポ自体は軽快で、短めに一気読みしやすい。
- シリアス寄りだが、主人公の熱さで勢いを保っている。
- 全体としては「めんどくさい現実」を真正面から見せる、刺さる人には刺さる手触り。
キャラクターへの評価
- 主人公は無気力さから入るが、根は優しく熱いタイプとして受け止められている。
- 誹謗中傷に流されず、仲間を守ろうとする姿が好印象。
- 同期の女性Vtuberは、応援したくなる臆病さや可愛さが印象に残っている。
- 事務所の女性陣との距離感ややり取りに好感を持つ声がある。
- 一方で、視聴者や厄介ファンの面倒くささが強く印象に残る。
巻一覧
この巻のあらすじ
【第6回カクヨムWeb小説コンテスト キャラクター文芸部門特別賞受賞作!】
高校を卒業したばかりの男子、阿久津 零。 家族から家を追い出され、大学進学も勝手に辞退されてしまい路頭に迷っていた彼は、叔母である星野 薫子にスカウトされ、彼女が経営するVtuber事務所【CRE8】所属の男子Vtuberタレント『蛇道 枢』としてデビューすることとなった。
が、しかし……【CRE8】に所属するVtuberは彼を除いてすべて女性ということもあり、箱推しファンからの反感を買った蛇道枢(零)は、初配信から大炎上という事態に見舞われてしまう。
アンチコメや罵詈雑言に耐えながらも、生きるためにVtuberとしての活動を続ける零。
でも、やっぱり、本当のことを言わせてもらえるのならーー Vtuberって、めんどくせえ!!
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