会社を辞めた小路が、祖父の住んでいた江の島の家へ移り住み、猫の声が聞こえるようになったことをきっかけに、島での暮らしと向き合う現代日常譚。小路は同居猫ワガハイや、悩みを抱えた猫たちと関わりながら、猫と飼い主の事情に手を貸していく。舞台は江の島の家や移動カフェ『ENGAWA』で、猫語を介した相談と、暮らしの立て直しが物語の中心になる。人と猫の関係、島での静かな生活、仕事としてのカフェ運営が一つの流れとして描かれる。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
会社を辞めた主人公が、猫のワガハイと、猫たちの悩みを解決していく猫好きにはたまらない1冊。
編集部
会社を辞めた主人公が、江の島での生活を守るため、なぜか聞こえるようになった猫の言葉を聞いて、悩みを可決していく人情物語。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
・江の島が好きな人 ・猫が好きな人 ・人と猫のハートフルな日々を読みたい人 ・猫視点のある話が好きな人
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AI分析(あらすじ)
江の島や島暮らしの舞台が気になる人、猫を題材にした現代日常ものを読みたい人、移動カフェと相談ごとを軸にした連作に関心がある人。
著者情報
この項目をレビュー編集部
鳩見すた(はとみ・すた) 「ひとつ海のパラスアテナ」で第21回電撃小説大賞で大賞を受賞し、デビュー。 動物の登場する作品を多数執筆。 ≪代表作≫ ・アリクイのいんぼう/1~4巻 ・ハリネズミと謎解きたがりなパン屋さん/1~2巻 ・秘密結社ペンギン同盟 あるいはホテルコペンの幸福な朝食/1~2巻 ・こぐまねこ軒 自分を人間だと思っているレッサーパンダの料理店/1~2巻
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
二ツ家あす 漫画家 代表作 「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」(原作:みなつき)
受賞歴
この項目をレビュー編集部
「ひとつ海のパラスアテナ」で第21回電撃小説大賞で大賞を受賞
編集部
仕事を辞めて江の島でゆっくり暮らそうとしていた主人公が、猫の言葉を理解できるようになるという、一見オカルトなのかと考えてしまう部分があるが、そういう部分を考えさせないような、温かい作品であった。
作品Q&A
文体はどんな感じ? ストーリー
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世界観の作り込みは? 世界観
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評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
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どんなテーマ・ジャンル? ストーリー
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江ノ島で猫がいる場所は? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 猫の言葉がわかる主人公と地域猫たちのやり取りが、ユーモアと癒しを両立させていて「読んでこちらもほっこりする」。
- パワハラや失恋などで疲れた青年が、江ノ島での暮らしと猫との交流を通じて少しずつ前向きになっていく「心の回復・再生」が共感を呼んでいる。
- 猫たちのちょっとした困りごとや人間の悩みを、探偵のように解いていく日常ミステリー調の展開が好評で、「悪人がほとんど出てこない安心感」も評価されている。
- 江ノ島のゆったりした空気、名所、しらす丼やカフェなどの食・景色描写がリアルで、「実際に行って猫を見たくなる」。
- 夏目漱石『吾輩は猫である』を彷彿とさせる語り口や、猫視点の描写、表紙・挿絵の猫の魅力も引きとなっている。
こんな人におすすめ
- 猫好きで、個性豊かな猫キャラと会話シーンを楽しみたい人。
- ほのぼの・癒し系の日常ファンタジーが好きな人。
- 江ノ島や鎌倉エリアに親しみがあり、土地の描写と一緒に読みたい人。
- 仕事のしんどさや人間関係の疲れから、前向きな変化を描いた物語を読みたい人。
- リアルな舞台設定に、猫語理解のような軽いファンタジー要素が載った作品を好む人。
人を選ぶポイント
- 2冊目から読むと、移動カフェの開始経緯や猫との出会いの流れが分かりにくい。
- 2冊目では、元カノ役の女性キャラへの魅力や主人公の執着が伝わりにくい、というやや物足りない感想もある。
- 主人公自身の悩みに踏み込む部分は、途中ややもやっと感じるが最終的にはまとまる。
- 連作短篇形式で、句点ごとに改行が多い文体に慣れが必要。
- 猫語がわかる理由など設定説明を求める読者もいるが、後半で説明がある。
テンポ・読後感
- 全体的にゆったりしたテンポで、江ノ島の時間の流れそのものが癒しになる。
- 大きな対立や悪役が少なく、終始ほんわかした空気で読める「安心して読めるほっこり系」との評価が多い。
- 1冊目は傷ついた心の回復、2冊目はさらに前へ進む再生の物語、という段階感を感じる声がある。
- 猫のお願いごとを一つずつ片付けていく連作短篇構成で、読後感がよく、区切りがきれいだと感じる読者もいる。
- シリアスさよりも微笑ましさ・可愛さ・日常の小さな謎解きが中心で、気軽に読める作品だ。
キャラクターへの評価
- ワガハイは江ノ島に詳しく、主人公を振り回しつつ頼りになる存在で、会話の機転や「姐さん」的な一面も人気。
- 頭の上にいる白い仔猫・つむじは、可愛らしさと物語のキー人物感が強く、3人(猫)暮らしをもっと見たい。
- ミャイチ(ニャイチ)はやんちゃで警戒心も強く、「猫人間」と呼ばれる主人公との距離感が笑える、との感想。
- クラベルは美しく個性的な猫として印象に残り、イラストやキャラの存在感を高めている。
- 主人公のコミチ(小路)は、最初は人嫌い気味でも猫を通じて人と関わり、だんだん良い人柄や成長が見えてくる。
巻一覧
この巻のあらすじ
とある事情で会社を辞めた小路は、祖父が住んでいた江の島の家に引っ越しをする。 引っ越しから数日、心身の疲れからか、庭にやってきた猫の声が突然聞こえるように!? 勇気を出して猫の話を聞いてみると、どうやら小路に解決してほしい悩みがあるらしい。 小路は、江の島での静かな暮らしを守るために「猫の手」ならず「猫に手」を貸すことにーー。
『こぐまねこ軒』の著者が贈る、もふもふなハートフルストーリー
この巻のあらすじ
ーーこれは猫語を解する青年が、移動カフェを始めてから終えるまでの物語である。
猫の声が聞こえる小路は、同居猫のワガハイの提案で『移動カフェ ENGAWA』を始めることに。 お店も軌道にのり、今日も悩みを抱えた猫たちが訪れる。 そして猫や飼い主たちの悩みを解決していくなかで小路の心にも少しずつ変化が……。
猫に癒される青空カフェを舞台に紡がれる人間と猫のハートフルストーリー第2弾! 第1話 名前はないのである 第2話 私たちの譲れないもの、である 第3話 母は天国にいるのである 第4話 プロポーズ大作戦である
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