舞台は現代日本。世間を騒がせた案件の「謝り方」を専門に扱うコンサルタント事務所を中心に、依頼人の事情に応じて会見の構成や発言の順序、見せ方を整えていく物語。高額報酬で仕事を請ける山王丸のもとには、パワハラの告発を抱えた企業関係者、立場の難しい女優、説明責任を迫られる研究者などが訪れる。語り手の事務員は、頭の切れるアシスタント・氷室と動きながら、謝罪が必要になる場面の裏側を見ていく。テレビ報道、炎上、企業対応、個人の事情が重なる案件を通して、謝罪という行為がどのように組み立てられるかを追う。全2巻で、扱う依頼ごとに会見の準備と関係者の調整が入れ替わる構成。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 謝罪会見を“仕事”として組み立てる発想が新鮮で、題材の切り口だけで引き込まれる。
- 炎上案件をどう着地させるかの段取りや演出が見どころで、会見の裏側をのぞく感覚がある。
- 山王丸・氷室・光希の3人が強く立っていて、掛け合いのテンポが軽快。
- 皮肉やブラックユーモアが効いていて、重そうなテーマでも読み味はかなり軽い。
- 仕組まれた会見なのに後味がすっきりしやすく、エンタメとしての満足感が高い。
こんな人におすすめ
- 仕事小説やお仕事コメディが好きで、設定の妙を楽しみたい人。
- SNS炎上や会見報道の裏側に興味がある人。
- 難しいことを考えず、気楽に読める痛快作を求めている人。
- キャラの濃い登場人物同士の掛け合いを楽しみたい人。
- 企業・芸能・世間の“見せ方”に関心がある人。
人を選ぶポイント
- 謝罪や炎上を扱うが、深刻な社会派ドラマというより軽めのエンタメ寄り。
- 主人公の言動やツッコミが合わず、やや苦手に感じる読者もいる。
- 展開がわかりやすく、予定調和に見える部分がある。
- 謝罪の倫理や現実の重さを深く掘り下げるタイプではない。
- 会見の駆け引きや演出重視なので、地味な手続き描写を期待すると物足りない。
テンポ・読後感
- テンポは速く、会話と場面転換でぐいぐい進。
- 全体の空気はコミカルで、軽妙さが前に出る。
- 皮肉はあるが、読後感は意外と爽快。
- 事件の重さよりも、どう収束させるかの面白さが中心。
- ちょっとした痛快さと、漫画的なわかりやすさがある。
キャラクターへの評価
- 山王丸は冷徹で腹黒いのに、有能さが際立って妙に魅力的。
- 氷室は機械的で無表情寄りだが、細かい反応や不思議な人間味が印象に残る。
- 光希は正義感が強く、まっすぐだが暴走気味で好みが分かれる。
- 3人の役割分担がはっきりしていて、コンビ感・チーム感が楽しい。
- 脇役も含めてキャラが立っており、続編を読みたくなる引きがある。
巻一覧
この巻のあらすじ
謝罪には人生がつまっている。
☆☆☆
怒って笑って最後に感動! テレビの謝罪会見を見る目が一変する 爽快お仕事小説!
☆☆☆
テレビで今日も流れる謝罪会見。 飛び交う罵声、瞬くフラッシュ、憤りとともに味わうすこしの爽快感ーーでもそれでいいの?
冷徹冷血で報酬は法外、謝罪コンサルタント・ 山王丸の元で新しく働くことになったのは、私!? 単なるお笑い好きの事務員がひょんなことから 覗き込むことになった「謝罪会見のリアル」は波乱とドラマに満ちていた! 感動の爽快エンターテインメント!
この巻のあらすじ
謝るのはタダ 赦されるには1000万円
暴利の謝罪コンサルタントと事務員の私が大騒動!? 「謝罪」にまつわる爽快お仕事小説!
ーーー
冷徹冷血で報酬は法外、謝罪コンサルタントの山王丸は、 炎上必至の謝罪会見を裏から操り、コーディネートする凄腕だ。 パワハラのワンマン社長の被害者、国民的清純派女優、 気鋭の女性研究者ーー 炎上を恐れて今日も様々な人が事務所を訪れる。
頭脳明晰の難ありアシスタント・氷室と、 単なる事務員の私をなぜか巻き込んで、 今日も謝罪会見の幕が上がる! 前代未聞の謝罪お仕事小説!
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