修道院で暮らしていた伯爵令嬢エステラが、王宮から求められた契約王妃として国王ヴィクリスのもとに入る物語。美形で有能だが人を疑い、結婚と離婚を繰り返してきた王と、信心深く自分の罪を浄化したいと考える彼女が、数百枚に及ぶ婚前契約書を前提に婚姻関係を結ぶ。王宮では聖兜祭への出席や父との対立が起こり、過去の聖遺物破壊事件の真相、契約延長をめぐる周囲の動き、誘拐の危機などが重なる。契約婚を軸に、王宮の事情と信仰、過去の因縁が交差していくシリーズ。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 契約結婚から始まる、疑り深い王と前向きな修道女見習いの掛け合いが軽快。
- すれ違いと誤解が多いのに、全体はほのぼのしたラブコメとして読める。
- ヒロインの善意や受け止め方で、ヒーローの見え方が変わる構成が印象に残る。
- ルパートやヘンリーなど、脇役のツッコミや愛嬌が物語の楽しさを支えている。
- 読みやすさとテンポのよさで、気楽に進めやすいシリーズとして受け止められている。
こんな人におすすめ
- こじらせたヒーローの言動を笑って楽しみたい人。
- 契約結婚もの、王宮ラブコメ、すれ違い多めの関係が好きな人。
- 真面目でまっすぐなヒロインに好感を持ちやすい人。
- 重すぎないファンタジーや、脇役込みのにぎやかな空気感を求める人。
- 先の展開や伏線を追いながら読むのが好きな人。
人を選ぶポイント
- 恋愛の進展はゆっくりで、最初はラブコメ未満に感じる人もいる。
- 設定や展開にやや無理を感じる場面があり、細部の整合性が気になると引っかかる。
- 言葉づかい、誤字脱字、口調の違和感を指摘する声がある。
- 終盤や一部の解決があっさりしていて、盛り上がり不足に感じることがある。
- 主人公たちの思い込みやこじらせ方が強く、合わないとイラッとしやすい。
テンポ・読後感
- 全体は軽快で読みやすく、ドタバタ感のある進行。
- すれ違いとツッコミが多く、空気は終始ゆるめ。
- 物語が進むほど関係性は少しずつ温まり、甘さも増していく。
- 事件や謎はあるが、重厚さよりも気楽さが前に出る。
- 章ごとの山場はあるものの、後味は比較的やわらかい。
キャラクターへの評価
- エステラは明るく素直で、人を信じようとする姿勢が好印象。
- ただし世間知らずさや思い込みの強さが目立ち、危なっかしく見える。
- ヴィクリスは疑り深くこじらせているが、素直さや記憶力の良さが愛嬌になっている。
- ふたりは正反対なのに噛み合っていて、夫婦漫才のような面白さがある。
- ルパートは突っ込み役として安定感があり、ヘンリーは可愛さで印象を持っていく。
巻一覧
この巻のあらすじ
修道院にて生活する伯爵令嬢のエステラに父親が突然「契約王妃」の話を持ってきた! とある時期だけどうしても王妃が必要なのに“猜疑王”といわれる国王・ヴィクリスは、美形で有能だが片っ端から人を疑い、結婚・離婚を繰り返す“こじらせ男子”! 早速、数百枚の婚前契約書が渡されたエステラだが、とある罪を浄化したい彼女はとことん信心深い性格で──!?
この巻のあらすじ
「──末永く、よろしく」。半年だけの契約王妃を引き受けたハズが、婚姻関係を契約延長することになった修道女志望のエステラと猜疑王ヴィクリス。だが、ヴィクリスはエステラを気にしつつも既に後悔中……契約を続けるために秘策を立てるが!? そんな中、久々に開催する“聖兜祭”で国民の前に出るというエステラに父が大激怒! エステラの過去の罪とは──!?
この巻のあらすじ
こじらせ国王ヴィクリスの猜疑心は相変わらず……ではあるのだが、なんだか今までとは方向性が違う気がする。契約王妃・エステラに周りは期間延長を求めるが、自分は一生を神に捧げると誓った身! ところがそんな時、怪しい集団に攫われたエステラ。過去の聖遺物破壊事件に関する真相と危機が迫るエステラに、何かが目覚めた猜疑王ヴィクリスの手は届くか──!?
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