恋愛至上主義に距離を置く文官クリスティーヌが、鬼宰相と呼ばれるレオンと契約婚を結び、正体を隠したまま官僚として働く物語。舞台は王国の財政省や宰相室を中心とする宮廷行政で、結婚と職務が同時進行する。主人公は変装と偽名で文官として働く女性で、上司が夫だと知られないまま評価を得ようとする。物語の軸は、契約婚の秘密、夫婦としての距離感、政務の現場でのやり取りにある。シリーズは夫婦関係と職場の両面を広げながら、宮廷内の人間関係や外交案件も扱う。続巻では夫婦としての生活再開と、使節団対応を通じた周辺人物との関係が描かれる。続編では同じ夫婦を中心に、宮廷外の滞在も含めて関係と仕事の範囲が広がる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 契約婚から始まる、上司と部下として距離が縮まっていく関係が楽しい。
- 鬼宰相と呼ばれる相手の、仕事では厳しく私生活では甘いギャップが魅力。
- すれ違いと嫉妬、小さな抱擁や視線のやり取りがにやにやしやすい。
- 仕事を通じて国の問題や制度の歪みが見えてくる流れに読みごたえがある。
- 悪人が前面に出すぎず、安心して読める雰囲気がある。
こんな人におすすめ
- 偽装夫婦もの、契約結婚ものが好きな人。
- 仕事をしながら恋が進む、職場関係のじれじれが好きな人。
- 甘さ強めの夫婦・カップル関係を楽しみたい人。
- 国や制度の問題を絡めたライトな政治劇が読みたい人。
- すれ違いからのカタルシスを味わいたい人。
人を選ぶポイント
- 恋愛至上主義の国設定はかなり極端で、現実味より作劇の勢いが強い。
- 恋愛まわりの価値観が独特なので、設定の突飛さが気になる人は引っかかりやすい。
- 物語の真相や国の仕組みは、脱力感を覚えるほど恋愛寄りに感じる部分がある。
- シリアスな国政ものを期待すると、軽さや甘さが前に出る印象になりやすい。
テンポ・読後感
- 仕事描写と恋愛描写が交互に進み、テンポは比較的読みやすい。
- じれじれした空気の中に、抱擁や嫉妬で甘さが差し込まれる。
- 大きな悪意で引っ張るより、小さなすれ違いと関係の進展で読ませる。
- 国の事情が見えてくる場面では少し重さがあるが、全体は軽快でにやにやしやすい。
キャラクターへの評価
- ヒーローは仕事では有能で、恋愛面では甘くて愛が重めな印象。
- ヒロインは頭が切れる一方で、恋愛には鈍くて抜けた可愛さがある。
- ふたりとも相手を意識しているのに噛み合わないところが魅力。
- 第二王子のような脇役も、憎めなさやコミカルさで印象に残る。
- 夫婦としては距離があっても、補佐官と宰相としての関係が濃く見える。
巻一覧
この巻のあらすじ
「愛こそすべて」な恋愛至上主義に嫌気がさしたクリスティーヌは、鬼宰相と名高いレオンと仮面夫婦を条件に結婚を決意。 三年後、内緒の変装&偽名で憧れの文官として激務をこなす彼女の新しい上司は……夫!? 仕事で認められる喜びと、妻と気づかれないモヤモヤの間で揺れるけれどーー 「ほら、甘いものをあげよう」 甘く優しく労わられて、私の正体、本当にバレてない!? 契約と秘密から始まる愛されお仕事ストーリー! 第一章 恋愛至上主義へのささやかな反逆 第二章 財政省から宰相補佐室勤務へ 閑話 第三章 宰相室専任補佐官1 お菓子当てゲームと分析 第四章 宰相室専任補佐官2 抱擁 第五章 宰相室専任補佐官3 考察と翻弄 第六章 宰相室専任補佐官4 真相 エピローグ
この巻のあらすじ
宰相パトリックと専任補佐官シャルロットは、改めて夫レオンと妻クリスティーヌとして夫婦生活をスタート。 結婚4年目の新婚夫の妻への独占欲が止まらない! しかしエルドリア神聖国の使節団対応で夫婦時間が激減。使節団の聖女エウフェミアはレオンにベッタリで……。 他の女性も我が国の男性と距離が近い様子。もしや何か裏があるのでは? ヤキモキしている場合じゃない! 契約と秘密から始まる相思相愛夫婦のお仕事ストーリー! プロローグ・SIDEクロード 第一章 疑惑と監視 第二章 エルドリア神聖国使節団1 第三章 エルドリア神聖国使節団2 第四章 エルドリア神聖国使節団3 第五章 失敗と反省 第六章 別れとおとぎ話 第七章 カーミス王国での長期休暇
あとがき
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