巨大メーカーが東西に分断した都市の中央にある高天原学園を舞台に、携帯端末《スマートギア》と特殊アプリで能力者たちが成績を競うシリーズ。東区傘下の青龍院に属する祇堂拓真は、上位30名に与えられるEXアプリ保持者として新年度を迎え、能力を失った転校生ユマと関わる。学園は企業の技術と成績制度で運営され、競争と調査が同じ場で進む。やがてユマの父が遺した研究データ、拓真の父の死、アプリの起源、絶滅した能力者“天照”をめぐる事実が表に出て、物語は都市の歴史へ広がっていく。続巻では遺産を狙う人権団体ホワイトドーンと、学園島が孤立する事態も描かれる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- スマホ型アプリで異能を扱う発想が目を引く。
- 学園ものとしての陣営対立やランキング要素が入っていて、舞台設定に広がりがある。
- ARマーカーやトレイルビジョンなど、小道具まわりのギミックに面白さがある。
- 伏線らしき要素や設定の組み合わせに、先を見たくなる手応えがある。
- 便利すぎる能力をどう使うか、という発想自体は楽しめる。
こんな人におすすめ
- 設定やガジェットの仕組みを読むのが好きな人。
- 学園異能バトルやチーム戦の雰囲気を楽しみたい人。
- 王道寄りのラノベ展開を、世界観重視で読みたい人。
- 多少の説明多めでも、アイデアの面白さを優先できる人。
- 続刊での伸びしろに期待して読むタイプの人。
人を選ぶポイント
- 冒頭から設定説明が多く、物語としての流れがつかみにくい。
- 能力が便利すぎて、戦闘の緊張感や切迫感が弱くなりやすい。
- 情景描写や文章表現が追いにくく、読みづらさを感じやすい。
- 作品内の用語やルールが多く、整理しながら読まないと入りにくい。
- 版面やルビ、本文との整合など細部の粗さが気になる。
テンポ・読後感
- 序盤は設定紹介が中心で、テンポはやや重め。
- 中盤以降はギミックや伏線回収で動きが出るが、全体にこぢんまりした印象が残る。
- 便利な能力のわりに戦いは大きく荒れず、肩の力を抜いて読める場面もある。
- 終盤は駆け足気味、あるいはしりすぼみと受け取られやすい。
- 雰囲気は学園・能力・ガジェットが混ざった、少し中二寄りの軽快さ。
キャラクターへの評価
- 主人公は強さや立ち位置はあるが、突出した熱さは控えめに見られる。
- ヒロインはかわいい、面白い、印象に残る。
- チームメンバーは役割分担が見えやすく、集団としてはまとまりがある。
- ライバルや敵側は、魅力や厚みがもう少し欲しいと感じられやすい。
- 幼馴染やサブ寄りのキャラに目が向く読者もいる。
巻一覧
この巻のあらすじ
対立する巨大メーカーによって東西に二分された都市。その中央に位置する高天原学園では、両企業が開発する携帯端末《スマートギア》と特殊なアプリを使って、能力者たちが成績を競っていた。 東区傘下の青龍院に所属する祇堂拓真は、年間成績上位30名に与えられるEXアプリ保持者として新年度を迎える。そんな拓真の前に現れた転校生ユマは、学園生に必要不可欠なある能力を失っていて──。
この巻のあらすじ
鳰の街に鐘の音が鳴り響く。それは、ユマの父が遺した研究データ『エリアス・ライラの遺産』が10年の眠りから目覚める予兆だった――。 遺産を巡って不穏な動きを見せる謎の人権団体「ホワイトドーン」。そして四季競技祭(シーズングランプリ)の日。橋が爆破され、街から孤立した学園島で壮絶なバトルが始まる! 遺産、拓真の父の死、アプリの起源、絶滅した能力者“天照(デイブレイカー)”……秘匿されていた真実が次々と明らかになっていく――。
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