『半分の月がのぼる空』は、病院を舞台に、入院生活の中で出会った少年と少女を中心に進む青春恋愛小説シリーズです。現代の地方都市を背景に、病室という限られた空間での会話や交流を通して、日常の時間の重さや人との距離が描かれます。主人公は病院に入院する少年で、同じく入院中の少女との関係を軸に、周囲の患者や家族、医療現場の人々も物語に関わります。シリーズ全体では、病気と向き合う生活、言葉を交わすことの意味、限られた時間の中で築かれる関係が一貫した軸になります。巻ごとに視点や補足的な物語が加わる構成で、本編の周辺を別角度から補う話も含まれます。別巻として『another side of the moon-last quarter』が確認できます。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
病院で出会った少年少女の短い恋の物語。
編集部
余命ものの先駆けとなった青春ラノベ。物心付いた頃から入院生活を送っていたわがままなヒロインと、高校生の主人公の恋愛を軸に物語が進む。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
余命もので泣きたい人 わがままで繊細なヒロインが好きな人 少年少女の切ない恋愛に感情移入したい人
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AI分析(あらすじ)
- 病院を舞台にした物語を読みたい人 - 入院生活と人間関係の描写に関心がある人 - 現代を舞台にした青春恋愛を探している人
著者情報
この項目をレビュー編集部
橋本紡は日本のラノベ作家。数々のライトノベルや一般文芸を手掛ける。2013年に小説家を引退した。代表作は以下。 * 猫目狩り(1998年2月 電撃文庫【上・下】) * バトルシップガール(2000年1月 - 2002年2月 電撃文庫【全6巻・SP】) * リバーズ・エンド(2001年12月 - 2004年6月 電撃文庫【全6巻】) * 毛布おばけと金曜日の階段(2002年12月 電撃文庫) * 君と僕の歌 world's end(2004年3月 電撃ビジュアルノベル) * 猫泥棒と木曜日のキッチン(2005年8月 メディアワークス / 2008年12月 新潮文庫) * 流れ星が消えないうちに(2006年2月 新潮社 / 2008年7月 新潮文庫) * ひかりをすくう(2006年7月 光文社 / 2009年6月 光文社文庫) * 空色ヒッチハイカー(2006年12月 新潮社 / 2009年8月 新潮文庫) * 月光スイッチ(2007年3月 角川書店 / 2010年1月 角川文庫) * 彩乃ちゃんのお告げ(2007年11月 講談社 / 2011年3月 講談社文庫) * 九つの、物語(2008年3月 集英社 / 2011年2月 集英社文庫) * いつかのきみへ、いつかのぼくへ 橋をめぐる(2008年11月 文藝春秋) * もうすぐ(2009年3月 新潮社 / 2011年10月 新潮文庫) * 葉桜(2011年8月 集英社 / 2014年4月 集英社文庫) * イルミネーション・キス(2012年1月 双葉社 / 2015年12月 双葉文庫) * 今日のごちそう(2012年3月 講談社) * ハチミツ(2012年6月 新潮社) * ふれられるよ今は、君のことを(2012年11月 文藝春秋)
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
山本ケイジは日本のイラストレーター。書籍のイラストを多く手掛ける。別名義「超肉」でも活動していた。代表作は以下。 * ヴァーテックテイルズ(尾関修一著・富士見ミステリー文庫) * サバキの時間(本保智著・角川スニーカー文庫) * TETORA(深沢美潮著・電撃文庫)全1巻 * シニガミノバラッド。アンノウンスターズ。(ハセガワケイスケ著・電撃文庫) * 森本啓夫のココから始める入試トレーニング数学シリーズ(森本啓夫著・中経出版) * ナインの契約書(二階堂紘嗣著・MF文庫J) * 破小路ねるのと堕天列車事件(木戸実験著・スマッシュ文庫) * 「自由」(ガンガンONLINE2009年3月19日) * ダメ魔騎士の英雄煌路(藤木わしろ著・MF文庫J) * 魔界戦記ディスガイア(神代創著・ファミ通文庫) * 助けて秋吉くん!(不破悠著・HJ文庫) * 青葉くんとウチュウ・ジン(松野秋鳴著・MF文庫J) * ファントム・キングダム(神代創著・ファミ通文庫) * ファントムブレイブ(神代創著・ファミ通文庫) * いろんな地球の救いかた(ゆうきりん著・ファミ通文庫) * わたしたちの同盟 - 永続的パートナーシップ
メディアミックス状況
この項目をレビュー編集部
橋本紡の代表作。平凡な高校生と難病のヒロインの切ない恋愛を軸に、彼等を取り巻く多彩な人間模様を描く。作者が生まれ育った三重県伊勢市が舞台の為、実在の地名や場所が多く登場する。難点はヒロインのキャラ。発売当時は許されていたが、主治医に食事を投げ付けて暴れるなど、現在の倫理基準だと眉を顰めざる得ない数々のパワハラを行っているので読者を選ぶ。
作品Q&A
このラノでノミネートされたことはありますか? シリーズ全体
評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
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半分の月がのぼる空のアニメは? メディアミックス 会員の質問
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半分の月がのぼる空はどんな話? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 病院という閉じた空間ながら、静かに寄り添うような居心地のよさと、春らしい繊細な描写が好評。
- 余命や難病を前にした少年少女の恋愛に、笑いと涙が混ざる切なさがあり、ラノベ枠を超えて読む価値がある。
- 本筋の病気描写に加え、学園生活・同級生・思い出のエピソードが並行して走り、重い空気と明るさの緩急が効いている。
- 「過ぎ去りゆく時間」の儚さを、一コマずつの日常や短編の切り口で丁寧に描く力が高く評価されている。
- 大切な人のために選び取る覚悟や、苦しみを含む選択の重さが、読後に長く残る。
こんな人におすすめ
- 余命ものや病院舞台の恋愛で、感情を揺さぶられたい読者。
- わがままで気が強いヒロインと、それを受け止める主人公の関係に共感したい人。
- 派手な展開より、日常の積み重ねや静かな青春模様を味わいたい人。
- 「ラノベ=軽い」と決めつけず、ジュブナイルとして読みたい層。
- 主治医や周囲の大人の視点も含め、多角的に「生き方」を考えたい読者。
人を選ぶポイント
- 病気や死について比較的はっきり描かれるため、読むたびにしんどい・苦しいと感じる。
- 主人公の自己嫌悪や無力感が強く出る巻があり、見ていて痛い・自分を責め続けてほしくない。
- 病院中心の閉鎖空間ゆえ、展開のスケールやパターンが限られる面を指摘する声がある。
- 新キャラ(主治医など)への第一印象が悪く、邪魔役に感じるが後から意味が見える、という読み方も多い。
- 現代基準では表現やコンプラ面で引っかかる箇所がある。
テンポ・読後感
- 全体としては読みやすく、サクッと進む手軽さがある一方、内容は暗め・重めになりがち。
- ギャグ寄りの導入やバカ話、学園・文化祭などの明るいエピソードが、病気の緊張感を和らげる効果がある。
- 優しく、どこか寂しく、感慨深い余韻が残るトーンで、再読や一冊ずつ噛み締める読み方をする人も多い。
- 短編集では掲載順やエピソードの締め方に物足りなさを感じる一方、後半の配置は納得できる。
キャラクターへの評価
- 秋庭里香:気が強く我儘で問題児面もあるが、笑顔や照れ、まっすぐな誠実さが魅力だ。
- 戎崎裕一:未熟で自己嫌悪に陥りやすいが、里香を想う素直な行動や成長が眩しいと評される。
- 夏目:最初は裕一の邪魔役・情けない大人に見えても、過去と価値観が明かされると強さや高潔さが際立つという読み方が多い。
- 周囲の同級生(司・みゆきなど)や里香の母親、石川夫妻など、補助線として「掴み取る生き方」や社会との接点を広げる存在として評価される。
- 美沙子のような大人の女性キャラは、裕一の揺れや喪失感を映す鏡として機能している。
巻一覧
星評価・感想
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最新 50 件を表示(全 73 件・感想付きを優先)
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tsuji 4 こんな恋をしてみたいと考える時期がありました
病院に入院している少女と少年が出会い、少女に振り回される作品です。
10年以上前に読んだ作品ですが、今でも内容やキャラクターの名前まで憶えているほど好きな作品です。 -
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