神楽坂の路地裏にある探偵事務所を舞台に、特異能力を持つ4人の探偵が事件を追う現代ミステリー。依頼は美術館の絵画盗難、人物失踪、資産家の娘の拉致など多岐にわたり、いずれも闇社会の組織や裏の利害と結びついている。大学生の城戸友彦は探偵社に加わり、調査や潜入、追跡に同行する。兄を探す少女、死んだはずの父と向き合う人物、危険にさらされる弟など、家族の事情も事件の導入として重なり、エネルギー開発に関わる失踪や国家規模の案件へ話がつながっていく。探偵社の仕事を軸に、街の表と裏を行き来しながら物語が広がる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 探偵ものに冒険活劇やスパイ映画のような派手さが乗っていて、読み味が軽快。
- 依頼料や装備、潜入や追跡のスケールが大きく、現実離れした勢いを楽しめる。
- 鏡市、辰爾、黎、友彦の役割分担がはっきりしていて、チームものとして見やすい。
- 茶道や大神流、兄弟の背景など、シリーズの土台になる設定が少しずつ見えてくる。
- 事件が単純に見えても、後半でつながりが広がる構成に驚きがある。
こんな人におすすめ
- ルパン三世や007のような、アクション寄りのミステリーが好きな人。
- 本格推理よりも、スカッとする展開や派手な見せ場を重視する人。
- 変人だらけのチームが事件を解く、キャラ重視の作品を読みたい人。
- 映像化したら映えそうな、動きの多い小説を探している人。
- シリーズものとして、少しずつ秘密が明かされる作品を追いたい人。
人を選ぶポイント
- 論理重視の本格ミステリーを期待すると、推理の強さは物足りなく感じやすい。
- アクションや展開がかなり大げさで、現実味の薄さが気になる場面がある。
- 情景や専門的な説明が細かく、読みやすさに差が出やすい。
- キャラクターの掘り下げが浅く感じられる巻もあり、好みが分かれやすい。
- 事件の規模が大きくなるぶん、最初の導入とのギャップに戸惑うことがある。
テンポ・読後感
- 文章はさらっと進む一方、場面転換やアクションはかなり速い。
- 潜入、追跡、銃撃、空中移動など、息つく間のない見せ場が続く。
- 事件の広がり方が大胆で、途中から一気にスケールが上がる。
- 緊張感と爽快感が同居していて、重すぎず軽すぎない読後感。
- ところどころで「やりすぎ」と感じる勢いが、そのまま作品の持ち味になっている。
キャラクターへの評価
- 鏡市は頭の回転が速く、賭けに出る判断力や大胆さが印象に残る。
- 友彦は巻き込まれ役として振り回されつつ、体力と柔軟さで場を動かす。
- 辰爾は人脈や行動力が強く、危険な場面で存在感を出す。
- 黎は道具や技術面で目立ち、発明品が強烈で印象に残る。
- 比佐は出番が少なくても格があり、祖母としての存在感が強い。
巻一覧
この巻のあらすじ
美術館から時価20億円の絵画が盗まれた。学芸員に容疑が掛かるなか、その妹と親しい大学生・城戸友彦は力になりたいと、神楽坂の路地裏に佇む探偵事務所を訪れた。慇懃無礼(いんぎんぶれい)な青年所長が提示した依頼料はなんと3000万円。払えるはずもない額の代償に、その日から仲間になる友彦。狼の如く悪党を追いつめる彼らと共に闇の組織に潜入するのだが――男4人が挑む超弩級ミッション開幕!
この巻のあらすじ
「兄を探してください」と、一人の少女が訪れた。行方不明や素行調査の類は引き受けない探偵社だが、その青年の周辺で、エネルギー開発に携わる人物が相次いで失踪したことが判明。国家を巻き込む事件と予測した大神チームは、調査に乗り出す。そんななか、鏡市(きょういち)の最愛の弟・辰爾(たつじ)に危険が迫っていた。特異能力を誇る4人の探偵を絶体絶命に陥れる闇組織、その驚愕の正体と目的とは!?
この巻のあらすじ
雨宮黎(あまみやれい)の前に、死んだはずの父親が現れた。家族を守るため罪を背負い、刑に服していたという父の存在に戸惑いを隠せない。そんななか、探偵社には女子高生の捜索依頼が舞い込む。ある資産家の愛娘で、アイドル志望の少女が消息を絶ったのだ。そして身代金を輸送中、黎までも拉致されてしまう。事件に浮上する、闇社会を牛耳(ぎゅうじ)る男とは――黎の奪還に命を賭(と)す大神チーム、絶体絶命か!
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