神々と人間の戦いが、一柱の神の加勢で終わってから120年。神結島に、120年に一度生まれるはずの白髪の御子・花菜が時を待たずに誕生する。義兄の匡一郎や父に囲まれて育った花菜は、京処から来た使者、高遠、十二神の猿鬼や兎執、女神・千生音の思惑に巻き込まれ、神結島と京処をまたぐ騒動へ進む。花菜の出生の理由、白髪の御子をめぐる因縁、龍王としての匡一郎の立場が重なり、神と人間の境界が揺らいでいく。京処の貴族社会や白い妖の噂も交差し、全5巻で離別と再会、負の言霊をめぐる対立が積み上がる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 和風ファンタジーの世界観がはっきりしていて、祭事や舞、文字を使った戦いの描写が印象に残る。
- 十二神や干支を思わせる設定が目を引き、神々や元神の存在が物語の軸として面白い。
- 兄や父、王虎など脇役の個性が立っていて、主人公以外のキャラを楽しみに読める。
- 恋愛要素はじれったさが少なく、最初から相手が見えやすいので安心して追える。
- 終盤に向けてまとまりがあり、すっきり読了できる手触りがある。
こんな人におすすめ
- 和風・神話モチーフのライトノベルが好きな人。
- 恋愛とファンタジーの両方を軽めに楽しみたい人。
- キャラ同士の掛け合いや脇役の魅力を重視する人。
- じれじれ長引く恋愛より、関係性が見えやすい作品を読みたい人。
- 文字や言霊など、少し変わったバトル設定に惹かれる人。
人を選ぶポイント
- 主人公が危険に飛び込みがちで、慎重さを求めると気になる。
- 物語の都合で離れ離れになる展開が多く、もどかしさがある。
- 登場人物が増える巻では、関係整理に少し混乱しやすい。
- 一部の敵役や事件の進み方はあっさり感じられる。
- 文体や表現に読みづらさを覚える人もいる。
テンポ・読後感
- 序盤は設定説明と人物紹介を兼ねた進行で、世界観をつかみやすい。
- 中盤は危機や移動が入り、シリアスと恋愛の揺れが続く。
- 全体にテンポは軽快だが、主人公の行動でハラハラしやすい。
- 祭や舞の場面は華やかで、和の空気が強く出る。
- かわいさ、切なさ、少しのホラー感が混ざった読み味。
キャラクターへの評価
- 主人公は素直すぎない一方で、危うさを抱えた行動派として見られている。
- 兄は一途で頼れる存在として好感が強い。
- 父は主人公を支える存在として、苦労人っぽさも含めて印象に残る。
- 王虎は癒し役・かわいい役として人気が高い。
- 高遠や十二神の面々はかっこよさや個性で注目され、脇役の魅力が強い。
巻一覧
この巻のあらすじ
神々と人間の戦は、人間側についた1柱の神によって終焉……それから月日は流れ、120年に一度だけ生まれるはずの白髪の子が時を待たずして誕生した! 自分の運命を知らず、意地悪な義兄や優しい父に囲まれ穏やかな生活をしていた花菜の戦いは、ある日突然始まった──!
この巻のあらすじ
元神の襲撃から半年後。活気を取り戻しつつある神結島に、女神・千生音の血を引く白髪の御子・花菜を狙い京処から使者が送られてきた。その中の一人、高遠という男が奏でる龍笛に、どうしても心が惹かれる花菜。その反対に兄であり恋人でもある匡一郎は苦しみ始める。十二神のひとり“兎執”をその身に宿らせている高遠は人間的にも大きく、花菜を巡り匡一郎と対峙するのだが、高遠にはさらに秘密が隠されており──!?
この巻のあらすじ
白髪の御子、花菜が突然神結島から姿を消した! 負の言霊に繋がれた神の仕業だと気がついた匡一郎らが追うが間に合わず……その陰に京処の貴族の存在を感じた匡一郎は、義父・彪吾らと京処へ向かうことに。そこで、貴族の館を襲う白い妖の噂を聞き……!? 一方、目覚めた花菜は12神である猿鬼と対峙する。幻術を操り、弄ぶように花菜を苦しめる猿鬼は、特別な白髪の御子である花菜が生まれた理由を謎かけしてき──!? 離れ離れになった花菜と匡一郎は、新たなる敵にどう立ち向かうのか!?
この巻のあらすじ
京処でようやく再会した花菜と匡一郎。匡一郎は猿鬼から聞かされた女神・千生音の思惑に対して、また花菜は猿鬼に齎された白髪の御子たちの幻影を思い出し、再会の喜びだけでない感情にとらわれる。そして花菜が生まれた理由、千生音の思惑が明らかになる中、京処を騒がす白い妖に対し、不安が最高潮に達した京処人らが賀茂邸に押し寄せ──!? 花菜と匡一郎の絆は!? 大人気和風ロマネスクシリーズ第4弾!!
この巻のあらすじ
女神降臨──12柱の神を負の言霊の輪で繋いだ女神・千生音がついに覚醒した! 花菜の身体を奪い、自らの想い人・冠威と結ばれるため動きだす。花菜を失った龍王・匡一郎が荒御霊となり、さらに死を司る千生音のせいで、人間界に滅亡の危機が……。花菜は自ら、そして負の輪廻から神々を、人間界を救うことができるのか──。そして龍王である匡一郎と、人間と神という壁を超えた愛の行方は──!? 運命と恋を紡ぐ大人気和風ロマネスクシリーズ、感動の完結巻!!
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