不思議な爺さんから渡された時空転移装置をきっかけに、普通の高校生や少女たちが崩壊した都市へ飛ばされる時空転移シリーズ。富子市では木梨幸水が別の世界で生き延びた仲間と出会い、運に見放された朝霧夏実は崩れた東京で過ごし、楠本樟は幼なじみの花美をめぐる記憶と向き合いながら浅羽野市へ向かう。さらに三日熱で秩序を失った世界では、生き残った人々の共同体づくりと鉄道の再開が描かれる。個人の事情と災厄後の社会が、時空移動を介してつながっていく。学校や街並みが失われた世界、物資や交通が途切れた環境など、日常の断裂が前提に置かれ、人物同士の関係や選択が物語を動かす。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- パラレルワールドと荒廃世界の対比がはっきりしていて、日常のありがたさが浮き上がる。
- 高校生らしい平凡さや恋愛感情が、終末状況の中で強く響く。
- 食べ物の描写が印象に残り、物語のスパイスとして効いている。
- 再読したくなる、感動や余韻の強さがある。
- 作品ごとのつながりやゲスト登場が、シリーズものとしての楽しみを増やしている。
こんな人におすすめ
- 日常と非日常の落差が大きいSFジュブナイルが好きな人。
- 幼なじみや高校生同士の関係性を重視して読む人。
- 終末世界やサバイバル要素を、重すぎない温度で楽しみたい人。
- 食べ物描写や生活感のあるSFが好みの人。
- 旧来の電撃文庫系ラノベの空気感に抵抗がない人。
人を選ぶポイント
- 作品ごとに設定や構図が近く、既視感を覚える場合がある。
- 文章やキャラ造形の古さを気にすると引っかかる。
- 恋愛や幼なじみ要素が前面に出る巻があり、好みが分かれる。
- 世界観の説明があっさりしていて、細部は想像に委ねられる。
- シリーズの順番や前作知識があると、より楽しみやすい。
テンポ・読後感
- 会話主体で読み進めやすく、文章量は比較的軽め。
- 荒廃した世界でも主人公の明るさがあり、全体は暗くなりすぎない。
- じわじわ感動を積み上げる巻と、勢いで引っ張る巻がある。
- 終盤に向けて熱量が上がり、読後に余韻が残る。
- 作品によっては淡々とした進行で、想像の余地を残す。
キャラクターへの評価
- 普通の高校生らしさが強く、特別な能力よりも感情の揺れが印象に残る。
- 幼なじみや相棒との距離感が物語の軸になっている。
- 主人公の鈍感さや迷いに、もどかしさを覚える場面がある。
- 明るく前向きな人物が、荒廃世界の空気を支えている。
- 前作キャラの再登場がうれしい。
巻一覧
この巻のあらすじ
「それにしても、平和だよな」気が置けない仲間達に囲まれ、平凡だが平和な日々を過ごしていた富子市の高校生・木梨幸水。そんなある日、「お前さんには才能があるようじゃ―」彼は不思議な爺さんと出会い、時空転移装置なるものを手渡される。スイッチを入れた彼が辿り着いた先、そこは、「この世界は、地獄だ…」崩壊した富子市だった。そして、困難な状況の中で必死に生き延びてきた仲間達が彼を待っていた。「よかった…生きてたんだ…」生還を喜ぶ幼なじみの香織。だが幸水は戸惑いを隠せなかった。「ここは、僕の世界じゃない…」
この巻のあらすじ
「あんたって、自分の運が悪いくせに、自分より不幸な人を見ると一生懸命になっちゃうのよねえ…」。親友も嘆くほど、運に見放された少女・朝霧夏実。ある日、そんな彼女の前に謎の爺さんが現れる。「わしは、お前さんの不運を幸運に変える事ができる。どうする?やってみるかね」。爺さんから渡された不思議な装置。そのスイッチを押した夏実が辿りついたのは崩壊した東京だった。「こんなめちゃくちゃな世界で…一体どこが幸運だっていうのよ!」。当惑する夏実。だがそこで、彼女は忘れられない夏を体験する事になる―。
この巻のあらすじ
「俺は花美を助ける事が出来なかった。そして父は僕を助けてくれなかった」小学校4年生の夏、幼なじみの少女・花美を助けようとして一緒に川に落ちた楠本樟。だが濁流に飛び込んだ父が助けようとしたのは花美だった。しかも生還できたのは、樟ひとりだけであった。「父さん…俺は、いらなかったのかい?」19歳になった今でも、樟はその答えを見つけられずにいた。そんなある日、「答えが欲しいかね」樟の前に謎の爺さんが現れる。渡された不思議な装置。そのスイッチを入れた樟は、崩壊した浅羽野市に転移していた。そしてそこには、死んだはずの花美の姿があった…。遂に動き出す“選ばれし者”。その総攻撃から、樟は花美を守る事が出来るのか。
この巻のあらすじ
世界中を襲った熱病「三日熱」の猛威から4年後―。生き残った者たちによるコミュニティが各地に生まれ、社会には少しずつ秩序が戻りつつあった。そうしたコミュニティの一つ前橋キャンプのメンバー・和彦には夢があった。鉄道マンを目指していたあの頃のように、再び鉄道を走らせたいという願い。それは再び世界に平和が戻った証しになるはず! 夢を実現するためにエンジニアの楠本ショウや仲間達が集結する。だが、実現にはいくつもの大きな障害が立ち塞がっていて―!?
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
-
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 5 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4
