『ブギーポップは笑わない』は、都市伝説のように語られる死神ブギーポップを軸に、統和機構と呼ばれる組織、異能者たち、そして普通の学生や街の人々が交差する連作長編シリーズです。舞台は現代日本の都市と学校で、日常の裏側に超常現象や能力者同士の対立が潜みます。中心には織機綺や末真和子など、事件に巻き込まれる若者たちがいて、各巻で彼らの視点から怪異の発生、心理の揺れ、組織の思惑が描かれます。シリーズ全体では、個々の事件を通して人間の意志、自己矛盾、世界の歪みが繰り返し扱われます。26・27巻は本編として続き、他に『ホーリィ&ゴースト』『ダークリー』『アンノウン』などの派生巻があります。続編・外伝は本編と同じ世界で別の事件や人物を扱います。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
「君はブギーポップを知っているか?」――都市伝説として語られる不気味な存在と、静かに進行する異変が交錯する、不条理と謎が渦巻くダークファンタジーの傑作。
編集部
作は、都市伝説として語られる謎の存在「ブギーポップ」を中心に、複数の視点から物語が描かれる群像劇形式が特徴です。異能バトルとサスペンス、哲学的テーマが絡み合い、思春期特有の不安や存在意義を掘り下げる独特の世界観が魅力です。略称は「ブギーポップ」。シリーズ累計で多くのメディアミックスが展開され、ライトノベル界における金字塔的存在となっています。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
ミステリーやサスペンス、都市伝説の要素を好む人:断片的なエピソードと謎解きの楽しさが詰まっており、物語全体の深みを味わえます。 ダークファンタジーや哲学的テーマに興味がある人:現実と非日常の境界を曖昧にし、存在論的な問いを投げかける独自の世界観が魅力です。 複数の視点から物語を楽しみたい人:群像劇形式で各キャラクターの内面や葛藤が丁寧に描かれており、読み進めるごとに新たな発見があります。 ライトノベルの歴史や進化に興味がある人:初期のセカイ系作品として、後続の作品に大きな影響を与えた金字塔的存在です。 読後にじわじわと余韻を楽しみたい人:解決を急がず、読者に考察や解釈を促す曖昧さが、読後感を一層深めます。
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AI分析(あらすじ)
- 現代異能ものを読みたい人 - 学園と怪異が同居する設定に関心がある人 - 複数人物の視点で進むシリーズを追いたい人
著者情報
この項目をレビュー編集部
上遠野浩平(かどの・こうへい)は、1968年生まれ。第4回電撃ゲーム小説大賞を受賞した『ブギーポップは笑わない』でデビューし、以降「ブギーポップ・シリーズ」を中心に多彩な作品を執筆しています。SFやファンタジー、ライトノベルなど幅広いジャンルで活躍しており、独特の哲学的視点や世界観が特徴的です。また、『ブギーポップは笑わない』はアニメ化をはじめとするメディアミックス展開も行われ、長期にわたって支持されています。
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
緒方剛志(おがた・こうじ)は、本作『ブギーポップは笑わない』をはじめとした「ブギーポップ・シリーズ」のカバーイラストや挿絵を担当しているイラストレーターです。シュールでスタイリッシュなタッチで、物語の不穏かつ幻想的な雰囲気を視覚的に表現する手腕に定評があります。上遠野浩平の他作品のカバーアートや、ライトノベルの装丁など幅広く活動しており、その独特の世界観を形作る重要な存在としてファンから高い支持を得ています。
メディアミックス状況
この項目をレビュー編集部
'''アニメ化''' 2000年にアニメ『ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom』が放送され、都市伝説や異能といった要素を独特の映像表現で描き話題を呼びました。 2019年には新たにTVアニメ『ブギーポップは笑わない』が制作され、シリーズの再評価を促すきっかけとなりました。 '''実写映画''' 2000年には『ブギーポップは笑わない Boogiepop and Others』として実写映画化。監督は金田龍、宮下藤花役を吉野紗香が演じるなど、当時のファンから注目を集めました。 '''コミカライズ''' 原作小説をもとにしたコミカライズ作品がいくつか展開され、挿絵やキャラクターデザインを手がける緒方剛志による独特の画風がコミックでも再現されています。 '''売上''' シリーズ累計発行部数は2018年1月時点で580万部を突破しています。
受賞歴
この項目をレビュー編集部
上遠野浩平は本作『ブギーポップは笑わない』で第4回電撃ゲーム小説大賞(現:電撃小説大賞)を受賞し、同作でデビューを果たしました。本作の独創的な世界観や群像劇形式が高く評価され、以降のライトノベル界に大きな影響を与えるシリーズへと発展していきました。
編集部
『ブギーポップは笑わない』は、都市伝説やダークファンタジー、ミステリーの要素を融合させた、独特で重厚な世界観が魅力の作品です。複数の視点で断片的に描かれる群像劇形式と、哲学的で抽象的なテーマにより、読者に深い考察や余韻を促す一方、全体像の把握が難しいと感じる方もいらっしゃいます。ライトノベルの金字塔として後続作品に大きな影響を与えた点は高く評価される一方、構成の複雑さやテンポの緩やかさから、ライトノベル初心者にはややハードルとなる部分もあるため、評価は読者の好みによって分かれがちです。全体としては、独自の世界観と深いテーマ性を楽しめる読者にとっては必読の名作と言えるでしょう。
作品Q&A
合わない人・注意点は? ストーリー
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このラノでノミネートされたことはありますか? シリーズ全体
文体はどんな感じ? ストーリー
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世界観の作り込みは? 世界観
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評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
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どんなテーマ・ジャンル? ストーリー
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ブギーポップは完結していますか? シリーズ全体 会員の質問
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ブギーポップは笑わないはどんな話? その他 会員の質問
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 複数視点で少しずつ真相に近づく構成が「この作品らしい」と好評で、断片がつながる感覚を面白がる声が多いです。
- ブギーポップや末真和子、織機綺など、過去作キャラの再登場や関係性の変化を追う楽しさがある。
- 「オルタナティブ・エゴ」「忘却」「呪い」など、シリーズを通して繰り返されるテーマの掘り下げに唸る読者が多いです。
- 不穏さや切なさの中に、どこか前向きさやユーモアが混じる独特の読後感を評価する声も見られます。
こんな人におすすめ
- 断片的な情報をつなぎ合わせながら読むミステリー寄りの物語が好きな人に向いている。
- 群像劇やキャラクター同士の関係性、シリーズ全体の積み重ねを楽しみたい読者に合う。
- 哲学的・抽象的なテーマや、少しビターな余韻を味わいたい人におすすめしやすい作品だ。
- ライトノベルの中でも、読みやすさより独自性や構成の妙を重視する読者に刺さりやすい。
人を選ぶポイント
- 時系列や人物関係が把握しづらく、シリーズを追っていないと混乱しやすい。
- 物語が断片的で、全体像がすぐには見えにくい点をハードルに感じる読者もいます。
- 抽象度の高いテーマや会話が多く、軽快な展開を期待すると難しく感じることがあるようです。
- すっきりした解決よりも余韻や解釈の余地が残るため、そこにモヤモヤを覚える。
テンポ・読後感
- じわじわ進むタイプで、派手さよりも不穏な空気や会話の妙を味わう作品だ。
- 事件の規模は大きくても、読後は「何かが少し動いた」程度の手触りに落ち着くことがあり、その曖昧さが魅力と受け取られています。
- シリアスな展開の中に、ブギーポップの言動やキャラ同士の掛け合いでクスッとできる軽さが混ざる。
- 全体としてはビター寄りで、すっきりよりも余韻が残る読後感だ。
キャラクターへの評価
- ブギーポップは「不気味なのに妙に親しみがある」「セリフが良い」といった声が多く、作品の象徴として強く支持されています。
- 末真和子や織機綺は、物語の中心にいながら周囲から少し距離があるような描かれ方が印象的だ。
- 谷口正樹は、巻によっては巻き込まれ役・支え役として見守られつつ、意外な判断力や成長を評価する声もあります。
- 再登場キャラや脇役にも「懐かしい」「また出てきた」と反応する読者が多く、シリーズの厚みを支える要素として受け止められています。
巻一覧
すべての巻を見る(全29巻)
この巻のあらすじ
ホーリィ&ゴースト―ブギーポップ・アンバランス (電撃文庫) [文庫] [Sep 01, 2001] 上遠野 浩平; 緒方 剛志
この巻のあらすじ
自由ってなんだろうな? なんでも自分の思うように生きることかな。でもその思ってることが他人の受け売りに過ぎなかったら、そいつは自由な意志って言えるのかな。おれたちが思ってる正しいことって、本当はどれくらい意味がある? ……あいまい(ダークリィ)でよくわからない。人生の意味をはっきり決められるヤツがいるとしたら、そいつは噂の死神ぐらいしかいないんじゃないんだろうか── とある平凡な町を舞台に、統和機構最強のフォルテッシモと、無敵の能力スキャッターブレインが激突する。普通の中学の学園祭を背景に、少女たちと少年が化け猫が歩く奇妙な風景を求めてさまよう。ふたつの相容れない事象が交錯するとき、ブギーポップが指し示す事実とは……?
この巻のあらすじ
あんたには好きな娘っているかい。俺も恥ずかしながら片想いの相手ってやつがいる。その娘が何を考えているのか、それが知りたくてしょうがない。でもそんな俺にブギーポップはこんな風に言う…… 「彼女のことを好きなら、君は世界の敵と戦わなきゃならないだろうね」 それって一体どうすりゃいいんだ? --三人組の男子に仲良し三人娘、どこにでもいそうな子供たちが何気なく惹かれた先に待っていたのは、触れた者すべてを死へ誘う奇妙で歪な蝙蝠の影だった。謎が謎を呼ぶ中であらゆる絆が壊れていき、何も信じられない暗闇に落とされたとき、彼らが求めるのは月光の下での優しい終末か、それともさらなる悪夢に突き落とす黒帽子の死神か……?
この巻のあらすじ
何も思い出せないーー私が目覚めたとき、そこにあったのは奇妙な黒帽子と黒マント、そして生物を一瞬でばらばらにしてしまう能力だった。 そんな私の耳に届く不気味な噂 “ブギーポップは人が最も美しいとき、醜くなる寸前に殺してくれるんだって” その特徴はなんだか、私の黒帽子と変に一致していて……。 何も覚えていない彼女と、何もかもを拒絶している彼女と、自分では何も決められない彼女が出会うとき、世界の裏で錆びついていたはずの呪いが動き出す。人々の心に染み込んで、すべてを崩壊させてしまう悪夢が滲み出てくる。生ける屍が徘徊する衰都の騒乱を征するのは死神の断罪か、幻想少女のイマジネーションか……?
この巻のあらすじ
君は堕落したいかい? 自分の意志なんて面倒なものを投げ捨てて、だらしない世俗に流されて安易な満足に耽りたいかな? 先に待つのは愚鈍さだと感じつつも、ずぶずぶと暗い情熱に溶け込んでしまいたい? その湿った衝動こそデカダント・ブラック。そいつが危険か、このぼくブギーポップにも今ひとつ掴みきれなくて── 二人のストーカーがお互いの監視対象を交換し、より陰に潜むと選択したことが奇妙な運命を呼ぶ。世界の命運を決する死神に取って代わろうという怪異な欲望が、関わった少女たちの心を汚染していく。事態を解決しようとする風紀委員長の新刻敬も、否応なくそのどす黒い退廃に引きずり込まれていく。あげくの果てに彼女が選択するのは容赦なき断罪か、それとも共倒れの崩壊か──?
この巻のあらすじ
君は世の中が間違っていると思ったことはあるかいーー? ブギーポップ、待望の最新刊登場!
君は世の中が間違っていると思ったことはあるかい? もし不満があるなら君は反逆しなければならない。だが気をつけなきゃならないのは、君の行動でとても迷惑する人が出ることと、このぼく、ブギーポップに殺されてしまうかも知れないってことだーー統和機構内部の勢力争いに巻き込まれてしまった織機綺と谷口正樹。若い恋人たちに科せられた試練は、自分自身をも裏切るいびつな心の影と直面することだった。お互いのためと考えながらも、決断できない弱い精神が二人を苦しめる。その中で浮かび上がってくるのは、かつて世界を滅ぼしかけた危険な呪いと、己を見失った人々の混乱した焦燥ーー思考に潜むオルタナティヴ・エゴという罠から、綺たちは脱出して正しい道を見出すことができるだろうか……?
この巻のあらすじ
君は自分が正しいことをしてると思うかい? 何も間違ってなくて、悪いのは他のヤツのせいだと? でもほとんどの人間が君と同じように考えているから、正しいことを決めるのは絶対に不可能なんだよ。それがわからないと、逃げ出し損ねたウサギのように狩られるだけさ。その相手が炎の魔女になるか、死神になるかは君次第だけどね──街から少年少女が消える〈計画〉を巡って、九連内朱巳と羽原健太郎、二人の天才が対立する。互いの姿を相手に見せない息詰まる頭脳戦の果てに待つのは、しかし彼らの想像も及ばぬ混沌と虚無の産物“ラビット・ラン”だった。何もかも踏みにじり、一切の反省を持たない無邪気な悪意が拡散し、世界が抵抗不能の破滅に汚染されていくのを彼女らは阻止できるのか……? 重要人物たちが激突する、ブギーポップ待望の最新刊!
この巻のあらすじ
僕はパニックキュート。人々の間に混乱と恐怖をまき散らして、その後で安心させて社会を安定させるのが仕事だ。人間なんて目先の感情でしか動けないんだからチョロいもんさ、って思ってたんだけど、どうも変なヤツがいるらしい。人が人生で一番美しい瞬間に現れる死神が、この支配を揺るがす可能性があるみたいなんだ。女子高生の噂話の中でしか現れない、そいつの名はブギーポップ。ここはヤツと直に話をつけなきゃならないようだね。手伝ってくれないか、末真和子さんーー人類を過剰進化から守護する統和機構にあっても異質な能力が、都市伝説の黒い影を追うとき、取り返しのつかない虚無への扉が開く。奇妙な帝王学に導かれた異形の観念のもとで、世界が選ぶのは透明な絶望か、無明の死神か……?
この巻のあらすじ
君にはどうしても思い出せない記憶があるかい? はっきりとした形にならない想い出が心に引っかかってはいないかな。曖昧な過去に引きずられて、現在をむげにして、未来を犠牲にしてはいないか? そう、死神たるぼくの曖昧なる敵ディジー・ミス・リジーのようにーー スプーキーEの死後、虚脱状態になっていた織機綺の前に現れた統和機構の使者は、彼女に責任を取ることを求め、綺は暗い記憶の扉をこじ開けられる。そしてすべてに価値を見いだせない無気力な少年乙坂了哉が事態をもてあそび無為で無明な日常に復讐し始めたことで、街はその輪郭を失って崩壊し始める。ブギーポップはそれを傍観し、炎の魔女さえ空回りを避けられない世界の危機の中で、綺は闇の深奥に辿り着くことができるのか……?
この巻のあらすじ
★ブギーポップ 4年ぶりの最新作★
君は自分が呪われていると思うかい? ああ、残念ながらそうなんだよ。誰もが理不尽で不条理な圧の数々を受けずには生きられないのが世の定めさ。例外はない。 陰口ばかりの娘も、悪を気取る男子も、このぼくブギーポップだって、当然ーー
県立深陽学園で「この学校は呪われている」と奇妙な噂が流行し、生徒のうちに潜む底なしの不安と苛立ちが暴かれて暗闇へ変わっていく…… 統和機構も、炎の魔女さえ無効化する圧倒的な呪詛が完成して、最後に残るのは歪んだ超越者か、子供たちのささやかな想いか……
死神ブギーポップが混沌と無情の渦中に消えるとき、少女の影はすべてに牙を剥くーー 死神は機嫌が悪い "Blue 'n' Boogie"
魔女の炎を消せ "Blow The Fire Witch Away"
おまえは何者でもない "You 're Nobody (Till Somebody Kills You)"
対自壊 "Inside-Looking Out"
ぼくらは二人で "Two Of Us"
影の行くさき "Who Needs Enemies?"
この巻のあらすじ
Boogiepop Puzzled "Let The Sky Fall"
君はフォルテッシモを知ってるかい? 最強と呼ばれる彼が絶体絶命の危機に陥る状況とはどんなものだと思う?
それは彼がすべてを奪われ、だが何も失っていないという矛盾した物語で──無敵神話の失墜により世界を裏から管理する統和機構は大混乱に陥る。新たな覇権を求める合成人間たちの死闘と謀略の中、噛み合わないパズルのような現実が少しずつ砕けていく。事態の解決を命じられた偽装少女の久嵐舞惟は謎と不条理の闇に迷い込み、そこで死神ブギーポップと遭遇するが……
最後に力を掴むのは誰なのか。空をも裂ける虚空の地獄の下で、堕ちた最強は甦ることができるのか? introduction crack1. 最強の先は弱くなるだけ crack2. 死神は理不尽に脅すだけ crack3. 世界は粗雑に乱れるだけ crack4. 戦士は無意味に挑むだけ crack5. 幻想は悪意に堕ちるだけ crack6. 虚空に堕ちて嘲笑うだけ crack7. 弱虫は闇を知らないだけ
この巻のあらすじ
Boogiepop Nightmare"There Will Come Purple Rain" あなたは心から大切に想ってる人を「君はその人が好きって訳じゃないんだな」って言われたらどう? たとえ相手が死神ブギーポップでもそんなの許せると思う? 私は許さない、絶対に──自己嫌悪に囚われた少女織機綺が激怒するとき、街には異形の"雨"が降り終末への扉が開く。かつて最強によって滅ぼされたはずの悪夢が甦り、人々から未来が奪われていく。 世界が展望を失って蒼白と化し、すべてが"可能性のスキマ"に堕ちていく中で、罪を犯した若き玖良々三兄妹はこの無間地獄を解き放って皆を救うことができるのか。人類を監視する者は陰からその苦闘を見つめている…… Introduction 1,愚を欺き、悪に迷い…… 2,情は歪み、恋は溶け…… 3,雨に濡れ、影が迫り…… 4,渦に落ち、扉は閉じ…… 5,謎は失せ、真も消え…… 6,天は廻り、人は沈み…… 7,嘘は軽く、足は重く……
この巻のあらすじ
Boogiepop Crucify "The Opposite Fairy Speech Of Limit-Gray" 『これを見た者の生命と同じだけの価値あるものを盗む』--って、こんなの出されたらどう思う? 自分にそんな宝物あるのかな、って灰色の気分にならない? いや、わたしは嫌だな……末真和子が予備校で奇妙な紙切れと出逢うとき、世界の限界が少しだけ崩れ落ちる。すべてを嘲笑う邪悪な妖精プルハ・メルハの影に生徒たちが心を削り取られていき、炎の魔女さえも敵となって立ちはだかる宿命に、末真は何を選択するのか。 疑心と不安に追い詰められた者たちが暴走する中で、死神ブギーポップに生け贄として磔にされるのは誰なのか。そして謎の予告状の〈怪盗〉は何を狙うーー? Color 1 磔刑の黄色 -crucifixion yellow- Color 2 幻影の銀色 -phantom silver- Color 3 妄想の青色 -delusional blue- Color 4 限界の灰色 -limit gray- Color 5 妖精の茜色 -fairy red- Color 6 錯誤の紫色 -false purple- Color 7 激怒の闇色 -rage black- Color 8 虚空の空白 -empty space-
星評価・感想
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もか 5 特に印象に残っている作品
ブギーポップシリーズは読んでいましたが、特に印象に残っている作品です。
6人の人間関係というか、距離感がたまらなく好きです。
ある女の子をきっかけに、物語が動き出すのですが、色んな出来事が絡み合い、どんどん読み進められてしまいます。
ブギーポップシリーズは沢山出ていますが、このお話から呼んでも楽しめますし、ほかのタイトルを読むともっと深く読むことが出来て楽しいです。 -
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