今日は心のおそうじ日和

基本情報
イラスト
刊行年
2019-2021
巻数
2巻
アニメ化
読み放題状況
Kindle Unlimited: 1巻まで(備考: auto:KU 全巻)
属性

構造レビュー 会員 20件

星評価

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  • 5点 会員 7件
  • 4点 会員 8件
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編集部判定 良作

評価

ストーリーの良さ
S (4)
キャラクター
S (4)
設定・世界観
S (4)
話題性
C (1)
初心者向け
S (4)
読後感の良さ
S (4)
テンポの良さ
S (4)
読みやすさ
S (4)

短評・キャッチコピー

編集部

離婚しシングルマザーになった主人公が、住み込みの家政婦をしながらさまざまな人と出会い、自分に自信を持って行く作品。

概要

編集部

離婚しシングルマザーになった主人公は、幼い娘を連れて実家に戻る。仕事がなかったので紹介された仕事をすることになるが、それは年配の小説家の自宅に住み込みで家政婦をする、というものであった。自信のない主人公が、聡明な娘と小説家との時間を経て、また多くの新たな出会いがあり、自分に自信を持って行く成長物語。

こんな人におすすめ

編集部

・シングルマザーの人 ・家政婦の仕事に興味がある人 ・社会人の人 ・小説家のお手伝いがしたい人

著者情報

編集部

成田名璃子(なりた・なりこ) 青森県出身。 2011年「月だけが、私のしていることを見おろしていた。」が第18回電撃小説大賞(メディアワークス文庫賞)を受賞し、デビュー。 2015年「東京すみっこごはん」がヒットシリーズとなる。 2016年「ベンチウォーマーズ」が第7回高校生が選ぶ天竜文学賞、第12回酒飲み書店員大賞を受賞。 ≪代表作≫ ・ハレのヒ食堂の朝ごはん ・グランドスカイ ・坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常

イラストレーター情報

編集部

井田千秋(いだ・ちあき) 神奈川県在住。 イラストレーター、漫画家。 書籍の挿絵、装画を担当し、近年は漫画制作も行う。 著書に「わたしの塗り絵BOOK 憧れのお店屋さん」など大人の塗り絵で人気を博す。

文体

編集部

会話文が多めなところはライトノベルの印象だが、それ以外の部分は小説と遜色ない印象を受ける丁寧な作品。

世界観の作り込み

編集部

シングルマザーの気持ちを伝えたり、自分に自信がない女性の気持ちをしっかりと表現できていると感じた。年配の小説家の家に住み込みをする、というのはやや珍しい設定かと感じる部分もあった。それでも、主人公と娘、小説家の関係性が穏やかに進んでいくことで、家族愛のようなものを感じられる世界観であった。

ジャンル・テーマ総評

編集部

今まで出会わなかったさまざまな人と出会うことで、自信のなかった主人公が成長していくのは、人情ものとしての印象よりも成長物語のような要素が強いかもしれない。現代社会でシングルマザーになる女性や、仕事を探している女性はたくさんおり、そういった女性たちの姿や思いも伝わるような作品であると感じた。

評価点

編集部

小説家の家にバツイチの女性がやってくる、という設定は恋愛ものになるのかという雰囲気を感じるかもしれないが、主人公の娘の存在もあり、恋愛というよりは家族愛のような雰囲気が感じられて、とてもよかった。また、自信のなかった主人公が最後には自分の気持ちをしっかりと元夫に伝えられるようになっていたことで、とても成長を感じられた。

【おすすめキャラクター】 美空 主人公の娘。両親が離婚しても、しっかりとしているタイプ。年配の小説家のところまで勝手についてきたり、しっかりと挨拶をしたりなど、聡明なところがある。

総評

編集部

丁寧な造りの作品であり、ライトノベルではあるがやや小説寄りのような印象も受けた。シングルマザーになった主人公が、新たな家族を得るような形にもなっており、温かさを感じる作品である。また、自分に自信がない女性という存在が、少しずつでも成長していく姿は清々しさを感じる。元夫に対して自分の気持ちを伝えられるようになった主人公に、拍手を送りたくなるような作品であった。

ストーリーの説明

編集部

近代ではよく見られるシングルマザーが主人公であり、ストーリーとして受け入れやすさを感じた。また仕事としてかかわる小説家が年配ということもあり、恋愛要素よりも人生のことを教えてもらえるような存在として描かれている。自信のない主人公が、少しずつ成長していくこと、娘のことや家族のことを考えていく様子など、しっかりと成長していく主人公の姿を見ることができた。

キャラクターの説明

編集部

どのキャラクターも丁寧に描かれているが、基本的に落ち着いた人柄に描かれている印象であった。自信のない主人公が、少しずつ自信を持って生きていく姿は、女性の強さを感じさせる。年配の小説家の器の大きさや、聡明な娘の存在など、それぞれのキャラクターがしっかり作られていると感じた。

設定・世界観の説明

編集部

現代社会の中で、こういった道を選ぶ女性が増えているので、共感が持てる。仕事を探していること、自分に自信がないことなど、さまざまな思いを抱えて、離婚している主人公の姿はこれからどうなっていくのだろうか、と感じさせるところもあった。しかし小説家との出会い、多くの人との関わりから、自信を得ていく姿がわかりやすく描かれている世界観である。

話題性の説明

編集部

特になし

初心者向けの説明

編集部

ライトノベルではあるが、やや小説寄りと感じるような丁寧な印象である。そのため、初心者でも読みやすいのではないかと感じられる。難しい表現などもないので、読書が好きであれば読みやすい作品。

読後感のよさの説明

編集部

最後には、離婚した夫に自信を持って言葉を返す主人公の姿を見ることができ、そのまま終わっていくので今後どうなっていくのか、とても気になる終わり方であった。

テンポの良さの説明

編集部

全体的にとても読みやすくわかりやすいテンポであったと感じられた。主人公が年配の小説家のもとへ行くところから、さまざまな人と出会い、過去の話などもしていくなど、日常を過ごすならばこんな感じではなかろうか、という印象であった。

巻一覧

今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私
ISBN 9784049126860
今日は心のおそうじ日和 2 心を見せない小説家と自分がわからない私
ISBN 9784049136333

星評価・感想

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