悩み相談、ときどき、謎解き?
判定なし
基本情報
- 著者
- 成田名璃子
- イラスト
- —
- レーベル
- メディアワークス文庫
- 刊行年
- 2013
- 巻数
- 2巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで
昼はOL、夜は街角の婚活占い師として人々の悩みを聞くミス・ブースカ/ミス・アンジェリカを中心に、街角に集まる相談事と、その背後にある事情をたどる連作形式の物語。舞台は、さまざまな悩みを抱えた人が行き交う街角で、占いと観察を手がかりに人間関係のもつれや隠れた事情が描かれる。主人公は、鍵穴から雑踏を覗くように人々を見つめる立場にあり、相談を受ける中で自分の占いの意味や責任にも向き合っていく。物語の軸は、悩み相談と小さな謎解きを通じて人の事情をほどいていくことにある。全2巻で、街角をめぐる相談事と人物関係を中心にまとまっている。続編や外伝の情報はない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 占い師としての顔と、OLとしての顔を持つ主人公の二面性が面白い。
- 占いの言葉が人の背中を押し、悩み解決や謎解きにつながる流れが読みやすい。
- 主人公の心の変化や成長が、短編連作の中で少しずつ積み上がる。
- 誠司とのやり取りや、周囲の人との距離感が軽妙で、会話の温度感が心地いい。
- 既刊や別作品とのつながりが見える構成に、シリーズものとしての楽しさがある。
こんな人におすすめ
- 軽めのミステリーやコージー寄りの物語を気楽に読みたい人。
- 占い、悩み相談、人間関係の機微を扱う話が好きな人。
- 主人公の内面描写や、少しずつ外の世界へ出ていく成長譚を楽しみたい人。
- 短編連作でサクサク読める作品を探している人。
- しっかりした謎解きより、雰囲気や人物のやり取りを重視する人。
人を選ぶポイント
- 本格ミステリーのような厳密な謎解きを期待すると物足りない。
- 占いの当たり方が強めで、推理の面白さは控えめに感じやすい。
- 誠司の押しの強さや空気の読まなさが気になる場面がある。
- 物語の締めがすっきりしきらず、続編前提の印象を受けやすい。
- 主人公の態度が尖って見える場面があり、好みが分かれやすい。
テンポ・読後感
- 1話ごとの短編で進み、全体としては軽快で読みやすい。
- 相談ごとから事件へつながる展開が多く、ゆるやかに引き込まれる。
- ほのぼの感と少し不思議な空気が同居している。
- ところどころ毒のある一人称の心の声が入り、テンポに小さな笑いがある。
- 重すぎず、気分転換に向く柔らかい読後感。
キャラクターへの評価
- 田中花子は人付き合いが得意ではないぶん、内面の揺れが印象に残る。
- ミス・アンジェリカとしての占いは強いが、本人は自信や責任感の間で揺れている。
- 誠司は強引でお節介だが、物語を動かす存在として目立つ。
- 相談者たちは訳あり感があり、短い出番でも印象を残しやすい。
- 祖母や過去のつながりが、花子の背景に厚みを与えている。
巻一覧
悩み相談、ときどき、謎解き? 〜占い師 ミス・アンジェリカのいる街角〜
この巻のあらすじ
昼間はOLにして鍵穴からの観察者、ミス・ブースカ。夜は街角の婚活占い師として人気の、ミス・アンジェリカ。様々な悩みを抱える人々が集うこの街角で、分厚いベールから雑踏を覗いていくうちにーー。
悩み相談、ときどき、謎解き? 2 〜占い師 ミス・アンジェリカの消えた街角〜
この巻のあらすじ
昼間はOLにして鍵穴からの観察者、ミス・ブースカ。夜は街角の婚活占い師として人気のミス・アンジェリカ。様々な悩みを抱える人々が集うこの街角で、彼女は人を占うことの責任を感じ、ひそかに姿を消した──。 無意識に降りてきてしまう未来の言葉が、本当にその人にとって必要なものなのか、一番正しい解決の方法なのか。女達の悩みのエネルギーを換金するために始めたインチキ占いのはずが、いつしか自分を苦しめる重圧としてのし掛かる。だが、誠司をはじめ、悩みを通して人の優しさに触れていくにつれ、少しずつ信じていくことができて……
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