Dクラッカーズ
- 著者
- あざの耕平
- イラスト
- 村崎久都
- レーベル
- 富士見ミステリー文庫
- 刊行年
- 2000-2007
- 巻数
- 20巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 1巻まで
『Dクラッカーズ』は、悪魔を召喚できるカプセル状ドラッグをめぐって、幼なじみの物部景と姫木梓が事件と抗争に巻き込まれていくネオ・アクション・サスペンスです。舞台は葛根市を中心とする現代日本で、学校、街、裏社会、そして「女王」や「王国」と呼ばれる異界的な要素が物語に重なります。中心人物は、悪魔召喚薬を使って戦う景と、帰国後に彼へ近づく梓です。二人の関係を軸に、セルネットやBたちとの対立、カプセルの流通、異能の使い手たちの思惑が交錯します。シリーズは本編に加えて、過去を描く短編集や、本編後の景たちの日常を補う追加巻も含みます。短編は人物の背景を補い、追加巻は本編終了後の時間を扱います。シリーズ全体では、事件の連鎖と人物関係の変化が段階的に広がっていきます。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
悪魔を召喚するドラッグの謎を高校生男女が追いかける、ノンストップサスペンス
編集部
悪魔や天使を召喚する効能を持った謎のカプセルと、その秘密を探る少年少女の異能バトルが見所。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
謎のドラッグを巡るサスペンスに心惹かれる人 悪魔や天使など、異形のスタンドを使役するトリッキーなバトルを堪能したい人 影のある美少年に振り回されたい人 相思相愛の幼馴染のすれ違いにやきもきしたい人
-
AI分析(あらすじ)
- 現代日本を舞台にした異能サスペンスが気になる人 - 幼なじみの再会から始まる物語を読みたい人 - 悪魔召喚やドラッグ設定のある作品に関心がある人 - 長編本編と短編集の両方を追いたい人
著者情報
この項目をレビュー編集部
あざの耕平は日本のラノベ作家。第9回ファンタジア長編小説大賞にて、『霧の都の吸血鬼』が最終選考に残る。代表作は以下。 * ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト * BLACK BLOOD BROTHERS * 東京レイヴンズ * 神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎 * ダーティキャッツ・イン・ザ・シティ
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
村崎久都は日本のイラストレーター。ラノベの表紙・挿絵を数多く手掛ける。代表作は以下。 * 真・女神転生III-NOCTURNEアンソロジー(富士見ミステリー文庫、共著、単巻) * 春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン(ファミ通文庫、扇智史/著、単巻) * ネコのおと リレーノベル・ラブバージョン(富士見ミステリー文庫、共著、単巻) * オタクホスト桜木玲音(幻狼ファンタジアノベルス、佐々木禎子/著、全2巻) * マージナルワールド(講談社BOX、湊利記/著、全2巻) * 憑き物おとします(幻狼ファンタジアノベルス、佐々木禎子/著、全2巻) * ゴーストの条件 クラウドを巡礼する想像力(講談社BOX、村上裕一/著、単巻) * ROBOTICS;NOTES プロジェクト・プレアデス(ファミ通文庫、5pb./原作、foca/著、福田知則/キャラクター原案、単巻) * 玉川区役所 OF THE DEAD(富士見L文庫、永菜葉一・塔井青/著、全2巻) * ブレイブリーアーカイブ ディーズレポート(GAノベル、なめこ印/著、単巻)※本文挿絵
編集部
全体のトーンがダウナーなのに加え主要キャラの背景が胸糞なリアリティーを帯びている為、従来のあざの作品のようなハイテンションなラノベを求めると物足りないかもしれない。夜の路地裏や朽ちた廃墟など、アングラなロケーションを活用したスタンドバトルが好きならハマる。
作品Q&A
このラノでノミネートされたことはありますか? シリーズ全体
評価されるポイントは? ストーリー
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 悪魔を呼び出す「カプセル」を巡るミステリーと、それに絡む非日常バトルが、勢いよく引き込。
- 毎巻「強敵を倒すだけ」の型に落ちず、立場や対立構造を組み替える展開が爽快だ。
- 思い出・記憶・孤独といった青春テーマと、薬物の誘惑を断ち切る強さが、物語の芯として響いている。
- 本編のハードさと対照的に、短編集のギャグやほのぼのな日常が、キャラの魅力を補強している。
- 伏線回収や視点の切り替えが効いた構成力に、読み返したくなる完成度だ。
こんな人におすすめ
- 謎のドラッグとその裏側を追う、サスペンス色の強い青春物語が好きな人。
- 悪魔や使い魔を使った、トリッキーで派手なバトル展開を楽しみたい人。
- 幼馴染のすれ違いや、不器用な距離感のあるカップルにやきもきしたい人。
- 影のある美少年や、凛とした主人公女子など、個性派キャラの関係性を味わいたい人。
- 作者の他作品を読んでいて、1巻からの爆発的な盛り上がりを信じて読み進められる人。
人を選ぶポイント
- 1巻は探偵もの風のミスリードや読みにくさがあり、ここで離脱しそうになる。
- 中盤以降の戦闘描写は勢い重視で、流し読みすると展開についていけないことがある。
- 終盤は説明や描写がやや冗長になり、バトルのテンポが落ちたと感じる読者もいる。
- 学生の言い回しや不良描写が、やや時代感を感じる。
- 敵キャラの存在感は、作者の他シリーズと比べると薄く感じる。
テンポ・読後感
- 全体としてスピード感とノリの良さが強みで、一気読み向きだ。
- 1巻は引き込みと勢いはある一方、本格的な面白さは2巻以降に急上昇する。
- 青春の熱量と、現実から逃れたい思春期の空気感が、ハードな展開と同居している。
- 緊張感の高い本編に対し、短編は日常寄りで読みやすく、温度差を楽しめる。
- 記憶や過去が物語を揺さぶる、しんどさとカタルシスが同居する展開に期待を持つ読者も多い。
キャラクターへの評価
- 物部景は無口でクールな美少年として人気が高く、不器用な優しさや執着が魅力だ。
- 姫木梓は強く凛とした主人公として評価され、後悔や高慢さなど人間的な複雑さも記憶に残る。
- 海野千絵は薬の誘惑に抗い、仲間を動かす中心人物として「本当に強い」と称されることが多い。
- 水原は斜に構えた印象から成長し、景との相棒関係や千絵との掛け合いが好評。
- 甲斐や茜など脇のカップルも含め、正反対の組み合わせや因縁関係が物語を引き立てている。
巻一覧
この巻のあらすじ
「け……、景ちゃん……」梓は、眼前の少年に呼びかけようとしたものの、声にならない言葉を喉の奥にのんだ。帰国子女・姫木梓は、数年ぶりに育った街に戻ってきた。そして幼なじみ物部景と再会を果たす。思い出の場所。二人で遊んだ、あばら屋で。級友の突然の自殺。その事件の中心には景がいた。人を遠ざけ、影を持つようになった彼にはカプセルと呼ばれるドラッグ常用の噂があった。とまどい、郷愁、贖罪。数々の想いを胸に抱き梓は景に近づいていく。悪魔・カプセル・女王――鍵が重なり、梓の眼前に開かれる魔の扉とは!? 圧倒的な疾走感で描かれるネオ・アクション・サスペンス第一弾!
この巻のあらすじ
「夢も現実も君の自由なんだよ」いつになく優しい響きの景の言葉が、梓の胸に染み渡っていく。真夜中過ぎ、景のマンション。二人は、見えないもの、見えるもの――カプセルと<悪魔>について語り合う。見えない過ぎ去った時間が、二人の前に溝となって横たわる。触れあえない、すれ違う幼なじみの景の気持ちが梓にはもどかしかった……。ウィザードとして闇の世界で闘いを続ける少年・物部景。カプセルの謎を追いかける少女・姫木梓。二人は、あるカプセル・パーティーに潜入し闘ったため、組織セル・ネットと対立を深めていく。ネオ・アクション・サスペンス第二弾!
この巻のあらすじ
「きれいだね……」歌うように、梓はつぶやく。聖夜が近づいていた。大きなツリーの輝きが、街角に佇む二人を白く柔らかく包み込んだ。景と梓。普通の、ごく何気ない少年と少女。長年つきあいのある幼なじみ。梓は、普通の幸せが自分たちに舞い降りると、瞬間は、そう信じた……。ウィザードのふたつ名を持ち、悪魔召喚薬を用いて闘い続ける少年・物部景。<悪魔>の酷使による身体の崩壊が、彼に近づいていた。残された時間は少ない。景は、梓を守り抜くために、敵組織との最期の闘いに赴く。死地へ。ネオ・アクション・サスペンス第三弾!
この巻のあらすじ
景の身体を依り形として、ついに降臨した謎の存在”女王”。セルネットの執行細胞――Bを名乗る青年たちは、景を女王ごと拉致する。失意のまま街を彷徨する梓。疾走するネオ・アクション・サスペンス、事態は佳境に
この巻のあらすじ
ボロボロになりながらも、梓の元へと戻ってくる景。意識を取り戻した彼は、甲斐、千絵、水原たちを仲間にし、セル・ネットのBたち――執行細胞への反撃を開始する。景と甲斐は一気に敵の本拠地に乗り込むが――
この巻のあらすじ
セルネットの幹部Bと女王をうち破ったウィザード――物部景。カプセルの禁断症状に悩まされながらクラスメイトとうち解け始める景だったが、そのころ葛根市内では「六爵院」を名乗るカルト教団が台頭し始める……。
この巻のあらすじ
復活を遂げたBたちと女王の策略により、いよいよ葛根市に顕現をはじめた「王国」。それは、幼い頃、景と梓が想像で作り上げた「理想の王国」そのものだった……。物語はいよいよクライマックスへ――。
この巻のあらすじ
復活を遂げたBたちと女王。そしていよいよ葛根市に顕現をはじめた「王国」。景、そして梓たちが求めていた「理想の王国」の行方は? そして彼らの行く末は? 超人気シリーズ、ついに完結――。
すべての巻を見る(全20巻)
この巻のあらすじ
7年ぶりに日本に帰国した梓を待っていたのは、陰を持つようになった幼なじみの景と、彼がカプセルというドラッグを常用しているという噂だった。そして、カプセルには秘められた真実の効用があった……。
この巻のあらすじ
飲むと悪魔を召喚できるカプセルというドラッグ。それを巡る市場の抗争は激化し、否応なく巻き込まれていく梓と景。ついに学校にまでセルネットの手が迫り、景は悪魔を使った最終決戦を決意するのだが……。
この巻のあらすじ
景に『無慈悲な女王』が降臨し、己の罪を自覚した梓。彼女は入院中の病院を抜け出し、一人で街を彷徨う。一方、女王を迎えたセルネットは大量のカプセルをばら撒き始める。その裏には、ある思惑が秘められていた……
この巻のあらすじ
梓の相棒たる千絵と、景の相棒たる水原の思いがけない日常を描くストーリーを始め、読みごたえタップリの短編がぎゅっとつまった1冊。さらに文庫未収録だった幻の短編も新たに収録!
この巻のあらすじ
三人のBの暗躍により、混乱するカプセルユーザーたち。梓と合流した景は、甲斐氷太と一時的に共同戦線を張る。全てはセルネットを、無慈悲な女王をこの世界の外へ還すために。ネオ・アクション・サスペンス。第4弾
この巻のあらすじ
セルネットを破り、カプセルを巡る事件に決着をつけた景たち。彼らを待っていたのは、平凡な高校生活だった。しかし、平穏に馴染もうとする景に、“闇”が――女王の手が迫る。ネオ・アクション・サスペンス第5弾!
この巻のあらすじ
景と水原が強敵・キメリエスと対決する事件、伝説として語られる甲斐と景の決闘、そして幼い梓と景の一夜の冒険……。キャラたちの過去が語られる短編集第2弾。今まで文庫に収録されていなかった短編2本も収録!
この巻のあらすじ
世界は変化していた。物部景という存在が、日々希薄になっていく。そんな中、ただ1人、景のことを覚えている千絵から、梓へある提案がなされるのだが!? ネオ・アクション・サスペンス、“想い”を取り戻す第6弾!!
この巻のあらすじ
再び葛根市に姿を現した王国。その中に、景ちゃんがいる--。梓は走る。今度こそ、大切な存在を手放さないために。一方、魔法使いの自我から解放された景も、梓の元へ戻るために、女王との最後の戦いに臨む――。
この巻のあらすじ
伝説のネオ・アクション・サスペンス、ファンタジア文庫オリジナルバージョン登場! ドラゴンマガジンに連載された梓が帰国する直前のエピソードに、本編終了後の景たちの“日常”を描く書きおろしを加えた1冊!!
星評価・感想
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