現代日本の会社員が、後漢末の中国で策士・李儒として生き直す歴史改変シリーズ。物語は黄巾の乱の勃発、霊帝崩御後の宮中混乱、董卓の台頭と都の移転、反董卓連合の形成へと広がり、政治と軍事が同時に揺れる局面を追っていく。主人公は李儒の立場から、皇帝、外戚、宦官、将軍、諸侯の動きを見ながら先手を打ち、史実とは異なる展開を積み重ねる。董卓、何進、劉弁、劉協、董白、蔡琰、貂蝉、袁術などが登場し、宮廷内部の対立と地方勢力のせめぎ合いが物語全体を通して続く。

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  • AI分析(あらすじ)

    三国志の権力争い、後漢末の政局、転生後の歴史改変に関心がある人。

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作品の魅力

  • 李儒という珍しい立ち位置から後漢末を動かす発想が新鮮。
  • 史実や三国志の既知イメージをずらす解釈が楽しい。
  • 政争・軍略・人事の組み替えが多く、考察読みの面白さが強い。
  • 曹操、孫堅、袁紹、董卓まわりの再配置が見どころになっている。
  • 会話の掛け合いが軽妙で、重い題材でも読みやすい。

こんな人におすすめ

  • 三国志や後漢末の人物相関を知っている人。
  • 史実改変やif展開、考察寄りの歴史ものが好きな人。
  • 主人公無双より、周囲が振り回される構図を楽しめる人。
  • 軽いノリの会話と殺伐とした政争の両方を読みたい人。
  • ルビや人物名に抵抗が少なく、固有名詞の多さを楽しめる人。

人を選ぶポイント

  • 物語の進行は遅めで、重箱の隅を突く会話が長く感じやすい。
  • 主人公の活躍は前面に出すぎず、周囲視点の説明が多い。
  • 三国志の予備知識が薄いと人名や勢力関係で戸惑いやすい。
  • 文章やノリは歴史小説調よりライト寄りで、好みが分かれやすい。
  • 先の展開をじっくり積む作りなので、即効性のある盛り上がりは少なめ。

テンポ・読後感

  • 序盤から政変と人事が連続し、落ち着かない空気で進。
  • 史実の流れをなぞりつつ、解釈のひねりで意外性を出している。
  • シリアスな権力闘争の中に、会話の妙でコメディ感が差し込まれる。
  • 書類、調教、粛清などの語感も相まって、殺伐なのに妙に軽快。
  • じわじわ状況が動くタイプで、読み進めるほど面白さが増す構成。

キャラクターへの評価

  • 李儒は腹黒さと合理性が際立ち、策士としての見せ場が強い。
  • 董卓は単なる悪役像より、部下や周囲との関係で印象が変わる。
  • 何進は有能さや人間味が補強され、従来像より立体的に見える。
  • 曹操、孫堅、袁紹、劉備などは配置の妙で新鮮に映る。
  • 司馬懿や董白、貂蝉など脇役・新顔の出し方も印象に残る。

巻一覧

偽典・演義 壱 〜とある策士の三國志〜
2021年4月 ISBN 9784803015157
この巻のあらすじ

日本の社畜サラリーマンからいきなり古代中国へ。 転生先は三国志きっての策士の李儒。 まずは成り上がり者の大将軍・何進に就活し、 「この李儒。これより閣下の御為に微力を尽くします!」 とうまいこと言って取り入っていたら、 中国全土で黄巾の乱、勃発! 世の中の混乱は自分の出世の大チャンスだが、 そこに後の暴れん坊将軍・董卓が現れた…

妄想炸裂、自由自在、スーパー三国志スタート!

第2回アース・スターノベル大賞奨励賞受賞作!

偽典・演義 弐 〜とある策士の三國志〜
2021年9月 ISBN 9784803015591
この巻のあらすじ

「黙って殺される阿呆がどこにいるってんだ?」

突然の霊帝崩御! 跡目をめぐって大将軍何進は反対派を粛正。 しかし霊帝の皇后だった妹の何后は 弟・何苗とともに宦官を擁護しようとする。 何進は何后を説得するため 危険承知で宮中に参内するが… 大将軍のスーパー・ウルトラ・バイオレンス、炸裂!!

第2回アース・スターノベル大賞奨励賞受賞作!

偽典・演義 参 〜とある策士の三國志〜
2022年5月 ISBN 9784803016383
この巻のあらすじ

「そう。俺たちの戦いはこれからだ!」 何進が謀殺された宮中では、その跡目争いが繰り広げられる。 李儒はいち早く霊帝の息子、劉協と劉弁を担ぎ上げ、事件の弾劾裁判を開く。 次々に粛清されていく官僚、宦官を尻目に、頭角を現してきた人物とは!? ついに李儒、本領を発揮!!

偽典・演義 四 〜とある策士の三國志〜
2022年10月 ISBN 9784803017076
この巻のあらすじ

「おのれ董卓! ふざけた真似を!」

曹操、孫堅、袁紹…… 次々に反董卓連合に集う面々。 一方董卓は軍勢を集め、 さらに洛陽から長安への遷都を強行する。 そして都を猛火が襲った!

各地で繰り広げられる戦いの行方は!?

偽典・演義 ~とある策士の三國志~5
2023年5月 ISBN 9784803017885
この巻のあらすじ

「木っ端役人に思い知らせてやるわ!」

董卓最愛の孫娘・董白(とうはく)、登場! 祖父の心配をよそに、外道の本拠地・弘農へと乗り込むことになったお嬢様。 「絶対に許さないんだからっ!」 この娘、ただ者じゃない!? でもそこで待っていたものとは!?

新女性キャラ、蔡琰(さいえん)、貂蝉(ちょうせん)も登場! ニュー三国志、新キャラ百花繚乱!

偽典・演義 ~とある策士の三國志~6
2023年11月 ISBN 9784803018646
この巻のあらすじ

王允が董卓を殺すという史実に疑問を持った転生者・李儒が見つけ出した黒幕の正体。 そして全土を震撼させる勅命が発せられた! 異彩を放つ天才軍師の黒さが倍増! ニュー三国志、ついに史実に挑戦!!

偽典・演義 ~とある策士の三國志~7
2024年1月 ISBN 9784803018950
この巻のあらすじ

"董卓謀殺をもくろむ王允一派への反撃が始まる。 転生者・李儒は史実を変えることができるのか!?"

偽典・演義 ~とある策士の三國志~8
2024年7月 ISBN 9784803019803
この巻のあらすじ

王允一派が粛清され、その残党の整理に追われる皇帝と司馬懿。そんな中、李儒が孫堅の下に派遣されることに。いったい何が起こったのか!?

偽典・演義9 ~とある策士の三國志~
2025年2月 ISBN 9784803020793
この巻のあらすじ

劉焉の籠城戦に苦戦する皇帝劉弁。しかし李儒の一計で、劉焉の残党たちは総崩れとなる。そうした中、袁術の暴走が続いた…。

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