19世紀末ロンドンを舞台に、仕立て屋ジェレミーと、店に入り浸る自称デザイナーの貴族エドガーが、客から持ち込まれる依頼や奇妙な事件に向き合うシリーズ。メイドが魔女を名乗る話、人体が突然発火する事件、毒死事件につながる人探しなど、服飾の店を起点に犯罪と怪異が交差する。二人は身分も役割も異なるまま、依頼人の話や布地の手掛かりから事件の輪郭を拾い上げていく。ロンドンの街と上流階級の客、衣服の質感や由来が情報になるため、事件は人間関係だけでなく素材や仕立ての流れからもたどられる。依頼の出所が変わるたびに、仕立て屋の店は街の噂と社交界をつなぐ窓口になり、事件の背景も広がっていく。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
19世紀末のロンドンを舞台に、貴族でありながらデザイナーである主人公と仕立屋の2人を巻き込む事件を解決する。
編集部
19世紀末のロンドンを舞台に、貴族デザイナーと仕立屋という2人組が、さまざまな事件を解決していく物語。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
・洋風の時代背景がある作品が好きな人 ・ロンドンなど特定の場所が好きな人 ・推理もののライトノベルが好きな人 ・主役が2人いるような作品が好きな人
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AI分析(あらすじ)
・19世紀末ロンドンを舞台にした事件ものが気になる人 ・仕立て屋や服飾を手掛かりにした物語を読みたい人 ・貴族と職人の組み合わせで進む調査劇が好きな人
著者情報
この項目をレビュー編集部
柏枝真郷(かしわえ・まさと) 1991年「時が過ぎゆきても」でデビュー。
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
片桐いくみ 漫画家、イラストレーター。 キャラデザインなども手掛ける。
編集部
推理ものとして頭を悩ませるような難しさはなく、読みやすい作品。19世紀末のロンドンを舞台だが、丁寧な描写があり、また登場人物もしっかりと作られているので好印象の作品である。
作品Q&A
合わない人・注意点は? ストーリー
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文体はどんな感じ? ストーリー
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世界観の作り込みは? 世界観
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評価されるポイントは? ストーリー
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この作品の特徴は? ストーリー
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どんなテーマ・ジャンル? ストーリー
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 19世紀末ロンドンの街並み・霧・生活感が伝わり、時代風俗や服飾事情を楽しみながら読める。
- 貴族デザイナーのエドガーと老舗仕立屋ジェレミーのコンビ、および周囲の個性派キャラの描写が好評。
- レーヨンやギャバジンなど、生地・染色・洋服の変遷に関する知識が物語に組み込まれており、服飾好きには特に刺さる。
- 会話のテンポが良く、映像を想像しやすい丁寧な描写で読みやすい。
- 表紙の美しさや、派手さより日常寄りの「ゆるいティータイム」感も魅力として挙がる。
こんな人におすすめ
- 19世紀末ロンドンやヴィクトリア時代の雰囲気・異文化描写が好きな人。
- 推理そのものより、服飾・テキスタイル・当時の流行や産業の変化を楽しみたい人。
- 個性的な二人組(バディもの)の関係性や、キャラクター中心の読み味を求める人。
- ハラハラする本格ミステリより、軽やかで読みやすいライトノベル風の作品を好む人。
人を選ぶポイント
- タイトルや装丁から推理ものを期待すると、謎解きの比重が薄く物足りないと感じる。
- 犯人や真相が早く判明したり、結末があっさりして拍子抜けに感じる。
- 事件より服飾・時代描写の比重が大きく、情報が散漫で事件の輪郭が掴みにくいと感じる声もある。
- 巻によっては二人が別行動になり、同居設定や信頼関係の描き込みが弱いと感じる。
- 本格派の推理読者向きではなく、時代考証の細部に突っ込むと違和感を覚える。
テンポ・読後感
全体的には会話がリズミカルでテンポよく読み進めやすいという声が多い一方、事件解決までの前置きが長く、服飾や日常パートに頁を割いているため「ミステリーとしては間が持たない」と感じる読者もいる。派手なドラマより、紅茶と服の話が混じる穏やかでキュートな空気感を楽しむ向きという声がある。
キャラクターへの評価
- エドガー:派手な感性の貴族デザイナーとして、服へのこだわりやデザイン画、職業設定がしっかり活かされている。
- ジェレミー:実直で堅実な仕立屋として、職人としての誇りやテキスタイル知識が伝わり、好感を持てるキャラと評される。
- 二人の関係:バディ・同居設定でありながら、互いを信頼する落ち着いた距離感が好評。
- 周囲の個性派キャラや再登場人物の使い方も、シリーズの継続読みの動機になっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
19世紀末ロンドン。仕立て屋のジェレミーと彼の店に入り浸る自称デザイナーの貴族エドガーは、客から「メイドが魔女を名乗っている」という話を聞く。同じ頃、人体が突然発火するという奇怪な事件が勃発し――
この巻のあらすじ
スーツを新調しに来た客から人探しを請けた、貴族兼デザイナーのエドガーと仕立て屋ジェレミー。目的の人物を探るうち、毒死事件の関係者らしいことが分かる。ジェレミーは彼が持っていたある布地が気にかかり……。
星評価・感想
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