属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 名作

評価

ストーリーの良さ
SS (5)
キャラクター
SS (5)
設定・世界観
A (3)
話題性
A (3)
初心者向け
S (4)
読後感の良さ
A (3)
テンポの良さ
S (4)
読みやすさ
S (4)

短評・キャッチコピー

編集部

ある日突然頭の中の携帯が鳴って……。傷付いた人々が出会った、小さな奇跡の物語。

概要

編集部

乙一が2001年に角川スニーカー文庫から刊行した短編集。『Calling You』『傷 -KIZ/KIDS-』『華歌』の3編が収録されています。

こんな人におすすめ

編集部

涙腺崩壊したい人 とにかく感動したい人 泣ける短編が読みたい人 白乙一のラノベが好きな人 健気な子供の姿に心を浄化されたい人 ひとりぼっちの人 親子愛や家族愛に弱い人

メディアミックス状況

編集部

『Calling You』は2003年にドラマCD化された他、2007年6月に『きみにしか聞こえない』のタイトルで実写映画化。『傷 -KIZ/KIDS-』は2008年に『KIDS』のタイトルで実写映画化されました。 2007年には清原紘作画のコミカライズが月刊少年エースから出版されています。

評価点

編集部

【おすすめキャラクター】 アサト 他人の傷や痣を自分の体に移動させる能力を持った心優しい少年。とても可愛らしい顔立ちをしています。彼の純心が裏切りで報いられる展開は辛かったです。

総評

編集部

白乙一の最高傑作。『華詩』が一番感動しました。非日常的なギミックを登場人物の成長や魂の再生に繋げる構成に秀で、読後は泣きすぎて頭が痛くなります。

ストーリーの説明

編集部

白乙一の傑作短編集。ひとりぼっちの少女が空想の携帯を介して遠く離れた男の子と繋がる『Calling You』、他人の傷を自身に移す能力を秘めた少年が主人公の『傷 -KIZ/KIDS-』、病院の庭に咲いた人面花の観察記録『華詩』。3編とも感涙必至、極上のヒューマンドラマに仕上がっています。

キャラクターの説明

編集部

人間の善良さと矮小さ、どちらもよく描けています。特にショッキングなのは『傷 -KIZ/KIDS-』のシホの裏切り。突然失踪した理由が痛いほどわかるだけに、タケオの怒りとアサトの絶望がやるせなかったです。

設定・世界観の説明

編集部

脳内の携帯を介し他者と念話したり病院の敷地に咲いた人面花に心癒されたり、陰鬱な日常に突如降って湧いた奇跡が登場人物の心身に及ぼす影響が生き生き語られ、ファンタジックな設定なのに大変共感してしまいました。

話題性の説明

編集部

白乙一の短編集の中では最高傑作と言えます。

初心者向けの説明

編集部

泣けるラノベの代表格。1編の長さもちょど良く、活字に慣れてない人にもおすすめしやすいです。初版の発行は2014年ですが、収録作が何度も映画化されるなど話題を呼んだので、入手は簡単だと思います。

読後感のよさの説明

編集部

登場人物が体験した辛い出来事を考えると読後感の切なさが際立ちます。一方で大事な人の裏切りや喪失から立ち直り、歩き出す強さが勇気を与えてくれました。

テンポの良さの説明

編集部

テンポはとても良いです。文章もナチュラルでサクサク読めます。

読みやすさの説明

編集部

文章は熟練の域に達しています。

巻一覧

Calling 1
ISBN 9784344813885
Calling 2
ISBN 9784344816572

星評価・感想

構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。

まだ感想はありません。