高校の修学旅行中に中世ファンタジー風の異世界へ飛ばされた二年一組と、同行する王女プリシラが、散り散りになったクラスメートを探しながら各地を巡る異文化交流シリーズ。魔王がすでに倒された後の世界で、漂着者伝承や日食の帰還儀式を手がかりに、港町、神託都市、幻の島、三種族の城壁都市、魔王城などを訪れる。お土産、史跡、ドラゴン、邪教、運動会のような学校行事が異世界の制度差と重なり、帰還と合流が物語の軸になる。教室や食事、SNS、落語、受験など日本側の話題も入り、異世界と現代日本の見え方を往復する。DXではプリシラが日本文化を学ぶ別視点の短編群も収録する。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 修学旅行の体裁で異世界の文化や暮らしを学べる設定が新鮮。
- 沢木とプリシラの軽快な掛け合いが読み心地を支える。
- メタネタや小ネタが多く、ゆるいのに飽きにくい。
- 亜人やクラスメイトなど濃いキャラが次々出てきてにぎやか。
- ただのドタバタで終わらず、成長や関係の変化が見える。
こんな人におすすめ
- 軽口の応酬やボケツッコミが好きな人。
- 異世界ものでもバトルより会話劇や群像感を楽しみたい人。
- 学園イベントをファンタジーに置き換えた企画ものが好きな人。
- メタ寄りのラノベや、少し風刺の効いた作風が好みの人。
- キャラの掛け合いで読み進めるタイプの作品を求める人。
人を選ぶポイント
- 物語の推進力は強い戦闘より会話と騒動に寄る。
- キャラ数が増える巻では、出番の濃淡が出やすい。
- ゆるいノリとメタ感が合わないと読みづらい。
- シリアス一辺倒ではなく、真面目さも笑いに包まれる。
- じっくりした大事件より、積み重ね型の展開が中心。
テンポ・読後感
- 全体は軽快でテンポがよく、掛け合いの勢いで進。
- ぐだぐだ感のあるゆるさと、要所の締めが同居している。
- 文化祭や運動会のような学園イベント感が強い。
- ふざけた空気の中に、少し切なさや爽やかさが混じる。
- 旅の終盤ほど、にぎやかさの中に感慨が増していく。
キャラクターへの評価
- 沢木は話を回す役として頼もしさがあり、主人公らしさも出る。
- プリシラは王女らしさとお茶目さが両立していて印象が強い。
- 若王子や山田など、立場の違うクラスメイトが物語を広げる。
- 坂上先生や宝田など、脇役まで妙に存在感がある。
- 濃いキャラが多いぶん、誰か一人に偏らず群像で楽しい。
巻一覧
この巻のあらすじ
新しい異文化コミュニケーションコメディ!
高校の修学旅行中だった沢木浩介をはじめとした2年1組の面々は、気づけば中世ファンタジー風の異世界へと辿り着いてしまう。どうやらこの世界では100年に1度くらい異世界から人間が漂着し、漂着者はその度に世界の危機を救ってくれるという言い伝えがあるという。
普段から接している漫画とゲームとラノベとゆとりある教育のおかげでその手の話をすんなり受け入れた2年1組は、サクっと世界を救ってやろうと決意する。
だが、世界を支配せんとしていた魔王は既に倒されたあと。彼らの活躍する隙間はもう残っていなかったのである。さらに次の日食の際に儀式を行えばもとの世界に帰れると知り、拍子抜け。
しかし、異なる文化と文化がぶつかるところでは、必ず摩擦が起こるもの。異世界中に散らばった少年少女たちが世界各地で様々なトラブルの種となっている。
浩介たちは異世界という修学旅行先の各地で思い思いにはしゃいで回る個性的すぎるクラスメートたちを全員回収し、無事にもとの世界に帰還することができるのか。
異世界から帰るまでが修学旅行の異文化コミュニケーションコメディ。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
異世界を堪能しすぎの修学旅行は続く。
修学旅行の最中、突如中世ファンタジー風異世界に飛ばされたものの、特にこの世界でやることもないので修学旅行の続きをはじめた沢木浩介たち。彼らと旅のスポンサーであるプリシラ王女は修学旅行を楽しんでいた。 異世界であろうと、修学旅行の定番コースは変わらない。お土産ショッピングをし、名物を食べ、史跡を巡って歴史に思いを馳せる。 しかし旅のもうひとつの目的である、異世界に散らばったクラスメート捜しはあまり進展していなかった。 そんな道中、浩介たちはドラゴンの脅威に怯える村に辿り着く。 浩介たちは「討伐してあげたい」と思うが、プリシラの「どういう脳の構造してたらドラゴンさんに勝てると思えるんじゃ? それとも将来の夢がひき肉なのかな?」というマジレスで冷静になる。ドラゴンは軍隊に任せてスルーしようとしたが、村人から「二か月前に突然現れた少年がドラゴンを諫めようと山へ向かい帰ってきていない」と知らされる。 聞けば聞くほどその少年はクラスメートっぽいので、一行はドラゴンが棲むという山へと向かうのであった――。
異世界を堪能しまくっている高校生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第二弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
まだまだ続く、異世界修学旅行!
修学旅行の最中、突如中世ファンタジー風異世界に飛ばされた沢木浩介たち二年一組の一行は、王女プリシラとともに、異世界での修学旅行を続けながらクラスメートを探し続けていた。 どこにいるとも知れないクラスメートの手掛かりを求めて、浩介たちは神に仕えし者が治める神託都市を訪れることにする。 神の声を聞くことができるという巫女に、クラスメートの行方について託宣をもらおうというのだ。だが、長き歴史をほこる神託都市はいま、その影で謎の邪教が跋扈する魔都と化していた。神託の巫女を救い、歴史ある古都に平穏を取り戻すため、そしてクラスメートたちの手掛かりを得るため、邪教の謎をあばこうとする浩介たち。 邪教の教主の正体とは!? そしてそのおそるべき目的とはなんなのか!?
「私は異世界の神になる!」 「何言ってんだお前、ちょっと落ち着けよ。ラーメンでも食うか?」 「妾はチャーシュー麺ネギ増し、麺カタで」
浩介たち二年一組とプリシラは、邪教の野望にゆるめのテンションで立ち向かうのであった。
異世界でやりたい放題な修学旅行生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第三弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
異世界修学旅行、次の舞台は絶海の孤島!?
修学旅行の最中、突如中世ファンタジー風異世界に飛ばされた沢木浩介たち二年一組の一行は、王女プリシラとともに、異世界での修学旅行を続けながらクラスメートを探し続けていた。
巫女の神託に従い、大海原のど真ん中を目指すことにした一行は、船を手に入れるために港町を訪れた。浩介たちはそこで、エルフが住むという幻の島の噂を耳にする。その島はこの近海にあると昔から伝えられているが、その場所は定かではなく、遭難した船乗りが嵐の中にその影を見たというようなあやふやな噂が伝わっているばかりだった。 「ほーん、これ船が遭難するフラグってやつじゃろ?」 案の定、伝説の島に辿り着いた浩介たちを待ち受けていたのは、ファンタジー感満載のエルフたち……だと思いきや? 「ここがエルフの島?」 「HAHAHA、違いマース。偉大なるユナイテッドステイツオブアメリカデース!」 幻の島を舞台に、浩介たちとプリシラ、島に住むエルフ(?)たち、そして異世界の影で暗躍する生徒会までをも巻き込んだゆるい騒動が幕を開ける! 異世界を漫喫しまくる修学旅行生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第四弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
異世界だよ全員集合!大運動会はじまるよ!
修学旅行の最中、突如中世ファンタジー風異世界に飛ばされた沢木浩介たち二年一組の一行は、王女プリシラとともに、異世界での修学旅行を続けながらクラスメートを捜し続けていた。 エルフの住まう島をあとにした彼らの次なる目的地は、オーク、コボルト、フェアリーといった三種族の縄張りに取り囲まれた城壁都市。三種族との共生関係によって長らく繁栄してきた都市だったが、どうも様子がおかしい。三種族は千年にわたる約定を破り、城壁都市を見捨て、北方で暗躍する新勢力につくというのだ。 案の定、その影で暗躍していたのは、浩介たちのクラスメートを中心とした生徒会だった。城壁都市の危機に、プリシラの下した決断は――。
「異世界大運動会を開催するぞよ!」
城壁都市の未来をかけて、プリシラ監督率いる二年一組VSオーク、コボルト、フェアリー連合軍による大運動会が開催されることに! 騎馬戦、棒倒し、パン食い競争――。お馴染みの競技も異世界ではどこか違って!? さらにはよく修学旅行で観戦される、あのスポーツも!
異世界で奮闘しまくる修学旅行生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第五弾!
「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
異世界修学旅行、いよいよ大詰め!
修学旅行の最中に突如飛ばされてしまった異世界で、王女プリシラと共に、クラスメートを探しながら修学旅行を続ける沢木浩介たち二年一組。次なる目的地は、その主である魔王を喪い、今や聖徒会なる集団に支配され、新たな文化の発信地となっている魔王城!聖徒会の野望を打ち砕き、クラスメート全員で日本へと還るため、魔王城へと乗り込んで行った浩介たちだったが――。気付くと浩介の眼の前には、毎日のように通っていた――それでいて懐かしい、母校である緑ヶ丘高等学校の校舎がそびえていた。
「……あれ? 俺たち、異世界で修学旅行をしてたんじゃなかったっけ?」 「異世界? 何をファンタジーなこと言うとるんじゃ。それよりはやく教室へ行こうぞ! このままでは遅刻じゃ! 食パンをくわえて走るのは意外と難しいぞよ!」 「あ、ああ。でも何か、大切なことを忘れてるような――」
日本と異世界が、現在と過去が交錯する懐かしくも心地良い幻の中で、浩介はついに生徒会長・若王子暁と再会する! 聖徒会の、若王子の目的とは? そして、魔王を倒した勇者とは? 異世界で日本を想う修学旅行生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第六弾!
※「ガ報」付き!
※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
出逢いと別れの異世界修学旅行、最終日!
異世界修学旅行、そして伝説へ!
修学旅行の最中に突如飛ばされてしまった異世界で、王女プリシラと共にクラスメートを捜しながら修学旅行を続ける沢木浩介たち二年一組。 ついに、残るクラスメートはあと一人。 そしてその最後の一人、山田という少年は、大方の予想通り、浩介たちより先立ってこの世界にやってきて、魔王を倒し、世界を平和に導いた勇者となっていた。 世界を救った勇者は、やがてもとの世界へ――日本へと還っていく。 そんな、この異世界で何度も繰り返された筋書きをなぞるはずだったが、事態は予想外の方向に進んで……。 「ぼ……僕は、日本には還らない! この異世界で、これからも勇者として生きていくんだ!」 帰還を拒否する勇者山田を何とか連れ戻そうと、異世界を巻き込んだ最後の大騒動が幕を開ける! そしてその最中、浩介は旅の終わりが近いことを意識する。 「おぬしらは、日本へ還っていってしまうんじゃよな。妾を置いて――」 クラス全員揃っての日本への帰還――異世界修学旅行の終わり。 それは、プリシラとの別れでもあった。
異世界から日本へ還ってゆく修学旅行生たちの異文化コミュニケーションコメディ、第七弾!
※「ガ報」付き!
※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
「DX」な、もうひとつの異世界修学旅行!
突如飛ばされてしまった異世界で、王女プリシラと共に修学旅行を続ける沢木浩介たち二年一組。そんな旅の裏側で、プリシラが彼女にとっての異世界・日本を学ぶ、もうひとつの異世界修学旅行があった! 「旅行中のこういう移動時間って暇じゃろ? そこで、妾から一つ提案があるんじゃ。妾のご先祖様たちがそうしたように、妾もまたおぬしらの文化を学び、それを後世に伝えようと思うんじゃよ」 「俺たちの――日本の文化を、か」 「そちらの世界にあってこの世界にないものは数えきれぬし、また、どちらの世界にもあるが、どうやら差異があるものも多くあるようじゃ。それらについて、この妾が詳細希望してやろうというわけじゃ!」 『新聞』『学校』『コンビニ』『アイドル』『俳句』『侍』『漫才』『受験』『バレンタインデー』『SNS』『落語』等々、毎回一つのテーマを取り上げ、プリシラが日本のあれこれを学んでいく。とはいえそこはプリシラたちのこと、学ぶ合間にボケてツッコんでと大騒ぎ! 読売中高生新聞にて連載された全八十九編を加筆・修正の上で完全収録、シリーズ最厚ボリュームの超豪華「DX」版で、もう一度プリシラたちに会える!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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