あやめヶ原学院中等部を舞台に、十三歳の少女めしあと、その義兄妹である保、錬子、蛍雨が並んで過ごす学園シリーズ。めしあは世界を救うとされた存在として見られつつも、本人はその肩書きを強く意識しきれず、幼い姿のまま、よく笑いよく泣きながら学校に通っている。周囲は彼女を守る対象として受け止めており、保たちの振る舞いにも、その特別さがにじむ。そこへ一通のラブレターが届き、めしあに向けられる気遣い、教室の反応、家族に近い距離の意味が動き出す。派手な事件よりも、身近な会話や視線の変化が物語を運び、学校での一瞬一瞬がそのままシリーズの骨格になっている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 中二病設定を前面に出した個性的な世界観。
- 特異能力を持つ家族の日常と、巻き込まれるほど止まらない展開。
- 救世主めしあの能力は傷つけるのではなく救う方向性。
- 「素数かよ」などイチャモンの付け方など、細かなギャグが刺さる。
- 魅力的なキャラが多く、続きが読みたいという期待。
こんな人におすすめ
- 『護くんに女神の祝福を!』作者の作風や世界観が好きな読者。
- コメディとシリアスの落差を楽しめる読者。
- 中二病・厨二設定が好きな読者。
- 能力者家族の日常ものが好きな読者。
人を選ぶポイント
- 世界の崩壊や人類の救いなど重い背景のせいで、ラブコメが素直に弾けにくい。
- 前作『護くん』の明るい幸福感には及ばないという比較。
- 本編は軽いが巻末短編は重く、メシアを義務づけられた苦悩が描かれる。
- 1巻からのトーンや話の方向性の変化に戸惑う声がある。
- 作者の書きたいこと優先で、好みが分かれる評価。
テンポ・読後感
- 今巻はテンポの良いラブコメ寄りの話。
- 背景の重いテーマが横たわり、コメディとシリアスの落差が激しい。
- まだ途中(インターバル)で、この一冊だけでは話は終わらない。
- 全体的に護作品より重めで、一部は「はずれ」「微妙」と感じる。
キャラクターへの評価
- 救世主めしあはみんなの天使として可愛がられる存在。
- 男キャラの可愛さが強く、女の子より目立つ。
- ヒロインは色気より個性で面白さを出すタイプ。
- 錬子と保の関係に突っ込みたくなる描写がある。
- 親子対決など、護と比べて重い人間関係の描写。
巻一覧
この巻のあらすじ
彼女の名前は“めしあ”。身長は145センチ、体重もおそらく軽い。あやめヶ原学院中等部に通う二年生で、まだ十三歳。見るからに幼く、子どもっぽい容姿をした女の子で、よく笑う。とにかくよく笑う。けれど同時に涙もろくて、嬉しくても悲しくても泣いている。それが殺ヶ原保の義妹、めしあの特徴である。そして、世界で最も特別であろう存在だ。今日もめしあと保、姉の錬子、妹の蛍雨にとって、いつもどおりの一日が始まる。めしあは縁起物のごとく扱われ、錬子はクールな生徒会長と憧れられ、蛍雨は鬼子として恐れられ、保は女子生徒に怖がられる一日が。そして、めしあを守るためでもあるいつもの一日が―。
この巻のあらすじ
彼女の名前は“めしあ”。身長は145センチ、あやめヶ原学院に通う中学二年生の十三歳。見るからに幼く、子供っぽい容姿の彼女は、この世界を救うとされた小さな女の子。本人は自覚がないし、いつもにこにこと笑ってばかりですが…。そして事件の始まりは、めしあに送られた一通のラブレターだった。自身初めてというラブレターを巡り、クラスメイトのヴァー子だけでなく、義理の兄姉妹である保、錬子、蛍雨なども心配で心配で放っておけず―。たとえ本当に特別な存在だったとしても…恋くらいしたいのです。
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