伯爵令嬢メルフィエラは、毒にもなりうる魔獣を食材として研究する「悪食令嬢」。魔獣討伐の最前線に立つガルブレイス公爵アリスティードと出会ったことから、公爵領での生活が始まる。魔鳥の襲撃をきっかけにした移動、前線都市ミッドレーグでの暮らし、砦長たちとの顔合わせ、天狼の赤ん坊の保護、百足蟹の討伐参加などを通して、魔獣の生態と食べ方、領地を支える人々の動きがつながっていく。食の記憶や研究対象としての魔物が、領地生活の出来事と並んで描かれる。

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  • AI分析(あらすじ)

    魔物食、令嬢、公爵領での生活、魔物討伐、貴族と前線の距離感に関心がある人。

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 魔物食をめぐる発想が新鮮で、料理の工程や食材化の理屈まで楽しめる。
  • メルフィと公爵の相性がよく、両片思いのじれじれ感と初々しさが心地いい。
  • 料理、魔術、魔物退治、領地の事情がほどよく混ざり、読み味に厚みがある。
  • 砦や領地の人々、ケイオスなど脇役も親しみやすく、場面ごとの空気が明るい。
  • 食べ物の描写が強く、読んでいると実際に何か食べたくなる。

こんな人におすすめ

  • 王道寄りの異世界恋愛やラブコメを安心して読みたい人。
  • 食事描写や飯テロ要素を重視する人。
  • じれじれ進む婚約者関係や、好意が伝わりきらない距離感が好きな人。
  • 魔物、魔術、領地運営などのファンタジー要素も一緒に楽しみたい人。
  • しんどすぎない雰囲気で、前向きなヒロインを見守りたい人。

人を選ぶポイント

  • 挿絵の絵柄が好みに合わないと感じる人がいる。
  • 序盤は出会いから関係が進むまでが中心で、大きな山場を強く求めると物足りない。
  • 魔物食や宗教観への抵抗感があると入りにくい。
  • 家族関係や継母まわりに気になる伏線が残る。
  • 続刊やWeb版の更新待ちで、先が気になる状態になりやすい。

テンポ・読後感

  • 全体は軽快で読みやすく、会話のテンポもよい。
  • 恋愛は急ぎすぎず、照れやすい二人の距離感をじっくり楽しむ作り。
  • 魔物料理の場面は勢いがあり、食欲を刺激する描写が多い。
  • 戦闘や古代魔術の場面は臨場感があり、物語の芯を支えている。
  • ほのぼのとした空気の中に、領地や家族の事情が少しずつ差し込まれる。

キャラクターへの評価

  • メルフィは前向きで情緒が安定しており、逆風でも折れにくい。
  • 公爵は強くて頼れる一方、恋愛面では不器用で照れが目立つ。
  • 二人とも偏見にさらされてきたぶん、相手への理解が早く噛み合いやすい。
  • ケイオスは突っ込み役として場を回し、食い意地の強さも印象に残る。
  • 継母や家族まわりにはまだ謎や距離感があり、今後の動きが気になる。

巻一覧

悪食令嬢と狂血公爵 〜その魔物、私が美味しくいただきます!〜
2021年4月 ISBN 9784065225004
この巻のあらすじ

伯爵令嬢メルフィエラには、異名があった。 毒ともなり得る魔獣を食べようと研究する変人ーー悪食令嬢。

遊宴会に参加するも、突如乱入してきた魔獣に襲われるメルフィエラを助けたのは 魔獣の血を浴びながら不敵に笑うガルブレイス公爵ーー人呼んで、狂血公爵。

血にまみれた姿を意に介さないどころか 魔獣の血は身体に悪いと自らを案じるメルフィエラに興味を持ち、公爵は尋ねる。

「魔獣に詳しいのか?」 「私は魔獣というよりは、食物に興味があるのです」 「食物、だと? お前にはこの魔獣が食物に見えるというのか」 「はい、もちろんです。食べるからには美味しくいただきたいですから!」 「なるほど、悪食令嬢とは言いえて妙だが、やはり噂は当てにならぬものだ」

メルフィエラの趣味に興味を持ったガルブレイス公爵は思わぬことを言い出してーー! 異食の魔物食ファンタジー、開幕!

悪食令嬢と狂血公爵 2 〜その魔物、私が美味しくいただきます!〜
2022年3月 ISBN 9784065275795
この巻のあらすじ

『狂血公爵』アリスティード・ロジェ・ド・ガルブレイスの求婚を受けた『悪食令嬢』メルフィエラ・マーシャルレイド。

正式に婚約者となった二人は、ガルブレイス公爵領へと空の旅ーー道中で魔鳥の大群に襲われたりはしたがーーを楽しみながらガルブレイス領の中心都市ミッドレーグへと到着する。

そこでメルフィエラを待っていたのは、魔物と戦う最前線の人々にふさわしい荒々しくも温かい歓迎だった。

なれない場所でも奮闘するメルフィだが、魔鳥に襲われていた『天狼』の赤ん坊をアリスティードが保護したことから大騒動が巻き起こりーー!

異食の魔物食ファンタジー、第2巻!

悪食令嬢と狂血公爵3 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~
2023年4月 ISBN 9784065313077
この巻のあらすじ

『狂血公爵』アリスティード・ロジェ・ド・ガルブレイスの求婚を受けた『悪食令嬢』メルフィエラ・マーシャルレイド。

ガルブレイス領での生活にも馴染んできたメルフィエラが、ついに魔物討伐にも参加することに!

その理由は――母と食べた想い出のある百足蟹(ルビ:ひゃくそくがに)の討伐が行われると知ったから。

一方、ガルブレイス領の根幹を為す、各地域の砦長(ルビ:とりでちょう)たちは主の婚約者に興味津々。

母との想い出の味をロジェとともに味わいたい――そして獲れたてを、釜茹でに……!

コミックも大人気、異食の魔物食ファンタジー、第3弾!

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