物語の舞台は、亡くなった人の一部が姿を持ち、会話までできるゴーストとして戻ってくる現代社会。久遠悠紀は、告白した直後に事故死した幼なじみの深春と、死後も関係を続けることになり、そこへ後輩のひかりや一ノ瀬さん、義妹のくおん、伊呂波先輩らが入り込んでいく。日常は学校生活を中心に回り、修学旅行や北海道への移動、学園祭と演劇部の準備など、行事ごとに人間関係が揺れる。ゴーストの存在は珍事ではなく、生活の前提として人の距離感や進路、周囲の目にまで影響する。各巻では恋愛のやり取りに加えて、テロ事件や連続する出来事、そしてゴースト出現の理由へと話が広がっていく。
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 平坂読のデビュー作として、独特な文章のノリや「平坂節」の片鱗を感じられる。
- ゴースト幼馴染を軸にした三角関係や、死と再生をめぐるテーマが、ギャグとシリアス・ホームドラマ要素と混ざり合う構成が評価されている。
- 強烈な個性を持つキャラクター(口の悪い強キャラ、死にたがりの後輩など)や、無茶苦茶に見える設定をそのまま突っ走る勢いが好評。
- 荒削りながらも勢いや芯、哲学性を感じ取れる作品だ。
- 各巻序盤に仕込まれるネタや、作者らしいユーモアを拾える楽しさを挙げる読者もいる。
こんな人におすすめ
- 平坂読や『はがない』の文筆・キャラ造形が好きな読者。
- ラブコメ・青春ものの中にホラー・バトル・ギャグが混ざった作品を求める人。
- ゼロ年代ラノベ特有の勢いや「人を選ぶ」作風に耐性がある人。
- 主人公の捻くれた思考や斜に構えた語り口を味わいたい人。
- 設定の突飛さや未完成感を許容し、キャラクター描写中心で楽しめる人。
人を選ぶポイント
- ストーリー全体がご都合主義に感じられ、伏線や謎の回収が中途半端だという不満の声がある。
- 終盤・最終巻の展開やまとめ方が粗末、無理やり詰め込んだ印象だと感じる読者が多い。
- ミステリー仕立てに期待すると物足りない、ラブコメとしても深くは描かれていない。
- バトル描写が多い巻は想像しにくく物語に入り込みにくい。
- デビュー作らしい荒削りさや「人を選ぶ」作風があり、続刊に手が伸びないと感じる読者もいる。
テンポ・読後感
- 独特で慣れが必要な文章だが、読み進めるうちに馴染。
- ギャグ・バトル・シリアス・日常ドラマが天秤の上でバランスを取ろうとする、混ざり合ったテンポ感。
- 無茶苦茶な設定を冗談かと思いきやそのまま突っ走る勢いがあり、勢いこそに魂が宿る。
- ゼロ年代ラノベ特有の「むせ返るような」雰囲気を好む人とそうでない人で分かれる印象。
- 荒削り・探り探りのデビュー作感はあるが、勢いのある新青春エンタとして楽しめる。
キャラクターへの評価
- 強烈すぎる師匠・おばあちゃんキャラのインパクトが強く、主人公が霞んでしまう。
- ゴーストになった幼馴染・深春への想いや、死にたがりの後輩など、ヒロイン・主要キャラの魅力を高く評価する意見が多い。
- くおんやイリスなど、可愛らしいと感じるキャラクターへの好意の声がある。
- 斜に構えた・嘘つき気味の主人公の捻くれた思考が、この作品ならではの味だ。
- 委員長キャラ(メガネなど)に共感や好感を持つ読者もいる。
巻一覧
この巻のあらすじ
死んだ人間の約1割が言葉も交わせる<ゴースト>としてよみがえる時代。ある日、悠紀は幼なじみの深春に告白されるが、深春はその直後に事故で死んでしまう。遺体にすがって泣いた悠紀だったが、深春はゴーストになって蘇り、二人は「お付き合い」することに。触れ合うことができないゴーストとじゃ、あんなコトもこんなコトもできない、と悠紀は嘆くが、深春は幸せそう。トラブルは多いものの、それなりに楽しい毎日だった。しかし、ひょんなことから後輩・ひかりが二人の間に割り込んできて……!?
この巻のあらすじ
死んだ人間の約1割が、姿が見えて話もできる存在――ゴーストとして蘇る時代。幼馴染みのゴースト・深春を恋人にもつ久遠悠紀は、カルト教団によるテロに巻き込まれたあとも、ごく普通の生活を送っていた。今回も、「ごく普通」の修学旅行で奈良・京都へでかけた悠紀。深春をはじめ、委員長の一ノ瀬さんやお馬鹿な紺藤、ロリ系美少女の吏架ちゃんなど、あまり普通でないクラスメートと班を組んだ悠紀だったが、見学の途中、紺藤に誘われてナンパに出かける。二人は着物姿の美女に声をかけるが……。古都を舞台に入り乱れる恋のお話(たぶん)。
この巻のあらすじ
死んだ人間の約1割が、姿が見えて話もできる存在――ゴーストとして蘇る世界。夏休みを迎えた久遠悠紀は、幼馴染みのゴースト・深春、義妹のくおんと共に北海道へ。彼女たちを待ち受けるのは、未至磨ツネヨが差し向けたらしい敵が三人! 北の大地を舞台に、バトルとアクション、嘘と真実と謎とLOVEが炸裂!?
この巻のあらすじ
死んだ人間の約1割が、姿が見えて話もできる存在――ゴーストとして蘇る世界。嘘つき高校生・悠紀と幼なじみのゴースト・深春の通う高校は学園祭シーズンを迎えていた。深春の事故をきっかけに知り合った「正義の名探偵」志願の伊呂波先輩に、演劇部の手伝いを頼まれた悠紀は、深春とともに劇に出ることに。クラス委員長の一ノ瀬さんや史記、義妹のくおんやイリスなど、普通じゃないメンツも参加して練習が始まったが、その矢先、またも事件が……。犯人は? 事件の動機は? そもそも、急に出現しはじめた「ゴースト」とはいったい何か? 「ホーンテッドワールド」を舞台に繰り広げられる嘘つきラブコメ、謎が入り乱れるミステリー編!
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