元軍人のココが、戦時の記憶を抱えたまま便利屋として生きるハードボイルド・ファンタジーです。舞台は王女の亡命や帝国議会の動きが絡む、軍事と政治の気配がある西洋風の世界で、ココは早撃ちの腕を頼りに依頼や騒動へ関わっていきます。物語は、亡命中の王女アルマや護衛の女ドラゴンキラー、元上官リリィとの再会などを通じて、過去と現在の関係が揺れる構図で進みます。シリーズ全体では、便利屋まわりの事件、軍人時代の因縁、王女をめぐる動きが重なり、人物関係と政治事情が広がっていきます。短編的な巻名で構成された全3巻です。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
元軍人の便利屋×亡命王女×ドラゴンキラーの痛快娯楽活劇
編集部
ドラゴン殺しを可能にする最強の魔剣と銃や戦車に代表される近代的な兵器が混在する異世界。辺境の暗黒街の片隅にて便利屋稼業を営むココは戦場のトラウマから脱却できず、苦しみ続ける元軍人。そんな彼が政争に巻き込まれた幼い王女を守り、はるばる亡命してきたドラゴンキラーの護衛と出会い……。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
ハードボイルド異世界ファンタジーが好きな人 くたびれたオッサンとかっこいいヒロインのバディに萌える人 健気な幼女に癒されたい人 暗黒街の愉快で物騒な日常を垣間見たい人
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AI分析(あらすじ)
- 元軍人の主人公が出る物語を読みたい人 - 王女、護衛、帝国議会などが絡むファンタジーに関心がある人 - ハードボイルド調の人物関係や軍事要素を含む作品を探している人
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
カズアキは日本のイラストレーター。ラノベのイラストを数多く手掛ける。代表作は以下。 * 『ジャンクル!』(木村航 著 ファミ通文庫) * 『レンズと悪魔』シリーズ(六塚光 著 角川スニーカー文庫) * 『ゆくとし くるとし』(大沼紀子 著 マガジンハウス) * 『世界で一番不思議なあの子』シリーズ(森山侑紀 著 講談社X文庫ホワイトハート) * 『蝶の大陸―黄金のエミーリア』(入皐 著 ルルル文庫) * 『時間商人』シリーズ(水市恵 著 ガガガ文庫) * 『彼の禁じられた遊び』(南原兼 著 B-PRINCE文庫) * 『ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。』(古戸マチコ 著 一迅社文庫アイリス) * 『屋上ボーイズ』(阿部暁子 著 コバルト文庫) * 『裁かれる日まで』(水無月さらら 著 キャラ文庫) * 『斯くして歌姫はかたる』シリーズ(朝前みちる 著 ビーズログ文庫) * 『カーテンをノックして』シリーズ(鈴藤みわ 著 SPARK NOVELS) * 『アンリアル UnReal』(北國浩二 著 講談社BOX) * 『she&sea』シリーズ(糸森環 著 角川書店) * 『アリス イン サスペンス』(桃華舞 著 講談社X文庫ホワイトハート) * 『確率捜査官』シリーズ(神永学 著 角川書店) * 『吉原夜伽帳 ―鬼の見た夢―』(ミズサワヒロ 著 ルルル文庫) * 『神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎』(あざの耕平 著 GA文庫)
受賞歴
この項目をレビュー編集部
第3回C★NOVELS大賞特別賞受賞
編集部
従軍経験のある主人公のニヒリズムが癖になる異世界ハードボイルドファンタジー。チートアイテム・ドラゴンキラーの使い手であるリリィは価値観の違いからココと反発し合っていたが、力を合わせてアルマを護衛する過程で互いの実力を認め合い、最終的には気の置けないバディになるのがよかった。魔法と科学が融合した設定も面白い。骨太なガンアクションも楽しめる。
作品Q&A
評価されるポイントは? ストーリー
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 元軍人の便利屋ココとドラゴンキラー・リリィの掛け合いが軽快で、口汚い罵り合いさえ「褒め言葉」として読める。
- 無法地帯の街を舞台にした、泥臭さはあるもののテンポの良いハードボイルド風アクションとして楽しめる。
- ルールだけは守るチンピラ気質の主人公や、健気なアルマなど、キャラの立ち位置が味わい深い。
- 竜肉を食べて能力を得るドラゴンキラー設定の異質さや、人外級の強さとの落差が物語の緊張感を生。
- さらっと読める文体と、Vシネマ/Vノベル的な娯楽性の高さを評価するレビューが多い。
こんな人におすすめ
- ハードボイルド寄りの異世界ファンタジーや、やさぐれた男が戦う物語が好きな人向き。
- くたびれたオッサン主人公と、かっこいいヒロインのバディ関係に萌える読者に合う。
- 下品な会話や刺々しいやり取りを、軽妙さとして楽しめる人に向いている。
- 暗黒街の日常や、裏社会色のある騒動を味わいたい人におすすめ。
- 深い世界観より、台詞回しとキャラの化学反応を優先して読みたい人にも合う。
人を選ぶポイント
- ライトノベルとしては血腥い展開や死が多めで、ラノベ的な軽さを求める人には合わない可能性がある。
- ドラゴンキラー設定やサブキャラの活躍が物語全体で十分活かしきれていない、もったいない。
- 後半で主人公がだんだんと丸くなり、一部の仲間加入や関係変化の描写が軽い・唐突に感じる。
- 状況説明がベタに感じる、世界観の作り込みは深くない、心情描写がやや無機質。
- 敵キャラの立ち位置や動機が分かりにくい、倒したあとの後味が弱い場面もある。
テンポ・読後感
- 会話中心でテンポ良く、一気読みしやすい娯楽活劇として読める。
- 田中芳樹作品のような調子の良い掛け合いを思わせる、軽妙な文体の巧さを評するレビューがある。
- 一巻目の終盤のような雪崩れ込むスピード感は、中盤以降や完結巻ではやや弱く感じる。
- 血の気の強い展開ながら、ドタバタ寄りに流れないよう区切った走り方として好評。
- デビュー作とは思えないほどこなれた構成と、それでも「もう少し深く/濃く」欲しいという温度差のある評価が並ぶ。
キャラクターへの評価
- ココは見た目や立場から弱く見えがちなのに男ぶりを捨てない、自分のルールだけは守る人間味が魅力だ。
- リリィとの口喧嘩とも思える掛け合いが作品の軸で、二人を楽しむ読者が多い。
- アルマは可愛らしく強かで、物語の癒し役・名シーンを担う存在として高く評価されている。
- ラダーマンや商会のケンおばさんなど、脇のキャラの一言が和む・女傑感が好きという個人的推しの声がある。
- 一方で、中尉のような強力な敵や、活躍機会が少なく見えるキャラへの物足りなさを感じるレビューもある。
巻一覧
この巻のあらすじ
元軍人ココは早撃ちの腕は最高だが、戦時の記憶に悩まされ、しがない便利屋として暮らしている。そんなある日、亡命中の王女と護衛の女ドラゴンキラーに出会う。ヒーロー未満のハードボイルドファンタジー!《第3回C★NOVELS大賞特別賞受賞作》
この巻のあらすじ
軍人時代の元上官と偶然再会したココ。過去の顔を見せるココに苛立つリリィだが……。ますます暴走ハードボイルド・ファンタジー! C★NOVELS大賞特別賞受賞後第一作!
この巻のあらすじ
寒い寒いバスラントの冬。なのにココの事務所はストーブさえ売り払うほどの極貧状態。そこに、マルクト帝国議会が皇女アルマ奪回を決議して……。シリーズ愛と涙の最終巻――!?
星評価・感想
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