人類とロボットが覇権を争う未来を舞台に、大日本帝国第七特殊部隊の〈僕〉が学園島へ潜入し、伝説の女科学者・中村奈々子をめぐる謎を追うシリーズ。右手や両手にギロチンを備えた奈々子、赤ずきんと呼ばれる人物、三人目の中村奈々子と呼ばれる〈僕〉が交差し、人間病や機械の実験、失われた歴史の断片が少しずつつながっていく。学園内の対立から島外の荒野、さらに宇宙へと場面が広がり、親子関係、恋愛感情、同じ名を持つ者たちの役割がシリーズ全体を通して整理されていく。終盤では、七度の失敗と八番目の歴史という構図が示され、機械側が繰り返してきた実験と人類の選択が物語の焦点になる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 人間とロボット、正体や自我をめぐる謎が軸になっていて、設定の引きが強い。
- ギャグや小ネタを挟みつつ、伏線を少しずつ回収していく構成が読みどころになっている。
- 会話の掛け合いが軽快で、キャラ同士のやり取りを楽しむ読み方に向いている。
- 予想を外す展開や、ラスト付近で一気に印象が変わる流れが印象に残りやすい。
- 読みやすさとスピード感があり、一気読みしやすい。
こんな人におすすめ
- 伏線回収や設定の謎解きを追うのが好きな人。
- ラブコメ寄りの軽さと、シリアスなSF要素の両方を楽しみたい人。
- キャラの掛け合い、特に山田くんと赤ずきん周りの会話を重視する人。
- いつもの王道展開より、ひねりのある日日日作品を読みたい人。
- 先の展開を考えながら読むタイプの読者。
人を選ぶポイント
- 1冊ごとの情報量は多すぎず、導入や途中段階に見える巻がある。
- 物語の回収が駆け足に感じられ、掘り下げ不足に見える場面がある。
- シリアス場面の感情表現が直接的で、やや説明的に映ることがある。
- 背景説明や投げっぱなしに見える要素が気になる読者には合わない。
- 萌え寄りの見せ方や挿絵の方向性に好みが分かれる。
テンポ・読後感
- テンポは速く、展開が次々進むので読み進めやすい。
- ギャグで軽く見せながら、底には暗さや不穏さが流れている。
- 中盤までは謎を散らし、後半で一気に意味がつながっていく感触がある。
- 作品全体は明るいラブコメというより、騒がしさのあるSF学園ものに近い。
- 読後感はすっきり一辺倒ではなく、少しモヤっとした余韻が残る。
キャラクターへの評価
- 中村奈々子は名前そのものが強く印象に残り、物語の中心として繰り返し意識される。
- 山田くんは相対的に控えめだが、会話や立ち位置で存在感を出している。
- 赤ずきんはかわいさや掛け合いの面で好感を持たれやすい。
- ロボット側も単なる敵ではなく、立場や考え方の違いが見えやすい。
- キャラの内面や正体が少しずつ見えていく過程が面白さにつながっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録のイラストが収録されておりません。 あらかじめご了承ください。
世界はどうも、知らない間に変わってしまっていたらしい。 人とロボットが覇権を争い、人が駆逐されていく世界に――。
大日本帝国第七特殊部隊から派遣された〈僕〉、十五歳は、すべての戦いの根源となった〈学園島〉に潜入する。 〈僕〉が知りたいのは、〈僕〉の母親であり、この世界に争いの種を生み出した伝説の女科学者・中村奈々子のこと。 でも、秘密に到達するためには、〈僕〉は戦わなくてはならない。 あの、右手にギロチンを装着した伝説の女番長、〈僕〉が恋したぎろっちこと中村奈々子1号と……! えっ〈僕〉の名前? 〈僕〉の名は……。
現在まだ二十歳、まさに21世紀作家の日日日(あきら)が、初めて恋愛学園萌えSFバトルアクションに挑戦します! キャッチコピーは「可愛い顔してギロチンなんです!」。 日日日初萌え、しかもユーモア&毒気たっぷり、さらには僕って何? 人間って何よ、という21世紀最大の大疑問も考えちゃおうという欲張りなシリーズのはじまりはじまり。 本作でラノベの歴史は変わる……かも!?
この巻のあらすじ
【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録のイラストが収録されておりません。 あらかじめご了承ください。 「君たちは腐った蜜柑です!」 新任教師加藤テサは、突然机をバンと叩いた。 廃棄処分されたはずの、千紗とまったく同じ顔をして……。
ここはロボットたちが支配する島。現在、人類とロボットは絶賛戦争中! で、この島に潜入した人間兵士の僕は、ロボットの親玉・チェシャキャットを倒すべく、まだこの島にいる。 〈学園〉最強の処刑人こと、両手がギロチンマシンの中村奈々子。 そして打倒〈学園〉をめざす生徒会の元リーダーである通称〈赤ずきん〉こと中村奈々子。 そして、なぜか「3人目の中村奈々子」と呼ばれる僕……。 僕たち3人は、他のロボット生徒たちとともにあるクラスに編入された。教師・加藤テサは言う。 君たちは、ある病に侵されている、と。その名は「人間病」。 僕たちは、いや、僕は果たして本当に「人間」なのか。そして、次々に壊れていくクラスメートたち!
日日日マジギレ!? 話題の学園アクションラブコメディ第2弾の合言葉は「ガッデム・義務教育!」 もちろん萌えも忘れてません
この巻のあらすじ
【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録のイラストが収録されておりません。 あらかじめご了承ください。
現在、ロボットと人類は絶賛戦争中。 で、しがない人類兵士である僕と、なぜかロボットたちの学園にいたふたりの奈々子は、学園のある島を逃げ出し、船出した。 片手がギロチンマシンのぎろっち奈々子と、自分が人間だと信じる永久幼女の赤ずきん。 ふたりはなぜかともに奈々子の名を持ち、僕自身も含めて、どうやらおそろしい陰謀に巻き込まれているようなのだ。 でも、僕らの船は難破し、僕たちは離ればなれになってしまった!
初めてロボットの島を出て、〈人間〉と出会うふたりの奈々子を待ち受けるものは? そして僕たちは、ふたたび出会うことができるのだろうか。 大好評シリーズ第三弾!
この巻のあらすじ
【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録のイラストが収録されておりません。 あらかじめご了承ください。
昔むかし、ひとりの少女が恋をした頃。 人類はゆるやかに、衰退の時を迎えていた。 少女の名は、中村奈々子。永い永い眠りから目覚めた奈々子がある実験に参加した時から、人類の歴史は変わりはじめた…。 ついに明らかになる真実。さらに混迷する機械との闘争。 人が獣と化した荒野をさまよう、僕とギロっち奈々子と赤ずきん―ともに「中村奈々子」の名を持つ三人の少年少女&亜砂里ちゃんに委ねられた想いとは? そして、ついに姿を現した真の敵・ホームズの狙いとは。 大人気シリーズ、待望の第四弾。
この巻のあらすじ
【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録のイラストが収録されておりません。 あらかじめご了承ください。
滅びを前に眠りつづける人類。あとを任された機械たちが繰り返す実験と虐殺。 僕たちは七度失敗し、機械に歴史を明け渡した。いま、中村奈々子の名をもつ三人の子供たちが、八番目の歴史で、ついに機械たちに反逆ののろしをあげる! 「本日の執行人は、わたし―中村奈々子でございます」。 広大な宇宙を舞台に奈々子の終わらせる機械が斬るものは? そしてすべての謎が解け、戦いが終わったとき、僕たち人類が選んだ未来とは。 シリーズ最終巻にして最高潮の第5巻。
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