百年の眠りから目覚めたゾンビ少女ユーフロジーヌと、彼女に仕える侍女アルマ・Vを中心に、盗まれた秘石や遺物フランソネットを追うシリーズ。舞台は日本の大学構内、高校、ゾンビハンター養成学校など現代日本の施設で、不死身の身体を持つ少女が別名を使って人間社会に紛れ込む。物語は、失った身体の補修、正体の隠蔽、秘石の奪還、学園での生活と対立が重なって進み、アルマの一人称で主従関係と役割分担が描かれる。大学での騒動から高校への潜入まで、日常と戦闘が同じ舞台で並走し、人間側の追跡や殿方との接触を含む学園内の出来事が、目的の探索と並行して続く。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ゾンビ側の視点で進むため、人間側を外から見る感覚が新鮮。
- 学園もの、ラブコメ、バトル、ホラー、コメディが混ざる雑多さがある。
- ゾンビ映画やジャンル作品のパロディ、細かいネタが刺さる。
- 1冊の中で雰囲気が変わるため、前半と後半で違う楽しみ方ができる。
- 主要キャラ同士の会話や掛け合いを評価する声が目立つ。
こんな人におすすめ
- ゾンビものを、重すぎないラノベ感で読みたい人。
- 学園ラブコメ寄りに振れた異色作を受け入れられる人。
- グロや残酷描写があっても、凄惨さより勢いを楽しめる人。
- キャラの掛け合い、毒舌、天然さを重視する人。
- ジャンルの混線やB級感を面白がれる人。
人を選ぶポイント
- 前作から作風がかなり変わるため、続編としての一貫性を期待すると戸惑いやすい。
- 物語のまとまりや設定の整理が甘く、ちぐはぐに感じやすい。
- キャラの行動原理や背景説明が薄く、共感しにくい場面がある。
- グロや理不尽な死がある一方で、恐怖や重さは控えめ。
- 分冊の影響で1巻単体だと序盤感が強く、物足りなさが残りやすい。
テンポ・読後感
- 序盤は導入中心で、動き出すまでやや薄めに感じられる。
- 中盤以降に学園生活や戦闘が増え、テンポが上がる。
- 全体はシリアスとコメディが行き来する落差のある進行。
- ホラー寄りからほのぼの寄りまで、巻ごとの温度差が大きい。
- 軽快に読めるが、場面ごとのノリの違いで好みが分かれやすい。
キャラクターへの評価
- ユーフロジーヌは臆病さと天然さがありつつ、状況に巻き込まれていく主人公像。
- アルマは毒舌と有能さが受けていて、会話劇の軸になっている。
- 孝晴は熱血や言動の強さが目立ち、好みが分かれやすい。
- 人間側の一部は自己中心的で、モンスター的に見えるほど強い違和感がある。
- 主要2人以外の人物は薄く感じられ、印象が残りにくい。
巻一覧
この巻のあらすじ
ユーフロジーヌお嬢さまと可憐すぎる侍女、わたくしアルマ・Vが百年の眠りから目覚めたのは、日本なる異国の大学構内でした。愚かな学生たちに盗まれた“秘石”を取りもどすため、彼ら全員を抹殺しなくてはなりません。なのにまったくお嬢さまのやる気のなさ、臆病さと来たら……“不死身の怪物”らしく、さっさと人間たちを殺してしまってください! わたくし? わたくしは危険な肉体労働はいたしません。脇役ですし。
この巻のあらすじ
有能すぎる侍女、わたくしアルマ・Vのサポートにもかかわらず、人間たちとの戦いでユーフロジーヌお嬢さまのお体は壊れすぎてしまいました。思いきった改善策が必要です──ぶっちゃけ身体ごと取り替える、とか。盗られた“秘石”はまだ人間たちの手の中ですし、あのセーラー服のスーパー殺人鬼小鳥遊眞子がお嬢さまを見逃してくれるとも思えません。どうせ死なないからと油断していると、殺されてしまいますよ、お嬢さま!
この巻のあらすじ
この非凡すぎる侍女アルマ・Vの活躍のおかげで、ユーフロジーヌお嬢様は“小鳥遊眞子”として新たな人生(死んでますけど)を謳歌しているご様子。でも高校入学初日に殿方と曲り角でドンッ! なんてちょっと青春ラブコメが過ぎるようですね。そんな風にラノベのヒロイン気取りで油断しているから、ゾンビハンター養成学校なんておかしな所に連行されるのですよ!! え? 通報したの? もちろんわたくしですよ、お嬢様。
この巻のあらすじ
忠実すぎる侍女、わたくしアルマ・Vの心配をよそに、ユーフロジーヌお嬢様は本来の目的そっちのけで学園生活を楽しんでばかり。ゾンビのくせに合宿先のお風呂で混浴イベントに遭遇したり、更にはお慕いする殿方と密かに愛を確かめ合ったりと、ますますラノベのヒロインっぷりが板についてきたご様子。ですがお嬢様、お忘れなのですか!? 早く“遺物フランソネット”を探さなくては、お嬢様の永遠の命が失われてしまうのですよっ!!
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