魔法で生み出された銃のミスター・マグナムを語り手に、荒野と魔法が入り混じる世界で、相棒アリスとともに未来の破局を避けようとするマジック・ガンアクション。物語は、最悪の魔女ゾォードによる災厄で相棒を失った直後から始まり、過去へ意識を戻したミスターが少女時代のアリスと再び行動を共にするところから動き出す。予言する者の介入、運命を操ろうとする策謀、仲間との別離を経て、ミスターとアリスは戦争の危機と《闇の主》に向き合う。荒野の銃撃戦と魔女・予言者の対立を軸に、時間のずれを抱えた関係が広がっていく。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
喋る銃ミスター・マグナスとじゃじゃ馬娘アリスのコンビが呪われし魔女の野望を撃ち砕く!
編集部
西部劇+やり直しループもの。意志と人格を備えた魔法のマグナムが過去に戻り、少女時代の主と再会を果たす。彼は運命の筋書きを修正できるのか?
著者情報
この項目をレビュー編集部
茜屋まつりは日本のラノベ作家。本作で電撃文庫からデビューした。代表作は『ブラッドアイズ 北海道絶対防衛戦線』『滅葬のエルフリーデ』など。
受賞歴
この項目をレビュー編集部
第19回電撃小説大賞<大賞>受賞。
編集部
ループ・やり直し要素と西部劇を掛け合わせた新機軸の異世界ファンタジー。アホの子アリスとハードボイルドな魔銃コンビのドタバタ珍道中が楽しい。ミスター・マグナムはアリスの復讐を止められるのか、ドキドキハラハラしながら冒険の行方を見守った。漫画『えとせえとら』や『ブレット・ザ・ウィザード』のガジェットが好きな人にはおすすめ。
作品Q&A
合わない人・注意点は? ストーリー
回答を書く
評価されるポイントは? ストーリー
回答を書く
質問を投稿するにはログインしてください。
質問を投稿
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 意志を持つ銃「ミスター・マグナム」が語り手という異色の設定に、気高さや仲間想いの魅力を感じる。
- 西部劇風の舞台に魔弾や魔法を絡めたガンファイトが、スピード感や臨場感を持って描かれている。
- 銃と少女アリスのボケと突っ込み、相棒ものとしての掛け合いが楽しい・西部劇らしい。
- 世界観に沿ったスラングや独特の言い回し、ジョークの密度が高く、慣れると味わい深い。
- 1巻では新人賞級の完成度や、ファンタジー×西部劇という難易度の高い組み合わせをうまく成立させているという好意的な声も見られる。
こんな人におすすめ
- 西部劇・ガンファイト・相棒ものが好きで、血湧き肉躍る描写とギャグの共存にも抵抗がない読者向き。
- ループや時間軸の絡み、因果の複雑さを楽しめる読者には向くが、堅実な一本線ストーリーを好む人には合わない可能性がある。
- 独特のスラングやルビ振り文字、口語のノリに慣れて読むタイプの読者向けで、初見からサクッと読みたい層にはハードルが高い。
- キャラの掛け合いや「アホだけど真っ直ぐ」なヒロインの魅力を重視する読者には刺さりやすい。
人を選ぶポイント
- 1巻で物語が一区切りついた後の続編化が強引に感じられ、特に「第二の未来」や時間軸の入り混じりで読みづらくなる。
- 詰め込みすぎ・情報過多で、本筋より雰囲気作りやスラングに力が偏り、何が起きているか伝わりにくい。
- キャラの動機や背景の掘り下げが浅く、展開の都合で唐突に動く・ブレる印象を受けるという不満がある。
- ルビ振り文字やアゴンロジの口調が読みづらい、必要以上にキャラや設定が増えて整理されていない。
- 後半に行くほど伏線回収や構成の辻褄が気になる、もう少し巻数を分けた方がよかったのでは。
テンポ・読後感
- 全体的に急展開とバトルが続き、スピード感や爽快さを狙った作風だが、それが本筋を侵食して置いてけぼり感が出る。
- 笑いと殺伐さが同居する「やけくそ感」や西部劇特有のクサさが、好む人には独特の世界観として楽しい。
- 1巻は読みやすく引き込まれる一方、シリーズ後半は後手後手の展開や緊張感の持続で、爽快感や盛り上がりが弱く感じられる。
- 作者の文章や設定に慣れると読みやすくなる。
キャラクターへの評価
- ミスター・マグナムは気高く魅力的で物語の核になりやすいが、銃であるゆえに自ら動けない点や、後半の振る舞いに違和感を覚える読者もいる。
- アリスは負けん気の強いお転婆で銃の腕も一流、ボケ役として可愛く支持される一方、世界を救う動機や空気感の薄さを指摘する意見もある。
- ロッキーは不穏さとヘンさのギャップが好評で、2巻中心の活躍も評価されている。
- 敵側や脇役の中には、必要以上に登場した・後半で存在感が薄れた・動機が見えにくいキャラがいる。
巻一覧
この巻のあらすじ
「……あたしが巡り逢ったのは……最高の銃だったわ」 そう言ってアリスは逝った。わたしの名前はミスター・マグナム。偉大なる魔女によって生み出された魔法の銃だ。最悪の魔女《ゾォード》により引き起こされた災厄で相棒を失ったわたしは、過去の世界で意識を取り戻す。 「アリス?」 「そう。わたし、アリスよ」 サボテンと土煙が支配する荒野、スモーキー&ロックスで出逢ったのは、少女時代の相棒だった。だが、あのアリスとは何かが違う ──。 「ほへー。ミスターって、すっごいんだね」 ──アホだ、アホなのだ! やがて《ライトニング・ワイルド》と呼ばれるはずの少女は、おてんばアホ娘だったのだ……。やれやれ。とはいえわたしは立ち上がる。かつての悲劇を起こさぬよう、新たな未来を切り開くために。
この巻のあらすじ
破滅の未来を回避することに成功したミスター・マグナム。だが、その前に、もう一人の《予言する者》の影が立ちはだかる。 「私は、貴方の運命を操ることが出来る――」 ――《魔犬》スティール。彼が企てた謀略に、アリスたちはなす術もなく翻弄され再び戦争の危機が訪れる――。第19回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作の未来を切り開くマジック・ガンアクション、新展開の第2弾登場!
この巻のあらすじ
好敵手・ロックフェローと交わした約束を果たすべく動くミスター・マグナムとアリスたちは、東洋人の女盗賊、ツバキと合流し謎の存在《闇の主》を追う。それは悲劇の再来と、仲間たちとの別離をもたらした。そして、全ての哀しみに終止符を打つべく、ミスターとアリスは最終決戦の地へと赴く。 「弾丸よ、この世界に愛を教えて――」 未来を切り開くマジック・ガンアクション、緊迫の第3巻登場! 電子特別版には、2013年4月発売の『電撃文庫MAGAZINE Vol.31』掲載短編『アリス・リローデッド ダーカー・カプリチオ』も追加収録!
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
-
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 2 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3
