仕事に追われて心身ともに疲れた日鞠が、北海道の街で薬膳カフェ「おおかみ」と出会い、狼のあやかしの血を引く店長・孝太朗や、店に集う人とあやかしと関わっていく物語。舞台は北海道の街とその周辺で、薬膳を出すカフェを軸に、人とあやかしの縁や距離感が描かれる。中心人物は日鞠と孝太朗で、日常の接客や店の営みの中に、あやかし由来の出来事や関係の変化が入ってくる。シリーズ全体では、店を通じて結ばれる縁と、周囲のあやかし達との関係が少しずつ広がっていく。完結巻では、これまで関わってきた人やあやかしとのつながりを振り返る流れもある。続編は本編の関係を引き継ぎ、同じ店と人物関係を中心に展開する。短編的な要素は確認できない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 北海道の薬膳カフェを舞台に、人とあやかしが自然に交わるやさしい空気がある。
- 日鞠と孝太朗の恋模様が甘く、読後感がほっこりする。
- 豆腐小僧、シマエナガ、狐、狸など、可愛らしいあやかしの存在感が強い。
- 薬膳茶や薬膳料理の描写が食欲と興味をそそる。
- 地元の風景や北広島の描写が、舞台を身近に感じさせる。
こんな人におすすめ
- 疲れた気分をやわらげる、癒し系の物語を求める人。
- あやかしもの、和風ファンタジー、ゆるい恋愛要素が好きな人。
- かわいいマスコット的キャラや、優しい人間関係に弱い人。
- 北海道や北広島の風景を楽しみたい人。
- 薬膳や食べ物の話に興味がある人。
人を選ぶポイント
- 事件性や重厚な展開を強く求めると、やや物足りなく感じやすい。
- 薬膳や料理の説明をもっと詳しく読みたい人には、情報量が少なめに映る。
- 会話中心で短く進むため、文体をじっくり味わいたい人には軽く感じることがある。
- シリーズ後半まで読むと、続きや完結への名残惜しさが残りやすい。
テンポ・読後感
- 全体にゆるやかで、安心して読めるほっこりした進行。
- 甘さと癒しが前面に出ていて、キュンとする場面が要所で入る。
- あやかし同士や人との関係が少しずつほどけていく温度感。
- 重さよりも温かさが勝つため、読後はやわらかい余韻が残る。
キャラクターへの評価
- 日鞠は頑張り屋で優しく、あやかしにも人にもまっすぐ向き合う。
- 孝太朗は魅力が強く、恋人としての甘さや尊さが印象に残る。
- 類と有栖は、関係の進展や掛け合いが好評で存在感が大きい。
- 豆腐小僧やシマエナガなど、脇役の可愛さが作品の癒しを支えている。
- 狼、狐、狸などのあやかしが嫌味なく描かれ、安心感につながっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
身も心もくたくたになるまで、仕事に明け暮れてきた日鞠。ある日ついに退職を決意し、亡き祖母との思い出の街を探すべく、北海道を訪れた。ふと懐かしさを感じ、途中下車した街で、日鞠は不思議な魅力を持つ男性・孝太朗と出会う。薬膳カフェを営んでいる彼は、なんと狼のあやかしの血を引いているという。思いがけず孝太朗の秘密を知った日鞠は、彼とともにカフェで働くこととなりーー疲れた心がホッとほぐれる、ゆる恋あやかしファンタジー!
この巻のあらすじ
アルファポリス第3回キャラ文芸大賞特別賞受賞作、待望の続編! 人とあやかしをもてなす薬膳カフェで働く日鞠。あやかしの血を引く店長・孝太朗と想いを通わせた彼女は、幸せな日々を送っていた。しかし、そんな彼らのもとにある人物からの手紙が届く。その内容に従い、街外れの森を訪れた日鞠たちは、そこで縁切り橋に棲むあやかし・凛姫に出会う。何やら日鞠に恨みがある様子の彼女は、日鞠と孝太朗の縁の糸を切ってしまい──疲れた心がホッとほぐれる、ゆる恋あやかしファンタジー、再び!
この巻のあらすじ
アルファポリス第3回キャラ文芸大賞特別賞受賞作、ついに完結! 薬膳カフェ「おおかみ」に日鞠がやってきてから一年。彼女は、狼のあやかしの血を引く恋人・孝太朗や、狐のあやかしの血を引く店員・類を筆頭に、様々な人やあやかしと縁を繋いできた。そんな出逢いの奇跡に感謝を込めて、日鞠はあやかしの隠し神社でのお花見を計画する。そんな中、界隈のあやかし達の間ではある論争が巻き起こりーー
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