地方公務員の志帆をはじめ、職場で抱えた不満や圧力が行き着く先を描く短編連作。夢を抱いて就職したものの、病弱な同僚の仕事を押し付けられ、朝7時前の登庁から深夜残業まで続く日々の中で、あるクレームをきっかけに感情が限界へ近づいていく。表題作では同僚への思いが物語の起点となり、ほかに自己愛が高まった人物の行動、新人社員が見た夢、縁切り神社のルーツをたどる話を収録。職場の摩擦、陰口、いじめ、神社に結びつく因縁を、独立した四つの話で組み立てた一冊。

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    地方公務員や会社員の職場事情、社内いじめ、因縁話、縁切り神社を扱う短編に関心がある人。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 職場の理不尽さや人間関係のねじれを、ブラックユーモアとホラー感で切り取っている。
  • 仕事を押し付ける同僚、派遣と社員の認識のズレ、噂話や陰口など、身近な嫌さが強い。
  • 章ごとに視点や空気が変わり、叙述の食い違いでゾワッとさせる構成が効いている。
  • 縁切り神社のモチーフがシリーズらしさを出していて、因果応報の味わいがある。
  • 露骨なグロさや拷問描写もあり、後味の悪さとスカッと感が同居している。

こんな人におすすめ

  • 職場のストレスや人間関係のモヤモヤを、ブラック寄りの物語で読みたい人。
  • 因果応報やざまぁ系の展開が好きな人。
  • 叙述のズレや視点の違いを楽しみたい人。
  • 軽いホラーより、じわじわ不穏になる話が好みの人。
  • シリーズものとして前作の空気感を引き継ぐ作品を追っている人。

人を選ぶポイント

  • 仕事の愚痴や職場いじめ、陰湿な人間関係がかなり濃い。
  • 拷問やグロテスクな描写があり、苦手だと読み飛ばしたくなる場面がある。
  • すっきり割り切れる終わり方ではなく、苦さやしこりが残る。
  • 人物の言動が支離滅裂に見える場面があり、読後に不穏さが残る。
  • 1話ごとの後味が重めで、気楽な読書向きではない。

テンポ・読後感

  • 短編連作でテンポは軽めだが、内容はどんどん重くなる。
  • 会話や視点の切り替えで読みやすい一方、空気は終始どす黒い。
  • じわじわ不快感を積み上げて、最後に冷たさやゾワッと感を残す。
  • スカッとする瞬間はあるが、爽快一辺倒ではなく苦味が強い。
  • ホラー寄りの緊張感と、職場風刺の皮肉が同時に走る。

キャラクターへの評価

  • 仕事をしない、責任を押し付ける同僚像が強烈で、身近な害悪として印象に残る。
  • 派遣・社員・上司など、立場ごとの見え方の違いが人物像を複雑にしている。
  • 自己愛が強い人、話が通じない人、陰で動く人の怖さが際立つ。
  • 主人公側も追い詰められていくため、共感と息苦しさが同時にある。
  • 縁切り神社まわりの人物は、正体や背景が気になる不穏さを持っている。

巻一覧

会社の裏に同僚埋めてくるけど何か質問ある?
2021年4月 ISBN 9784086803762
この巻のあらすじ

死ななくていい、消えてくれ。 シリーズどこから読んでも面白い! 限界突破の社会派ブラック小説第3弾!!

夢を抱いて地方公務員になった志帆。 しかし現実は病弱な同僚の仕事を押し付けられ、朝7時前に登庁、夜は深夜まで残業三昧の日々を送っていた。 ところが、あるクレームをきっかけに、志帆は同僚に消えて欲しいと願うようになりーー。 仕事をしないことに全力で、ミスのフォローは周囲の役目、精を出すのは噂話と陰口。 そんな同僚が辿った末路とは? 表題作「会社の裏に同僚埋めてくるけど何か質問ある?」 高まる自己愛が滅ぼしたのは……「あたしの幸せな生活」 社内いじめに耐えかねた新人社員が見た「夢」 縁切り神社のルーツに迫る「とある縁切り神社にて」 衝撃の全四編を収録。

昨日の敵は今日の仇(あだ)、神様どうか鉄槌をーー!!

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